駒澤大学 シラバス照会

 履修コード/科目名称  268401 / ドイツ語ⅡBa
 開講年度・期  2020年 前期  開講曜日・時限  月曜日 4時限
 単位数  1
 付記  
 主担当教員氏名(カナ)  會田 素子(アイダ モトコ)
 副担当教員氏名(カナ)  
 授業概要  ドイツ語の初級文法を習得した履修者を対象とした授業です。初級文法の復習から、中級ドイツ語の文章を読むために必要とされる分詞を用いた冠飾句などの文法を学習します。また、それらを活用しつつ、長文を読解し、その内容理解を中心として授業を進めます。
 使用する教科書に掲載されているテキストのテーマは、ドイツやドイツ語圏の社会や文化、歴史に関するものです。授業は演習形式でおこないます。テキストは次第に難易度が高くなりますが、精読することによってドイツ語の発音から読み、書きなどの訓練を致します。
 到達目標(ねらい)  ドイツ語の長文を読解する際には中級の文法知識も必要となります。中級文法を習得し、さらに長文を読解する能力を身に着けることによって、ドイツ語技能検定試験の3級から2級合格程度の実力に到達することを目標とします。
 また、ドイツ語圏の社会や文化に関するテキストの精読を通じて、外国語の確かな運用能力を涵養し、異文化に対する理解力と対応力を高め、国際的な交流と共生に貢献できる力を養成します。さらには異文化理解を通じて、自らの所属する文化の再認識も目指します。
 授業スケジュール
第 1 回
授業の計画・内容 ガイダンス:授業説明/評価に関して/使用教科書などについて
準備学習
(予習・復習等)
シラバスの内容確認と使用教科書の準備 60分
第 2 回
授業の計画・内容 中級文法への導入/長文の読み方
準備学習
(予習・復習等)
配布資料による予習と復習 60分
第 3 回
授業の計画・内容 Lektion 1 「ドイツの食(1)」
準備学習
(予習・復習等)
授業内で課題を指示・学習内容を復習 90分
第 4 回
授業の計画・内容 Lektion 1 「ドイツの食(2)」/形容詞の用法
準備学習
(予習・復習等)
指示した箇所を予習・学習内容を復習、特に形容詞に関して 90分
第 5 回
授業の計画・内容 Lektion 2 「ドイツの物語(1)」/時制(1)
準備学習
(予習・復習等)
1年次で学習した時制について復習・学習内容を復習、特に過去形と未来形に関して 90分
第 6 回
授業の計画・内容 Lektion 2 「ドイツの物語(2)」/従属接続詞/並列接続詞
準備学習
(予習・復習等)
1年次で学習した接続詞について復習・学習内容を復習、特に接続詞に関して 90分
第 7 回
授業の計画・内容 Lektion 3 「ベルリン(1)」/再帰表現
準備学習
(予習・復習等)
ベルリンの歴史について調べる・学習内容を復習、特に再帰表現に関して 90分
第 8 回
授業の計画・内容 Lektion 3 「ベルリン(2)」/非現実話法・外交話法/枠構造
準備学習
(予習・復習等)
1年次で学習した接続法について復習・学習内容を復習、特に接続法第2式に関して 90分
第 9 回
授業の計画・内容 Lektion 4 「グリム童話(1)」/指示代名詞/命令法
準備学習
(予習・復習等)
グリム童話について調べる・学習内容を復習、特に代名詞関係について 90分
第 10 回
授業の計画・内容 Lektion 4 「グリム童話(2)」/否定文/相関接続詞
準備学習
(予習・復習等)
1年次で学習した否定文について復習・学習内容を復習、特に否定文の作り方に関して 90分
第 11 回
授業の計画・内容 Lektion 5 「ウィーンのカフェ(1)」/関係代名詞
準備学習
(予習・復習等)
ウィーンのカフェ文化について調べる・学習内容を復習、特に関係代名詞に関して 90分
第 12 回
授業の計画・内容 Lektion 5 「ウィーンのカフェ(2)」/時制(2)
準備学習
(予習・復習等)
これまで学習した時制についてまとめる・学習内容を復習、特にhaben支配の現在完了形に関して 90分
第 13 回
授業の計画・内容 前期の学習内容のまとめ/中級文法の要点の復習/長文の内容確認
準備学習
(予習・復習等)
前期の学習内容を復習し、疑問点をまとめる・試験前の学習 90分
第 14 回
授業の計画・内容 前期期末試験
準備学習
(予習・復習等)
試験内容の振り返り 90分
第 15 回
授業の計画・内容 課題授業:前期の学習内容に関して、eラーニングシステムを利用した課題授業
準備学習
(予習・復習等)
前期の学習内容の復習 90分
 履修上の留意点等 授業開始前には1年次の学習内容を復習し、疑問点などを明瞭にしておいてください。授業出席状況や授業内での取り組み姿勢を重視します。質問がある場合、授業中あるいは授業後に受け付けます。また、授業には独和辞典を携帯して出席してください。
 成績評価の方法
60 % 試験
レポート
20 % 小テスト
20 % 平常点




小テストの実施に関しては履修者と相談しつつ決定します。期末試験の内容は教科書からの出題が主ですが、試験実施前に詳細を説明します。
 教科書/テキスト
書籍名 『ドイツ語トライアングル―やさしい中級テキスト9章』
著者名 荻原耕平・畠山寛・高本教之 出版年 2018年 価格 2,000円
出版社 同学社 ISBN 978-4-8102-0698-2
備考
 参考書
 図書館蔵書検索 図書館蔵書検索
かならずしも購入する必要はありませんが、以下の参考書を推薦します。
1.『必携ドイツ文法総まとめ(改訂版)』 中島悠爾・平尾浩三・朝倉巧著 白水社 2003年 ISBN:978-4-5600-0492-0
2.『ドイツ語のしくみ《新版》』 清野智昭著 白水社 2014年 ISBN:978-4-5600-8656-8
 学生による授業アンケート結果等による授業内容・方法の改善について 新採用教員であるため、前年度アンケート実績はありません。
 関連リンク
 実務経験がある教員による授業科目
 アクティブラーニング型の授業科目