![『地形環境史研究:地理学と考古学・歴史学の接点』](/plus/assets_c/2024/04/20240404ono00-thumb-80x80-56785.jpg)
DATE:2023.06.07教員新刊紹介
『テロルの女たち 日本近代文学における政治とジェンダー』
文学部国文学科の 倉田 容子 教授の新刊が出版されました。
タイトル:テロルの女たち 日本近代文学における政治とジェンダー
花鳥社 ¥3,600(税別)
女性と政治を隔てているものとは何か?共同体に滅亡をもたらす者、革命家として憲兵の刃に倒れる者、産まれたばかりの我が子を手にかける者......死と暴力にまみれ、恐怖(テロル)の相貌を帯びた女性たちはなぜ描かれたのか。19、20世紀を生きた作家たち、宮崎夢柳・福田英子・平林たい子・三枝和子の諸作品から、今なお根強く残るジェンダー秩序と、女性表象や女性解放をめぐる問題に鋭く切り込む。