駒澤大学 シラバス照会

 履修コード/科目名称  276811 / 中国語ⅠBa
 開講年度・期  2020年 前期  開講曜日・時限  月曜日 1時限
 単位数  1
 付記  
 主担当教員氏名(カナ)  神谷 智幸(カミヤ トモユキ)
 副担当教員氏名(カナ)  
 授業概要  この授業では、大学一年生の初修外国語としての中国語を学ぶ。
 授業は、二人の教員がペアとなり、同じ教科書を用いてリレー方式で進めていく。
前半は発音を学ぶ。発音表記法(ピンイン)にしたがって、中国語の音節を構成する声調、母音、子音の発音を順に習得していく。6回目以降は、1課ごとに基本的な単語、文法を学びながら、日常会話を学んでいく。また、ことばだけでなく中国語圏の文化や考え方を紹介し、中国語圏に見られる多様性・異文化に対する理解を深める。
 本科目は講義だけでなく、ひとりひとりの学生に実際に声に出して発音を練習し、習得することを求める。したがって授業は【実習】のかたちで実施する。
 学生には間違えることを恐れず、自己とは異なる文化や考えに歩み寄って、理解しようとする姿勢を求める。
 到達目標(ねらい) 中国語のごく初歩的な力を身につけることを目指す。具体的には、声調を言い分けることができる、ピンインを正しく読むことができる、基本的な単語や文法を覚えることを目指す。この授業を通じて、簡単な挨拶や会話を交わすこと、簡単な自己紹介ができるようになる。なお、本授業は、総合教育研究部・学士課程教育の方針のひとつである「外国語の確かな運用能力を涵養し、異文化に対する理解力と対応力を高め、国際的な交流と共生に貢献できる力を養成する」を実施する科目である。
 授業スケジュール
第 1 回
授業の計画・内容 ガイダンス――中国語はどんな言語か
準備学習
(予習・復習等)
事前学習:身の回りにある中国(語)を探してメモする
事後学習:授業内容を復習し、気づきや感想を含めノートにまとめる
60分
第 2 回
授業の計画・内容 声調・軽声・単母音・複母音
準備学習
(予習・復習等)
事前学習:事後学習に必要な道具(PC・スマホ)を準備し、動作確認をしておく
事後学習:教科書17-22頁の音声の後について発音練習を10回以上する
90分
第 3 回
授業の計画・内容 子音
準備学習
(予習・復習等)
事前学習:事後学習の定着度を声に数回出し、23頁を読んでおく
事後学習:教科書23-28頁の音声の後について発音練習を10回以上する
90分
第 4 回
授業の計画・内容 鼻音をともなう母音
準備学習
(予習・復習等)
事前学習:事後学習の定着度を声に数回出し、29頁を読んでおく
事後学習:教科書29-31頁の音声の後について発音練習を10回以上する
90分
第 5 回
授業の計画・内容 発音総合練習
準備学習
(予習・復習等)
事前学習:事後学習の定着度を声に数回出し、33頁を読んでおく
事後学習:教科書32-40頁の音声の後について発音練習を10回以上する
90分
第 6 回
授業の計画・内容 自己紹介(1)――名前、出身
準備学習
(予習・復習等)
事前学習:教科書42-49頁の音声の後について発音練習を10回以上する
事後学習:自分の名前を中国語で発音し、書けるように練習する
120分
第 7 回
授業の計画・内容 自己紹介(2)――所属、専攻
準備学習
(予習・復習等)
事前学習:教科書50-57頁の音声の後について発音練習を10回以上する
事後学習:所属学科を中国語で発音し、書けるように練習する
90分
第 8 回
授業の計画・内容 自己紹介(3)――家族について
準備学習
(予習・復習等)
事前学習:教科書58-65頁の音声の後について発音練習を10回以上する
事後学習:中国語で家族を紹介することができるよう練習する
90分
第 9 回
授業の計画・内容 待ち合わせ――日時・時刻の表現
準備学習
(予習・復習等)
事前学習:教科書66-73頁の音声の後について発音練習を10回以上する
事後学習:中国語で日時や時刻を言えるように練習する
90分
第 10 回
授業の計画・内容 レストラン――注文の表現
準備学習
(予習・復習等)
事前学習:教科書74-81頁の音声の後について発音練習を10回以上する
事後学習:中国語で料理を注文することができるよう練習する
90分
第 11 回
授業の計画・内容 買い物――金額の表現
準備学習
(予習・復習等)
事前学習:教科書82-89頁の音声の後について発音練習を10回以上する
事後学習:中国語で金額や評価をすることができるよう練習する
90分
第 12 回
授業の計画・内容 道案内――時刻の表現
準備学習
(予習・復習等)
事前学習:教科書90-93頁の音声の後について発音練習を10回以上する、40頁も参照しておく
事後学習:中国語で時刻が言えるよう練習する
90分
第 13 回
授業の計画・内容 道案内――時間量の表現
準備学習
(予習・復習等)
事前学習:教科書94-97頁の音声の後について発音練習を10回以上する
事後学習:中国語で道案内ができるよう練習する
90分
第 14 回
授業の計画・内容 第一課~第七課まとめ
準備学習
(予習・復習等)
事前学習:教科書42-97頁を全体的に復習する
事後学習:教科書42-97頁を発音し、書けるよう練習する
90分
第 15 回
授業の計画・内容 理解度・定着度の確認
準備学習
(予習・復習等)
事前学習:教科書42-97頁を発音し、書けるよう復習する
事後学習:課題を選択し、レポートを書く
120分
 履修上の留意点等 原則として授業回数の4分の3以上の出席が必要。学生部が発行する正規の届を除き、部・サークルの欠席届は受理したうえで欠席回数に算入する。
 成績評価の方法
60 % 試験
レポート
30 % 小テスト
10 % 平常点




定着度確認のため、単語の暗記や本文の暗誦などを課題として出し、授業時間内に小テストを行う。
 教科書/テキスト
書籍名 『中国語でコミュニケーション』
著者名 沈国威監修 氷野善寛・小嶋美由紀・海暁芳・紅粉芳恵・阿部慎太郎著 出版年 2020年 価格 2,500円
出版社 朝日出版社 ISBN 978-4-255-45337-8
備考
 参考書
 図書館蔵書検索 図書館蔵書検索
授業中に紹介する。
 学生による授業アンケート結果等による授業内容・方法の改善について 昨年度の学生による授業アンケートの結果において、本講義は、「授業はほぼ定刻どおりに実施されているか」という項目がわずかに全体の平均を下回っており、その他の項目は全体の平均以上の結果であった。なお、「この授業の予習にあてている時間は1週間に何時間くらいですか」という項目は、全体の平均と同数値であった。伝えたい内容が多い場合などは、拡張教材やC-learning等を活用し、課外に学習してもらうことにし、授業時刻は厳守に努めます。
 関連リンク 「学習に役立つ情報」(駒澤大学外国語第二部門)
https://www.komazawa-u.ac.jp/academics/faculty/sougou/language-second/useful/
 実務経験がある教員による授業科目
 アクティブラーニング型の授業科目