駒澤大学 シラバス照会

 履修コード/科目名称  277601 / 中国語ⅡAa
 開講年度・期  2020年 前期  開講曜日・時限  水曜日 3時限
 単位数  1
 付記  
 主担当教員氏名(カナ)  塩旗 伸一郎(シオハタ シンイチロウ)
 副担当教員氏名(カナ)  
 授業概要 中国のカレントを伝える題材の会話と短文を講読し、初級文法を復習する。
漢字がわかる日本人は、中国語の文意を理解するうえで半ば「先天」能力を具えている。英語教育において支配的なオーラルメソッドと順序を入れ換え、文字を通して意味を解したうえで音声と結びつける。同時に、発音の学びなおしにも力を注ぐ。
授業形態は【実習】。C-learning「教材倉庫」のプリントとビデオで事前学習をしてから授業に臨み、終了後は毎回、概要と収穫を「活動履歴」に登録する【反転授業】である。
 到達目標(ねらい) 言葉は人の思考そのものである。中国語を学ぶとは、中国人との意思疎通を可能とするにとどまらず、中国人のものの見かた考えかた、世界の捉えかたを知ることでもある。
異なる文化をもつ他者から学ぶ姿勢を会得するとともに、中国語と縁の深い日本語をより深く理解することにもつながる。
このプログラムは、総合教育研究部教育課程の編成方針「外国語の確かな運用能力を涵養し、異文化に対する理解力と対応力を高め、国際的な交流と共生に貢献できる力を養成する」の具体化である。怠りなく取り組めば、中国語の基礎(発音、聴力、文法)を固めるとともに中級水準の力を具えることができる。
 授業スケジュール
第 1 回
授業の計画・内容 第一课 大熊猫
準備学習
(予習・復習等)
c-learningを利用した聴き取り、発音練習 60分
第 2 回
授業の計画・内容 短文《九寨沟和黄龙》
準備学習
(予習・復習等)
c-learningを利用した聴き取り、発音練習、応用課題 60分
第 3 回
授業の計画・内容 第一课 要点
第二课 游古镇
準備学習
(予習・復習等)
c-learningを利用した聴き取り、発音練習、応用課題、練習問題 60分
第 4 回
授業の計画・内容 短文《孔子》
準備学習
(予習・復習等)
c-learningを利用した聴き取り、発音練習、応用課題 60分
第 5 回
授業の計画・内容
第二课 要点
準備学習
(予習・復習等)
c-learningを利用した聴き取り、発音練習、応用課題、練習問題 60分
第 6 回
授業の計画・内容 第三课 在列车上
準備学習
(予習・復習等)
c-learningを利用した聴き取り、発音練習、応用課題 60分
第 7 回
授業の計画・内容 短文《天路》
準備学習
(予習・復習等)
c-learningを利用した聴き取り、発音練習、応用課題 60分
第 8 回
授業の計画・内容 第三课 要点
第四课 逛拉萨
準備学習
(予習・復習等)
c-learningを利用した聴き取り、発音練習、応用課題、練習問題 60分
第 9 回
授業の計画・内容 短文《布达拉宫》
準備学習
(予習・復習等)
c-learningを利用した聴き取り、発音練習、応用課題 60分
第 10 回
授業の計画・内容 第四课 要点
準備学習
(予習・復習等)
c-learningを利用した聴き取り、発音練習、応用課題、練習問題 60分
第 11 回
授業の計画・内容 第五课 家宴
準備学習
(予習・復習等)
c-learningを利用した聴き取り、発音練習 60分
第 12 回
授業の計画・内容 短文《中国的酒文化》
準備学習
(予習・復習等)
c-learningを利用した聴き取り、発音練習、応用課題 60分
第 13 回
授業の計画・内容 第五课 要点
第六课 颐和园观光
準備学習
(予習・復習等)
c-learningを利用した聴き取り、発音練習、応用課題、練習問題 60分
第 14 回
授業の計画・内容 短文《颐和园》
準備学習
(予習・復習等)
c-learningを利用した聴き取り、発音練習、応用課題 60分
第 15 回
授業の計画・内容 第一課~第六课 まとめ
準備学習
(予習・復習等)
c-learningを利用した聴き取り、発音練習、応用課題、練習問題 90分
 履修上の留意点等 日本人にとって漢字で書かれた中国語の意味を想像するのはたやすいが、音声の把握は難しい。
1年間の学習を経ても、ほとんどの学習者は発音の基本を誤解していたり、困難を感じていたりする。そこでこの授業では、発音の学びなおしを眼目の一つとし、発音要領を3色で可視化したカラー拼音(ピンイン)表記の副教材を使用する。授業には黒、赤、青の筆記具を持参してほしい。識別が困難な学生には代替教材を用意する。
 成績評価の方法
60 % 試験
レポート
小テスト
20 % 平常点
20 %
C-learning



欠席4回目からは、やむを得ない事情であっても各10点を減じる。部・サークルの欠席届は受理したうえで欠席回数に算入する。着席していても、授業に参加していない場合は出席と見なさない。
 教科書/テキスト
遠藤光暁監修 衛榕群・汪暁京著『カレント中国――初級から中級へ』 朝日出版社 2300円+税 ISBN978-4-255-45302-6
 参考書
 図書館蔵書検索 図書館蔵書検索
辞書を1冊持つと、学習の楽しみが広がる。以下の「辞書案内」を参照のこと。
https://www.komazawa-u.ac.jp/academics/faculty/sougou/language-second/useful/chinese-dictionary.html
 学生による授業アンケート結果等による授業内容・方法の改善について C-learningを導入したことで、受講生の予習・復習時間が全学平均を大きく上回った。いっそう充実した事前学習教材を提供する。
 関連リンク
「学習に役立つ情報」(駒澤大学外国語第二部門)
https://www.komazawa-u.ac.jp/academics/faculty/sougou/language-second/useful/
 実務経験がある教員による授業科目 当科目は国際報道分野の実務経験を有する教員による授業科目です。
 アクティブラーニング型の授業科目 事前学習を前提とした【反転授業】。教場では会話・短文・例文の朗読と日本語訳、応用課題、朗読練習およびシャドーイングに取り組む。