授業概要 |
仏教などインド起源の宗教・哲学や文化・歴史を本格的に学ぶために不可欠の語学であるサンスクリット語の入門。 |
到達目標(ねらい) |
ローマ字表記によるサンスクリット語の発音・読み書きが出来る。文法書と辞典の活用が出来る。連声を理解し、基本的なサンスクリット文を同定し和訳出来ることを到達目標とする。 |
授業スケジュール |
定評ある下記の初等文法書に沿って、サンスクリット語の特徴・概要を知ると共に、適宜練習問題などをふんだんに実習して、サンスクリット文解読のための実際的・基礎的な力を養う。
◎サンスクリットとは?(1〜3回)
◎サンスクリット文法の概容(4〜10回)
文字・音論・曲用・活用などの基礎的文法事項を学ぶ
◎サンスクリット文法の実践的学習(11〜20回)
短文からなる練習問題を用いてサンスクリット文法の理解に徹する
◎サンスクリット文法知識の実際的活用(20〜30回)
『ヒトーパデーシャ』などの物語からの撰文を用いて実際的な知識を習得する |
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履修上の留意点等 |
予習・復習を怠らず、常に主体的・積極的に授業に参加することが望ましい。 |
成績評価の方法 |
80 % |
試験 |
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レポート |
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小テスト |
20 % |
平常点 |
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教科書/テキスト |
J・ゴンダ著『サンスクリット語初等文法』(春秋社) |
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参考書
図書館蔵書検索
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辻直四郎著『サンスクリット文法』(岩波書店)
吹田隆道編著『実習サンスクリット文法——荻原雲来『実習梵語学』新訂版』(春秋社) |
学生による授業アンケート結果等による授業内容・方法の改善について |
コミュニケーションを担うサンスクリット文についての意識を明確に保持し、その文を構成する単語に的確に切り分け、正しく同定を行う。そうした作業を基礎とするサンスクリット文の解読法(和訳作業)を、可能な限り、多くの実例を用いて指導する。 |
関連リンク |
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実務経験がある教員による授業科目 |
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アクティブラーニング型の授業科目 |
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