駒澤大学 シラバス照会

 履修コード/科目名称  276841 / 中国語ⅠBb
 開講年度・期  2020年 後期  開講曜日・時限  月曜日 1時限
 単位数  1
 付記  
 主担当教員氏名(カナ)  神谷 智幸(カミヤ トモユキ)
 副担当教員氏名(カナ)  
 授業概要  この授業では、大学一年生の初修外国語としての中国語を学ぶ。
発音の面では、これまでに学んだ発音をより定着させるよう、ピンインを速く正確に読む音読練習を行う。文法の面では、中国語の文章を構成する基本的な文法を一通り学ぶ。また、ことばだけでなく中国語圏の文化や考え方を紹介し、中国語圏に見られる多様性・異文化に対する理解を深める。
 本科目は講義だけでなく、ひとりひとりの学生に実際に声に出して発音を練習し、習得することを求める。したがって授業は【実習】のかたちで実施する。
 学生には間違えることを恐れず、自己とは異なる文化や考えに歩み寄って、理解しようとする姿勢を求める。
 到達目標(ねらい) 中国語の基礎的な力を身につけることを目指す。具体的には声調が安定して正確に発音できる、短い文であればピンインがなめらかに読める、基本的な文法をすべてマスターする、常用語500程度の単語を覚えることを目指す。この授業を通じて、平易な中国語の文章が自力で読めるようになる。なお、本授業は、総合教育研究部・学士課程教育の方針のひとつである「外国語の確かな運用能力を涵養し、異文化に対する理解力と対応力を高め、国際的な交流と共生に貢献できる力を養成する」を実施する科目である。
 授業スケジュール
第 1 回
授業の計画・内容 趣味に関する会話――可能の表現
準備学習
(予習・復習等)
事前学習:教科書98-101頁の音声の後について発音練習を10回以上する
事後学習:自分の趣味を中国語で言えるよう練習する
90分
第 2 回
授業の計画・内容 趣味に関する会話――〈完了〉を表す“了”
準備学習
(予習・復習等)
事前学習:教科書102-105頁の音声の後について発音練習を10回以上する
事後学習:オリンピック種目を中国語で言えるよう練習する
90分
第 3 回
授業の計画・内容 旅行の計画――経験の表現
準備学習
(予習・復習等)
事前学習:教科書106-109頁の音声の後について発音練習を10回以上する
事後学習:自分が経験済み、未経験のことを中国語で言えるよう練習する
90分
第 4 回
授業の計画・内容 旅行の計画――旅行の計画を立てる
準備学習
(予習・復習等)
事前学習:教科書110-113頁の音声の後について発音練習を10回以上する
事後学習:中国語で旅行の計画が言えるよう練習する
90分
第 5 回
授業の計画・内容 病院――身体部位
準備学習
(予習・復習等)
事前学習:教科書114-117頁の音声の後について発音練習を10回以上する
事後学習:中国語で身体部位が言えるよう練習する
90分
第 6 回
授業の計画・内容 病院――病状を伝える
準備学習
(予習・復習等)
事前学習:教科書118-121頁の音声の後について発音練習を10回以上する
事後学習:中国語で病状が言えるよう練習する
90分
第 7 回
授業の計画・内容 トラブル――携行品
準備学習
(予習・復習等)
事前学習:教科書122-125頁の音声の後について発音練習を10回以上する
事後学習:中国語で携行品が言えるよう練習する
120分
第 8 回
授業の計画・内容 トラブル――状況説明
準備学習
(予習・復習等)
事前学習:教科書126-129頁の音声の後について発音練習を10回以上する
事後学習:中国語でどのようなトラブルが発生したか言えるよう練習する
90分
第 9 回
授業の計画・内容 ホテル――チェックイン
準備学習
(予習・復習等)
事前学習:教科書130-133頁の音声の後について発音練習を10回以上する
事後学習:中国語でチェックインができるよう練習する
90分
第 10 回
授業の計画・内容 ホテル――依頼する
準備学習
(予習・復習等)
事前学習:教科書134-137頁の音声の後について発音練習を10回以上する
事後学習:中国語でホテルの従業員に依頼ができるよう練習する
90分
第 11 回
授業の計画・内容 約束する――禁止の表現
準備学習
(予習・復習等)
事前学習:教科書138-141頁の音声の後について発音練習を10回以上する
事後学習:中国語で禁止の表現が言えるよう練習する
90分
第 12 回
授業の計画・内容 約束する――仮定の表現
準備学習
(予習・復習等)
事前学習:教科書142-145頁の音声の後について発音練習を10回以上する
事後学習:中国語で仮定の表現が言えるよう練習する
90分
第 13 回
授業の計画・内容 広告を読み解く――参加や申し込みの表現
準備学習
(予習・復習等)
事前学習:教科書146-149頁の音声の後について発音練習を10回以上する
事後学習:中国語で参加や申し込みの表現ができるようよう練習する
90分
第 14 回
授業の計画・内容 広告を読み解く――北京日帰りツアー
準備学習
(予習・復習等)
事前学習:教科書150-153頁の音声の後について発音練習を10回以上する
事後学習:中国語で旅行会社の旅程が読み取れるよう練習する
90分
第 15 回
授業の計画・内容 第8課~第14課 まとめ
準備学習
(予習・復習等)
事前学習:教科書98-153頁を発音し、書けるよう復習する
事後学習:一年間で学んだ事項をノートをまとめる
120分
 履修上の留意点等 原則として授業回数の4分の3以上の出席が必要。学生部が発行する正規の届を除き、部・サークルの欠席届は受理したうえで欠席回数に算入する。
 成績評価の方法
60 % 試験
レポート
30 % 小テスト
10 % 平常点




定着度確認のため、単語の暗記や本文の暗誦などを課題として出し、授業時間内に小テストを行う。
 教科書/テキスト
書籍名 『中国語でコミュニケーション』
著者名 沈国威監修 氷野善寛・小嶋美由紀・海暁芳・紅粉芳恵・阿部慎太郎著 出版年 2020年 価格 2,500円
出版社 朝日出版社 ISBN 978-4-255-45337-8
備考
 参考書
 図書館蔵書検索 図書館蔵書検索
授業中に紹介する。
 学生による授業アンケート結果等による授業内容・方法の改善について 昨年度の学生による授業アンケートの結果において、本講義はおおむね全体の平均以上の結果であった。「この授業の予習/復習にあてている時間は1週間に何時間くらいですか」という項目は、どちらも全体の平均を上回っていた。今年度も授業内に定期的に小テストを行うことにより、この状況を維持したい。また、学生から発音にもう少し時間を割いてほしいというコメントがあった。授業時間内に学生ひとりひとりの発音をチェックする時間を確保できるよう努めます。
 関連リンク 「学習に役立つ情報」(駒澤大学外国語第二部門)
https://www.komazawa-u.ac.jp/academics/faculty/sougou/language-second/useful/
 実務経験がある教員による授業科目
 アクティブラーニング型の授業科目