駒澤大学 シラバス照会

 履修コード/科目名称  269901 / フランス語ⅠAa
 開講年度・期  2020年 前期  開講曜日・時限  木曜日 4時限
 単位数  1
 付記  
 主担当教員氏名(カナ)  大野 英士(オオノ ヒデシ)
 副担当教員氏名(カナ)  
 授業概要 フランス語を初めて習う学生を対象に発音や綴り字の関係から初めてフランス文法の最初歩を指導する授業です。原則指定の教科書に沿って前期は10課まで進みますが適宜、プリント等で、演習問題や、小テストなども実施します。文法中心の授業ですが、フランス文化やフランス語史などの話題を織り込み楽しく授業を進め、無理なくフランス語の豊かな世界にご案内したいと思います。
 到達目標(ねらい) 複雑なフランス語の発音と綴りの関係を理解し、直説法現在形を中心に、フランス語の入門課程を理解してもらうことが主眼となります。仏検5級程度の文法知識を身につけていただくことを、取りあえずの目標とします。
本授業は外国語科目であり、総合教育研究部の教育課程の編成方針--「外国語の確かな運用能力を涵養し、異文化に対する理解力と対応力を高め、国際的な交流と共生に貢献できる力を養成する。」--と深く関連しています。
 授業スケジュール
第 1 回
授業の計画・内容 フランス語の学習ガイドをお渡しし、フランス語の学習に必要な辞書や参考書等を紹介します。フランス語とはどのような言語か、歴史や言語学、他の言語、たとえば英語などとの関係、世界の中でのフランス語の位置などを説明します。そして、日常的な挨拶などを例に、フランス語の発音をしてみましょう。
準備学習
(予習・復習等)
初回ですので特に予習の必要はありませんが、教科書を購入し、その内容を確認しておくこと。 60分
第 2 回
授業の計画・内容 教科書05-07および24-25、補充のプリントなども活用して、フランス語の音(発音)やフランス語の文字、特に、綴り字と発音の関係を学びます。特に母音、中でも、音節の位置によって音が変わるeについては時間をかけて学習します。
準備学習
(予習・復習等)
教科書05-07、および24-25、初回に配布した補充ブリントをよく読んでくる。なお、初回に指示した辞書を各自購入しておくこと。 60分
第 3 回
授業の計画・内容 第1課 1.名詞の性と数 2.冠詞(1)
準備学習
(予習・復習等)
教科書に出ている単語をすべて辞書で引き、問題を解いた上、問題・解答の日本語訳が言えるようにしてくる。 60分
第 4 回
授業の計画・内容 第2課 3.人称代名詞(1): 主語 4.動詞 être の活用(直説法現在)
準備学習
(予習・復習等)
教科書に出ている単語をすべて辞書で引き、問題を解いた上、問題・解答の日本語訳が言えるようにしてくる。 60分
第 5 回
授業の計画・内容 第3課 5.動詞avoir の活用 6.否定形
準備学習
(予習・復習等)
教科書に出ている単語をすべて辞書で引き、問題を解いた上、問題・解答の日本語訳が言えるようにしてくる。 60分
第 6 回
授業の計画・内容 第1回小テスト 前回習った動詞 être, avoir のテストをします。
第4課 7.冠詞(2) 8.形容詞
基数 (1) 
準備学習
(予習・復習等)
教科書に出ている単語をすべて辞書で引き、問題を解いた上、問題・解答の日本語訳が言えるようにしてくる。
être, avoirの活用を暗記してくる。
60分
第 7 回
授業の計画・内容 第1群規則動詞(er型動詞)の活用のテストをします。
第5課 9.第一群規則動詞(-er型動詞)の活用 10. 疑問形
準備学習
(予習・復習等)
教科書に出ている単語をすべて辞書で引き、問題を解いた上、問題・解答の日本語訳が言えるようにしてくる。
