駒澤大学 シラバス照会

 履修コード/科目名称  231511 / 日本語Ⅵa 231512 / 日本語Ⅵa
 開講年度・期  2020年 前期  開講曜日・時限  木曜日 2時限
 単位数  1
 付記  ◎予
 主担当教員氏名(カナ)  鈴木 美希(スズキ ミキ)
 副担当教員氏名(カナ)  
 授業概要  「読んで発表する」
 専門的な内容の新書を読む基礎力をつけることを目的に、一般向けに書かれた新書の一部を読む。第5回授業までで文章を正確に早く読むための技術を学んだ後、はじめは1節(2ページ程度)、次は数節と徐々に読む量を増やし、最後は1~2つの章を分担して読む。読んだ内容をまとめる→発表する→議論する→考えたことを書く、という一連の流れを通じて、総合的な日本語力を高めるとともに、大学生活に必要な情報の収集・整理・伝達のスキルを身につけることを目的とする。
 本科目は毎回のテーマに沿った演習を行う。グループワークやディスカッションで読んだ内容に対する理解を深め、活動の成果として発表を行う。
◆学生同士で協力し合う姿勢、日本語による活発な情報交換・意見交換が求められる。
◆読むスピードには個人差があるため、自分の日本語力に応じてきちんと準備学習をし、復習もすること。
 到達目標(ねらい)  本科目は、総合教育研究部の教育課程の編成方針「外国語の確かな運用能力を涵養し、異文化に対する理解力と対応力を高め、国際的な交流と共生に貢献できる力を養成する」に深く関連している。到達目標は、次の3点である。
・一般向けに書かれた新書を読んで、内容が理解できる。
・要点をまとめた配布資料(レジュメ)を作成し、読んだ内容を説明できる。
・読んだ内容に関連する、自分の経験や意見を述べることができる。
 授業スケジュール
第 1 回
授業の計画・内容 ・授業ガイダンス
・読書経験を振り返る
・本の種類について学ぶ
・読む力のレベルチェック
準備学習
(予習・復習等)
授業内で課題を提示 90分
第 2 回
授業の計画・内容 ・指示詞や省略されている情報に注意しながら、文章を理解する
・WEBで読める素材や読むときに便利なツールを知る
準備学習
(予習・復習等)
授業内で課題を提示 90分
第 3 回
授業の計画・内容 キーワードを見つけ、文章の内容を素早く理解する
準備学習
(予習・復習等)
授業内で課題を提示 90分
第 4 回
授業の計画・内容 筆者の意見を読み取る
準備学習
(予習・復習等)
授業内で課題を提示 90分
第 5 回
授業の計画・内容 キーワードをパラフレーズする
準備学習
(予習・復習等)
授業内で課題を提示 90分
第 6 回
授業の計画・内容 「青空文庫」の中から選んで読んだ本を紹介する
準備学習
(予習・復習等)
授業内で課題を提示 90分
第 7 回
授業の計画・内容 レジュメの作り方を学ぶ
準備学習
(予習・復習等)
授業内で課題を提示 90分
第 8 回
授業の計画・内容 情報交換①
(異なる文章を読んだ学生同士がペアとなり、キーワードを中心として読んだ内容を紹介する)
準備学習
(予習・復習等)
授業内で課題を提示 90分
第 9 回
授業の計画・内容 レジュメを作成する
準備学習
(予習・復習等)
授業内で課題を提示 90分
第 10 回
授業の計画・内容 情報交換②
(異なる文章を読んだ学生同士がペアとなり、文章の構成を意識して読んだ内容を紹介する)
準備学習
(予習・復習等)
授業内で課題を提示 90分
第 11 回
授業の計画・内容 分担して読む①
(読む分担を決める。文章を読み、レジュメを作成する)
準備学習
(予習・復習等)
授業内で課題を提示 90分
第 12 回
授業の計画・内容 分担して読む②
(読んだ内容をパラフレーズしたり、関連する自分の経験を加えたりしながら、わかりやすく説明する)
準備学習
(予習・復習等)
発表の練習 90分
第 13 回
授業の計画・内容 レジュメを使用した発表(1)
準備学習
(予習・復習等)
授業内で課題を提示 90分
第 14 回
授業の計画・内容 レジュメを使用した発表(2)
準備学習
(予習・復習等)
授業内で課題を提示 90分
第 15 回
授業の計画・内容 これまでの学習のまとめ
準備学習
(予習・復習等)
これまでの配布資料をよく読んで復習する 90分
 履修上の留意点等 ◆必ず最初の授業に出席し、授業内容および授業の進め方を理解した上で履修登録すること。
◆4回以上欠席した場合、評価の対象とならない。遅刻2回で1回欠席とみなす。

授業内容への質問は授業中にしてください。質問や課題へのフィードバックは授業中に行います。また、相談したいことがある場合は授業終了後または、msuzuki@komazawa-u.ac.jpにメールをください。
 成績評価の方法
50 % 試験
レポート
小テスト
平常点
20 %
レジュメを使った発表
30 %
授業中の課題



 教科書/テキスト
新書の一部抜粋
 参考書
 図書館蔵書検索 図書館蔵書検索
 学生による授業アンケート結果等による授業内容・方法の改善について 学生による授業アンケートの結果を踏まえ、今後の授業の進め方について口頭でフィードバックする。
 関連リンク 青空文庫 https://www.aozora.gr.jp/
(著作権フリーの文学作品などを読むことができる。芥川龍之介など著名な作家の作品も読める。)
 実務経験がある教員による授業科目
 アクティブラーニング型の授業科目 グループワーク、ディスカッション、レジュメを使った発表をする。