
DATE:2025.04.04教員新刊紹介
『市民的コモンズとは何か:理論と実践者との対話』
文学部社会学科の 李 妍焱 教授の新刊が出版されました。
タイトル:市民的コモンズとは何か:理論と実践者との対話
ミネルヴァ書房 ¥3,500(税別)
21世紀は、市民の時代になると期待されたが、 今日、その期待はすっかりしぼんだように見 える。他方では、NPOなどの既存のカテゴリー では語りきれない地域プロジェクトが、日本各地で活き活きと脈打っている。これらの市民的実践には、新たな言語化が必要である。本書では、市民的実践を捉える新たなレンズとして、これまでの伝統の蓄積を有しつつも、最先端の発想と仕組みを示唆する「市民的コモンズ」の概念を提案する。市民社会の次なるステージを描くための言葉として、理論的考察と実践者の語りから丁寧に概念構築を行う。
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