教科書にでているすべての第1群規則活用動詞を暗記してくる。
60分
第 8 回
授業の計画・内容 第6課 11.指示形容詞 12.所有形容詞
準備学習
(予習・復習等)
教科書に出ている単語をすべて辞書で引き、問題を解いた上、問題・解答の日本語訳が言えるようにしてくる。 60分
第 9 回
授業の計画・内容 補充プリントを用いて動詞の復習 第1群規則動詞(er型動詞)および 冠詞、指示形容詞、所有形容詞の復習
準備学習
(予習・復習等)
教科書に出ている単語をすべて辞書で引き、問題を解いた上、問題・解答の日本語訳が言えるようにしてくる。
補充プリントの問題を解き、訳が言えるようにしてくる。
60分
第 10 回
授業の計画・内容 第3回小テスト 前回までに習った動詞、第1群規則動詞(-er型動詞)のテストをします。
第7課 13.動詞aller と venirの活用 14.前置詞à, de と定冠詞の縮約 国名
準備学習
(予習・復習等)
教科書に出ている単語をすべて辞書で引き、問題を解いた上、問題・解答の日本語訳が言えるようにしてくる。
前回までに習った全ての動詞の活用を暗記してくる。
60分
第 11 回
授業の計画・内容 第8課 15.近接未来と近接過去 16.非人称表現
準備学習
(予習・復習等)
教科書に出ている単語をすべて辞書で引き、問題を解いた上、問題・解答の日本語訳が言えるようにしてくる。 60分
第 12 回
授業の計画・内容 発音のまとめ 学期の始めに学習した発音をもう一度復習します。
準備学習
(予習・復習等)
初回に渡した補充プリント、教科書にでてきた綴り字と発音の関係を復習し、発音を確認しておくこと。 60分
第 13 回
授業の計画・内容 第9課 17.第二群規則動詞(-ir)の活用 18.命令法 四季・月
準備学習
(予習・復習等)
教科書に出ている単語をすべて辞書で引き、問題を解いた上、問題・解答の日本語訳が言えるようにしてくる。 60分
第 14 回
授業の計画・内容 第10課 19、疑問形容詞、疑問代名詞
準備学習
(予習・復習等)
教科書に出ている単語をすべて辞書で引き、問題を解いた上、問題・解答の日本語訳が言えるようにしてくる。 60分
第 15 回
授業の計画・内容 理解度の確認
準備学習
(予習・復習等)
前期の教科書の内容を確認し、特に、演習問題の答え、訳等を確認し、暗記すべきところを暗記してくること。 180分
 履修上の留意点等 ・出席を重視します。
・語学の授業は積極的に参加し、口に出して発音してみて初めて力がつきます。恥ずかしがらずに大きな声で発音してください。
・特に居眠りは厳禁です!
 成績評価の方法
60 % 試験
レポート
30 % 小テスト
10 % 平常点





 教科書/テキスト
太田浩一、前田保、渡辺仁著『新・フランス文法の〈基礎〉』(二訂版)(駿河台出版
社) 2200円+税 978-4-00775-9C1085
補充プリントは教室で適宜配布します。
 参考書
 図書館蔵書検索 図書館蔵書検索
授業開始時に「フランス語学習ガイド」で指示します。辞書は電子辞書をすでに買った場合は授業内で使用することは許可しますが、もしこれから買うなら「紙」の辞書を購入してください。なお最近スマホの辞書を教室で使う人がいますが、ゲームやラインなどの使用と区別がつきませんので、授業アンケートなど特に大学から許可のあった場合を除き時間の確認以外では教室内での使用は禁止します。
 学生による授業アンケート結果等による授業内容・方法の改善について これまで通り全力で授業を行います。
 関連リンク
 実務経験がある教員による授業科目
 アクティブラーニング型の授業科目 語学の授業ですので、常に学生に解答を求め、発音の矯正を行ったり、簡単な会話表現の実践などを通じてアクティブな授業参加を求めます。