駒澤大学 シラバス照会

 履修コード/科目名称  231111 / 日本語Ⅳa 231112 / 日本語Ⅳa
 開講年度・期  2020年 前期  開講曜日・時限  火曜日 3時限
 単位数  1
 付記  ◎予
 主担当教員氏名(カナ)  鈴木 美希(スズキ ミキ)
 副担当教員氏名(カナ)  
 授業概要 「クラスメートと学ぶ、書き言葉と自己表現」
 現在・過去・未来の自分について、書いたり話したりする。自己PR文、エッセイ、インタビュー記事、学習計画書を書きながら自分を振り返り、今後の大学生活の過ごし方を考える。また、自分の書いたものが読み手にどのように伝わったか知るために、書いたものをクラス内で交換して読み合う。そのため、この授業は講義形式で行うが、グループワークやディスカッションを実施する。
 大学でレポートなどを書くときに必要となる、書き言葉(「です・ます体」と「だ・である体」、「くだけた話し言葉・書き言葉」と「改まった書き言葉」の使い分け等)の練習もする。
 本科目は書くことを中心に、総合的な日本語力を高めることを目的とする。
◆書いたものを交換して読むため、提出物の締め切りを必ず守ること。書くスピードには個人差があるため、自分の日本語力に応じてきちんと準備しておくこと。
◆学生同士で協力し合う姿勢、日本語による活発な情報交換・意見交換が求められる。
 到達目標(ねらい)  本科目は、総合教育研究部の教育課程の編成方針「外国語の確かな運用能力を涵養し、異文化に対する理解力と対応力を高め、国際的な交流と共生に貢献できる力を養成する」に深く関連している。到達目標は、次の3点であるく。
・読み手を意識した、わかりやすい文章が書ける。
・書き言葉を適切に使うことができる。
・レポートを書くことができる。
 授業スケジュール
第 1 回
授業の計画・内容 ・授業ガイダンス
・大学で必要な書き言葉について知る
準備学習
(予習・復習等)
・配布資料による復習
・自己PR文を書く準備
90分
第 2 回
授業の計画・内容 自己PR文を書く
準備学習
(予習・復習等)
授業内で課題を提示 90分
第 3 回
授業の計画・内容 自己PR文の交換活動
準備学習
(予習・復習等)
自己PR文と交換活動の振り返り 90分
第 4 回
授業の計画・内容 書き言葉(1) 
・「です・ます体」と「だ・である体」
・連用中止形
準備学習
(予習・復習等)
配布資料による復習 90分
第 5 回
授業の計画・内容 エッセイを書く
準備学習
(予習・復習等)
エッセイの完成 90分
第 6 回
授業の計画・内容 エッセイの交換活動
準備学習
(予習・復習等)
エッセイの振り返りと交換活動 90分
第 7 回
授業の計画・内容 書き言葉(2)
・名詞
・動詞
準備学習
(予習・復習等)
配布資料による復習 90分
第 8 回
授業の計画・内容 インタビュー記事を書く
準備学習
(予習・復習等)
インタビュー記事の完成 90分
第 9 回
授業の計画・内容 インタビュー記事の交換活動
準備学習
(予習・復習等)
インタビュー記事と交換活動の振り返り 90分
第 10 回
授業の計画・内容 書き言葉(3)
・副詞
・接続詞
準備学習
(予習・復習等)
配布資料による復習 90分
第 11 回
授業の計画・内容 学習計画書(1)
・レポートの構成
・引用
準備学習
(予習・復習等)
アウトラインを書く 90分
第 12 回
授業の計画・内容 学習計画書(2)
・アウトラインを説明する
・学習計画書(第1稿)を書く
準備学習
(予習・復習等)
学習計画書(第1稿)を最後まで書く 90分
第 13 回
授業の計画・内容 学習計画書(3)
・校正する
準備学習
(予習・復習等)
学習計画書を書き直し、完成させる 90分
第 14 回
授業の計画・内容 学習計画書(4)
・交換活動
準備学習
(予習・復習等)
学習計画書と交換活動の振り返り 90分
第 15 回
授業の計画・内容 これまで学習したことのまとめ
準備学習
(予習・復習等)
これまでの配布資料の復習 90分
 履修上の留意点等 ◆必ず初回の授業に出席し、授業内容と授業の進め方を理解した上で履修登録すること。
◆4回以上欠席した場合、評価の対象とならない。遅刻2回で1回欠席とする。
◆提出物が締め切りに遅れると、授業中のペアワークやグループワークができなくなるため、提出期限を厳守すること。
◆欠席した場合は、YeStudyを見て締め切り日までに課題を提出すること。

授業内容への質問は授業中にしてください。質問や課題へのフィードバックは授業中に行います。また、相談したいことがある場合は授業終了後または、msuzuki@komazawa-u.ac.jpにメールをください。
 成績評価の方法
20 % 試験
レポート
小テスト
30 % 平常点
50 %
作品(自己PR文、エッセイ、インタビュー記事、学習計画書)



・平常点とは、クラスメートの書いた作品を読んでコメントを書くなど、授業中の課題のことである。
・4つの作品を含む提出物は、授業活動に必要となるもののため、締切日が守られたかどうかも評価の対象となる。
 教科書/テキスト
プリント教材を配布する。
 参考書
 図書館蔵書検索 図書館蔵書検索
 学生による授業アンケート結果等による授業内容・方法の改善について 学生による授業アンケートの結果を踏まえ、今後の授業の進め方について口頭でフィードバックする。
 関連リンク 本授業で書く4つの作品(自己PR文、エッセイ、インタビュー記事、学習計画書)の提出については、YeStudyに情報をアップロードするので、各自登録しておくこと。
 実務経験がある教員による授業科目
 アクティブラーニング型の授業科目 グループワーク、ディスカッションをする。