取得できる資格

英米文学科では、所定の科目の単位数を修得すれば、以下の資格を取得することができます。
高等学校教諭一種免許状(英語)
中学校教諭一種免許状(英語)
中学校・高等学校の教員をめざす学生が教員免許状を取得できるよう、教職課程が編成されています。

学校図書館司書教諭

学校教育の充実を目的とした学校図書館の専門職の資格で、街の図書館の司書とは異なります。

博物館学芸員

本学では、人文系分野を専門領域とする学芸員養成のため、博物館学講座が開講されています。国家資格です。
社会福祉主事 社会福祉の行政機関において保護や援助を必要とする人びとのために助言・指導を行う専門職で、任用資格です。

社会教育主事

都道府県および市町村における社会教育の現場で、助言・指導を行う専門職で、国家資格です。

卒業後の進路

英米文学科の卒業生には、一般企業への就職のほか、教員を含む公務員、また大学院への進学など、さまざまな進路が開かれています。

主な就職先

/日本航空/全日本空輸 /大韓航空/ANAエアポートサービス/JR西日本/東京メトロ/エイチ・アイ・エス/JTBガイレック/JTB国内旅行企画/住友林業/ゼリア新薬工業/レナウン/スポーツニッポン新聞社/芸文社/AOKI/ニトリ/京急百貨店/三越伊勢丹/青山商事/ジャックス/みずほフィナンシャルグループ/三井住友銀行/三菱UFJモルガン・スタンレー証券/常陽銀行/清水銀行/足利銀行/第一生命保険/日本郵政グループ/日本生命保険/明治安田生命保険/野村證券/ANAインターコンチネンタルホテル東京/マンダリン・オリエンタル東京/ロイヤルパークホテル/東急ホテルズ/法務省東京入国管理局/志木市役所/千葉市役所/小平市役所/警視庁/教員など

就職先の業種別グラフ

就職先の業種別グラフ

卒業生からのメッセージ

川崎浩太郎ゼミ 2018年度卒業生
川崎浩太郎ゼミ 2018年度卒業

私は千葉県教員採用試験に合格し、2019年4月から千葉県の中学英語教員になりました。卒論では『アメリカ社会におけるヒップホップの存在』というタイトルでアメリカ社会に黒人文化と結びつきの強いヒップホップがどのようにして文化として認められたか曲のリリックや服装などの変化を用いて考察し、より背景知識、自分自身の考えをまとめることができました。川崎ゼミではゼミ内で英語のプレゼンテーションなどがあるため、人前で話す力、アクティブボキャブラリーの育成にも繋がりました。以上のように大学生活の全ての経験が教員採用試験では活かされました。戸田祐朔

 私は茨城県教員採用試験に合格し、この春から県立高校の英語教員として教壇に立ちます。卒業論文では「アフリカ系アメリカ人」について取り上げ、根深い人種問題について考察しました。ゼミ内では、ディベートやプレゼンをする機会が多くあったため、自分の意見を相手に伝えるという経験を教員採用試験や模擬授業にも生かせたと思っています。私は、大学内で様々な先生方や友達に協力してもらい、面接や集団討論、模擬授業の練習を何度も行い、採用試験直前まで対策を行いました。大学四年間あらゆる経験をすることが、将来の夢に繋がります。そして、一生の財産になります。限られた時間を大切にし、充実した大学生活を送ってください。 荒川由貴

モート、セーラゼミ 2012年度卒業 日向春菜
モート、セーラゼミ 2012年度卒業 日向春菜

○駒澤大学で学んだこと
駒澤大学の英米文学科では四年間を通して主に文学について学んできました。特にセーラ先生のゼミに入ってからの2年間は西洋美術と文化についても学んでいき、美術館に行って実物から何かを感じ取ったり吸収したりと、より濃密な時間を過ごさせて頂きました。全てが時代や歴史に影響されて文学、文化、美術作品が生まれてくるという事を、あらゆる分野から学んでいくことで一つの大きな塊として学ぶことができました。それはとても興味深く、より一層様々な作品から多くの事を知っていきたいという意欲に繋がりましたし、ゼミでみて感じできた多くの作品は私自身にとってとても良い刺激になりました。

○今の仕事と英語力がどう今の仕事に生かされているか
現在は幼い頃からの夢であった客室乗務員として航空会社で働いています。今は1年目なので国内線の勤務だけですが、2年目から国際線の乗務資格をとり、両方の路線で仕事をさせて頂く事になります。国内線でも海外からのお客様とお会いする機会はあるので、英語力は必要不可欠で、安全に対する説明もわかりやすいスマートな英語力でご説明しなければなりません。大学時代、セーラ先生のゼミでは全て英語で授業が行われていたので、そう言った意味で今の仕事に大学時代の英語力が活かされていると感じております。まだまだ足りないところや未熟なところばかりですが、より高い英語力で接客して行けるように日々勉強しております。

逢見明久ゼミ 2009年度卒業、2011年度大学院修士課程修了(佐藤真二指導) 塙幸志郎
逢見明久ゼミ 2009年度卒業、2011年度大学院修士課程修了(佐藤真二指導) 塙幸志郎

 私は現在、東海村立東海中学校の英語教員として勤務しています。教員としては,まだまだ経験不足で、子ども達や先輩教員から学びながら過ごしています。そんな私ですが、英米文学科で学んだことが今の自分を支えているのだと感じています。 「教師は授業で勝負」という言葉があります。私が授業で勝負するためには、英語の専門家でなければなりません。その専門性を、英米文学科で学ぶことができました。子ども達からの「どうして」、「もっと知りたい」という声に、大学や大学院の授業で学んだことが現場で役に立っています。また、大学や大学院には同じ志を持った仲間や、それをサポートしてくださる先生が多くいました。特に、模擬授業が体験できる授業では、自分では思いつかないようなアイデアを仲間の模擬授業から学ぶことができました。そのアイデアのいくつかは、授業を組み立てるときに今でも役立っています。
このように、今の私の授業スタイルや教育観の基盤が、英米文学科の授業にあると思っています。英米文学科で学ぶみなさん、頑張ってください。
(就職先「茨城県那珂郡東海村立東海中学校」)

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