駒澤大学 シラバス照会

 履修コード/科目名称  141161 / マーケティング・サイエンスB
 開講年度・期  2020年 後期  開講曜日・時限  火曜日 5時限
 単位数  2
 付記  ◎予
 主担当教員氏名(カナ)  若山 大樹(ワカヤマ ダイキ)
 副担当教員氏名(カナ)  
 授業概要  本講義の目的は、マーケティング活動諸問題への科学的アプローチについて、その考え方と方法論を習得することである。そのため、マーケティング・サイエンスBでは、前期科目「マーケティング・サイエンスA」の知識を前提に、人々や消費者の行動や意識、マーケティングにおける戦略的側面(STP)や製品・サービスのデザインや価格、流通、プロモーションといったマーケティングの戦術的側面を議論する上で用いられるデータ分析手法を学び、客観的な視点や統計学的観点、そしてマネジリアルな観点から議論するための素養を身につける。
 到達目標(ねらい) 本講義の主な到達目標は、商品やサービス、そして消費者等の「違い(差)」を客観的に把握し、統計的同質性あるいは統計的異質性の観点から、様々なマーケティング関連現象を議論するための方法を習得することである。そして、なぜ「特定のマーケティング活動」が効果的であるといえるのか、データと分析方法から、どのようにそれを確かめればよいのか、について学ぶ。
 授業スケジュール
第 1 回
授業の計画・内容 マーケティング戦術に対する科学的アプローチ
(+データの尺度と統計的方法に関する前期の復習)
準備学習
(予習・復習等)
前期資料復習 60分
第 2 回
授業の計画・内容 データの入手と測定
準備学習
(予習・復習等)
データ入力課題 60分
第 3 回
授業の計画・内容 マーケット(市場、消費者)の同質性を論じるための科学的方法
準備学習
(予習・復習等)
データ入力課題 60分
第 4 回
授業の計画・内容 マーケット(市場、消費者)の異質性を論じるための科学的方法
(仮説と検定)
準備学習
(予習・復習等)
データ分析課題 60分
第 5 回
授業の計画・内容 マーケットの構造を論じるための科学的方法
準備学習
(予習・復習等)
データ分析課題 60分
第 6 回
授業の計画・内容 購買要因間の関連性を論じるための科学的方法
準備学習
(予習・復習等)
データ分析課題 60分
第 7 回
授業の計画・内容 購買要因間の関連性を論じるための科学的方法
準備学習
(予習・復習等)
講義内容の復習とデータ分析課題 60分
第 8 回
授業の計画・内容 マーケティング諸活動の効果測定及び市場反応の予測方法
準備学習
(予習・復習等)
講義内容の復習とデータ分析課題 60分
第 9 回
授業の計画・内容 マーケティング諸活動の効果測定及び市場反応の予測方法
準備学習
(予習・復習等)
講義内容の復習とデータ分析課題 60分
第 10 回
授業の計画・内容 マーケティング諸活動の効果測定及び市場反応の予測方法
準備学習
(予習・復習等)
講義内容の復習とデータ分析課題 60分
第 11 回
授業の計画・内容 マーケティング戦略における多変量解析の適用
準備学習
(予習・復習等)
講義内容の復習とデータ分析課題 60分
第 12 回
授業の計画・内容 マーケティング戦略における多変量解析の適用
準備学習
(予習・復習等)
講義内容の復習とデータ分析課題 60分
第 13 回
授業の計画・内容 マーケティング戦略における多変量解析の適用
準備学習
(予習・復習等)
データ分析課題 60分
第 14 回
授業の計画・内容 マーケティングにおける集計データの分析法
準備学習
(予習・復習等)
データ分析課題 60分
第 15 回
授業の計画・内容 まとめ
準備学習
(予習・復習等)
レポート作成 60分
 履修上の留意点等 1. PC教場で統計ソフトSPSSを使用して毎回の出席を前提に授業を進める。そのため、就職活動や部活動等で休みがちな学生や、遅刻・欠席の多い学生には不向きな授業科目である。
2. 過去、休まずに真面目に取り組んだ学生で授業内容を理解できなかった学生は極めて少ない。
3. 配布資料の準備、座席等の様々な制約を考慮して、初回授業時に受講希望の申し出の無かった人や履修していない人は授業の妨げになるので退出していただいている。
4.授業内課題では質問を受け付けるが、質問しなくても良いように、説明の時間によく聞くようにしてください。
5. マーケティング・サイエンスAを履修済であることが望ましい。また、マーケティング関連科目、統計学関連科目、心理学関連科目等に関心があるか、あるいは履修していることが望ましい。
6. 課題(ほぼ毎回)が多いので、各自課題の提出状況をメール添付により提出するなどして記録しておくようにしてください。
 成績評価の方法
25 % 試験
レポート
小テスト
25 % 平常点
50 %
課題



1.ほぼ毎回の課題提出状況(50%)と課題に取り組む姿勢・平常点(25%)、期末試験(25%)により総合的に評価する。
2.課題は授業内に途中であっても提出すること(平常点に加算)。その際完成版は後日受け付ける。期日を過ぎてまとめて提出された課題には平常点が付かないので、評価が下がる傾向にある。
3.今年度は試験を予定している。レポートに切り替える場合は授業中にお知らせする。
 教科書/テキスト
 必要に応じて配布あるいは、授業中に指示する。
 参考書
 図書館蔵書検索 図書館蔵書検索
 必要に応じて配布あるいは、授業中に指示する。
 学生による授業アンケート結果等による授業内容・方法の改善について 配付資料が多く、わかりにくいという指摘があるので授業中に疑問点が解決するように質問の時間を適宜増やすようにしたい。また、配布資料の配布計画や次回授業内容といった事前の予告などもなるべく行いたい。
 関連リンク
 実務経験がある教員による授業科目
 アクティブラーニング型の授業科目