2007.04.11更新
わたしの健康法
 
呼吸法
健康と若返りを実現するための呼吸法を始めてみませんか?
呼吸法には身体に必要な酸素を取りこむための手段だけでなく、心身をコントロールする、非常に重要な役割を果たしております。対人関係でのイライラ、感情的になったり、物事における不安やストレスを抱えているとき、自分の呼吸の仕方に集中してみてください。時に短く、浅い呼吸になっていませんか?
 この時の身体状態は、肺のなかに残存した素の空気が体外から排出されずに残ったままになり、血液中の酸素の交換や脳神経にも新鮮な酸素が行き届いておらず、心身に悪影響を及ぼしている状態です。腹式呼吸による「深い呼吸」を心懸けることで、新鮮な酸素が体内に循環し、内臓の働きもこれに伴い活発化になり、同時に身体の免疫力を高めていきます。また、頭脳自体も明晰になり、心を心底から安定させ、心身ともに健康な状態を維持することができます。さらに、この波及効果としてはダイエットにも大いなる期待を持つことができましょう。
 身心を安定させていくことで、ストレスによる「暴飲暴食=やけ食い」などもなくなっていきます。また、内臓の消化力を高めてくれますので、なかなか日常のダイエットの成果が表れない人にもお勧めでしょう。
1日5分間(できれば朝と晩5分間ずつでも)行うことによって、あなたの心と身の隅々がまでが癒されることを期待します。
 
姿勢
 真っ直ぐに心地よく、リラックスして左右対称に、バランスがとれているようにします。
真っ直ぐな姿勢は呼吸を容易にし、呼吸の通りがよくなれば身体は自然とリラックスしてきます。仰向けに寝ても、座っても、立っていても構いません。まずは身体の緊張感をほぐしていきます。目を閉じゆくっりと呼吸(腹式呼吸)を始めていきましょう。
 
腹式呼吸の仕方
 @息を吸う
  鼻から静かにゆっくり息を吸い込みます。新鮮な空気を体内に取り入れると思いながら、臍の下三寸(丹田)に空気を送り込むようにしてお腹を膨らませます。このとき、肩の力は抜いて、肩が上がらないように気をつけましょう。吸うときの音 →(海辺で波の音を聞きながら、風とともに流れてくる爽やかな空気を吸っています) 
 A息を止める
  吸い込んだ息を止めて、身体中を「新鮮な空気」がめぐていく状態をイメージします。止めるときの音 →(高い音が四回鳴り響く間、静止します) 
 B息を吐く
  身体のなかにたまった「古くて悪い気」が出て行く感覚で、ゆっくりと鼻と口から静かに吐ききり、丹田を次第にへっこませていきます。 吐くときの音 → (上昇して行くハープの音のように、お腹から鼻の外へ吐き出していきます)