駒澤大学 シラバス照会

 履修コード/科目名称  276731 / 中国語ⅠBb
 開講年度・期  2020年 後期  開講曜日・時限  月曜日 1時限
 単位数  1
 付記  
 主担当教員氏名(カナ)  三田村 圭子(ミタムラ ケイコ)
 副担当教員氏名(カナ)  
 授業概要 基礎の文法を踏まえて正確な造句ができるようになったことを確認する。前期同様に1週間2コマ連動で文法と会話・ヒアリングを分担し進行する。ピンインから簡体字への書き換え問題も長い文章になってくるので、音読も頻繁にしてもらう。中国語の4つの基本文型を復習しながら、最終的には「補語」「把の構文」などのより複雑な表現も一通り学習して、中級への橋渡しとする。
授業は【実習】形式で行う。特に11月以降は外部の能力検定試験の問題などを利用して、実践力を高める練習を増やす。前期で行ったスマートフォンやパソコン上での補充問題も増やし引き続きおこなっていく。
 到達目標(ねらい) 半年後には、
・中国語を正確に使い、自分の生活や意思を表現できる
・中国語検定準4級・4級、HSK3級程度の中国語運用能力を獲得する
を後期の目標とし、そのことを通じて
・異文化に対する理解力と対応力を高め、自分の考えを説明できる
を到達目標とする。また、これは、総合教育研究部「学士課程教育の方針」の一項目「外国語の確かな運用能力を涵養し、異文化に対する理解力と対応力を高め、国際的な交流と共生に貢献できる力を養成する」に深く関連しています。
 授業スケジュール
第 1 回
授業の計画・内容 前期分の復習をしながら、簡単なヒアリング練習とピンインの確認。
準備学習
(予習・復習等)
前期作成した自己紹介を文型を復習しながら復習する。 60分
第 2 回
授業の計画・内容 中国語の態の復習をした後、応用練習。
準備学習
(予習・復習等)
動詞述語文の復習をもう一度e学習で行う。 60分
第 3 回
授業の計画・内容 中国語基本の文型① 動詞述語文・形容詞述語文の復習と応用練習。
準備学習
(予習・復習等)
やや複雑な動詞述語文に関してe学習で4項目(ピンイン・簡体字・リピート・通訳)行う。 60分
第 4 回
授業の計画・内容 中国語基本の文型② 名詞述語文・主述述語文の復習。数字の練習。
準備学習
(予習・復習等)
数字を使った表現の指定した例文を暗記し、簡体字・ピンインでも書けるようにする。 60分
第 5 回
授業の計画・内容 修飾語を語順を確認しながらの復習と中国語の日常語の練習。
準備学習
(予習・復習等)
中国語の日常頻繁に使われる表現について指定の例文を暗記する。 60分
第 6 回
授業の計画・内容 補語表現① 程度補語。前回分の日常語と指定の例文が話す・聴く・書くことが習得できているかについて確認を行う。
準備学習
(予習・復習等)
練習が不十分であった個所をe学習で確認する。 60分
第 7 回
授業の計画・内容 補語表現② 時量補語・動量補語
準備学習
(予習・復習等)
数字と語順の復習を行う。 60分
第 8 回
授業の計画・内容 補語表現② 結果補語・方向補語
準備学習
(予習・復習等)
教科書に出ている方向補語を順番通りに暗誦する。 60分
第 9 回
授業の計画・内容 補語表現③ 可能補語 補語表現全体のまとめ。
準備学習
(予習・復習等)
補語表現に関するe学習を4項目(ピンイン・簡体字・リピート・通訳)行う。 60分
第 10 回
授業の計画・内容 補語表現の応用練習。
準備学習
(予習・復習等)
練習問題で不明瞭な個所がないか復習する。また、配布プリントの練習を行う。 90分
第 11 回
授業の計画・内容 受け身と使役の練習。
準備学習
(予習・復習等)
受け身・使役の指定の例文を暗誦し、e学習を4項目(ピンイン・簡体字・リピート・通訳)行う。 60分
第 12 回
授業の計画・内容 把の構文の練習。
準備学習
(予習・復習等)
教科書の練習問題を行う。 60分
第 13 回
授業の計画・内容 存現文について
準備学習
(予習・復習等)
指定の例文を暗誦できるように練習する。 60分
第 14 回
授業の計画・内容 補語表現を中心とした様々な表現の復習。
準備学習
(予習・復習等)
教科書の練習問題とe学習でやり残した部分について復習や確認を行う。 90分
第 15 回
授業の計画・内容 より複雑な表現の理解度の確認・後期まとめ
特に中級以降に重要となる項目を中心に。
準備学習
(予習・復習等)
全体の練習問題でやり残しがある場合は行い、また補充プリントで練習を行う。 90分
 履修上の留意点等 この授業は、発音や実践練習を主とするので、欠席数が4分の1を超えた学生は単位を取るのが難しい。後期は内容が難しくなるので、ピンインやヒアリングは特に復習してほしい。
 成績評価の方法
60 % 試験
レポート
20 % 小テスト
20 % 平常点




小テストの部分には暗誦を含み、上記の総合評価とする。
パソコン上でのe学習補充問題の練習完了の状況は平常点に含む。
遅刻は3回で1回の欠席とみなす。検定試験などの受験者には合否と点数に鑑みて加点をする。
 教科書/テキスト
書籍名 『ポイント学習 中国語初級[改訂版]』CD付
著者名 大石智良・凌志偉・曽士才・千野明日香・鈴木靖著 出版年 2015 価格 2,900円
出版社 東方書店 ISBN 978-4-497-21003-6 C3087
備考
 
 
 参考書
 図書館蔵書検索 図書館蔵書検索
授業の進行に合わせて紹介するので、急いで購入する必要はないですが、
辞書を1冊持つと学習の意欲も高まり、楽しみも広がります。関連のリンク「辞書案内」を参照してください。
 学生による授業アンケート結果等による授業内容・方法の改善について 後期になると寒くなってくると「朝1限が辛い。集中するのが難しい」と冗談まじりにコメントしてくれた学生が数名いました。週初めの授業ですので、昨年は発音練習を中心にすることにして進行しました。発音のチェックなどで時間が取られて、練習部分が残ってしまう場合もありましたが、内容を短く区切り、少しでも学習内容が定着するよう改善したいと考えています。スマートフォンによるe学習は後期も概ね好調でしたから、特に各自で発音の確認を行えるe学習を積極的に利用していきたいと考えています。
 関連リンク 学習に役立つ情報(駒澤大学総合教育研究部外国語第二部門)を見て下さい。
授業では紹介しきれない様々な情報が載っています。
https://www.komazawa-u.ac.jp/academics/faculty/sougou/language-second/
 実務経験がある教員による授業科目
 アクティブラーニング型の授業科目 理解度の確認のためにスマートフォンやパソコン上でe学習を行う。