駒澤大学 シラバス照会

 履修コード/科目名称  278101 / 中国語ⅡBa
 開講年度・期  2020年 前期  開講曜日・時限  月曜日 4時限
 単位数  1
 付記  
 主担当教員氏名(カナ)  神谷 智幸(カミヤ トモユキ)
 副担当教員氏名(カナ)  
 授業概要  この授業では、中級レベルの中国語を学ぶ。具体的には初級(1年次の内容)で学習した1語やあいさつといった単語レベルよりも長くやや複雑な、文レベルでの中国語コミュニーションを学ぶ。
授業では、四季に沿った日本の文化・習慣・行事などを紹介する会話文や短文を用い、2回で1課を読み進める。授業では、ペアワークや音声認識による入力等、多角的な練習を通じて、初級レベルより精度(正確さ・流暢さ)の高い発音を身に付ける。さらに、中国語を手書きし、文法構造を分析することにより、初級レベルの文法項目の定着と中級レベルの文法を理解することを目指す。また、日本と中国それぞれの文化・習慣を比較し、中国に対する理解を深める。本科目は【実習】の形態で実施する。
 到達目標(ねらい) みずから中国語で発信する力を身につけることを目指す。具体的には、身近な話題について簡単な表現を用いて会話できるようになる。なお、本授業は、総合教育研究部・学士課程教育の方針のひとつである「外国語の確かな運用能力を涵養し、異文化に対する理解力と対応力を高め、国際的な交流と共生に貢献できる力を養成する」を実施する科目である。
 授業スケジュール
第 1 回
授業の計画・内容 ガイダンス
準備学習
(予習・復習等)
予習:中国語IA・中国語IBで学習した内容をよく見返しておく
復習:教員からの指示をよく確認し、次週から使う用具(教科書・ノートorルーズリーフ・色ペン等)を揃えておく
90分
第 2 回
授業の計画・内容 第1課①「出会い」――自己紹介
準備学習
(予習・復習等)
予習:p.2-p.3に目を通し、音声を何度も繰り返し聞く
復習:会話(p.2)を見なくても発音できるよう練習する
60分
第 3 回
授業の計画・内容 第1課②「出会い」――因果関係の複文
準備学習
(予習・復習等)
予習:p.4-p.5に目を通し、音声を何度も繰り返し聞く
復習:短文(p.4)と単元の問題(p.6-p.7)を書けるよう練習する
90分
第 4 回
授業の計画・内容 第2課①「桜の季節」――伝統・風習の紹介(お花見)
準備学習
(予習・復習等)
予習:p.8-p.9に目を通し、音声を何度も繰り返し聞く
復習:会話(p.8)を見なくても発音できるよう練習する
60分
第 5 回
授業の計画・内容 第2課②「桜の季節」――可能性を表す“会”
準備学習
(予習・復習等)
予習:p.10-p.11に目を通し、音声を何度も繰り返し聞く
復習:短文(p.10)と単元の問題(p.11-p.12)を書けるよう練習する
90分
第 6 回
授業の計画・内容 第3課①「浅草日帰りツアー」――観光名所や銘菓の紹介
準備学習
(予習・復習等)
予習:p.14-p.15に目を通し、音声を何度も繰り返し聞く
復習:会話(p.14)を見なくても発音できるよう練習する
60分
第 7 回
授業の計画・内容 第3課②「浅草日帰りツアー」――動詞接辞“着”
準備学習
(予習・復習等)
予習:p.16-p.17に目を通し、音声を何度も繰り返し聞く
復習:短文(p.16)と単元の問題(p.18-p.19)を書けるよう練習する、第1課~第3課の総合練習(p.20-21)を実施する
120分
第 8 回
授業の計画・内容 第4課①「梅雨」――気候(梅雨)の紹介
準備学習
(予習・復習等)
予習:p.22-p.23に目を通し、音声を何度も繰り返し聞く
復習:会話(p.22)を見なくても発音できるよう練習する
60分
第 9 回
授業の計画・内容 第4課②「梅雨」――譲歩を表す複文
準備学習
(予習・復習等)
予習:p.24-p.25に目を通し、音声を何度も繰り返し聞く
復習:短文(p.24)と単元の問題(p.26-p.27)を書けるよう練習する
90分
第 10 回
授業の計画・内容 第5課①「七夕」――日中における七夕の紹介
準備学習
(予習・復習等)
予習:p.28-p.29に目を通し、音声を何度も繰り返し聞く
復習:会話(p.28)を見なくても発音できるよう練習する
60分
第 11 回
授業の計画・内容 第5課②「七夕」――接続詞“或者”
準備学習
(予習・復習等)
予習:p.30-p.31に目を通し、音声を何度も繰り返し聞く
復習:短文(p.30)と単元の問題(p.32-p.33)を書けるよう練習する
90分
第 12 回
授業の計画・内容 第6課①「花火」――日中における「花火」の紹介
準備学習
(予習・復習等)
予習:p.34-p.35に目を通し、音声を何度も繰り返し聞く
復習:会話(p.34)を見なくても発音できるよう練習する
60分
第 13 回
授業の計画・内容 第6課②「花火」
準備学習
(予習・復習等)
予習:p.36-p.37に目を通し、音声を何度も繰り返し聞く
復習:短文(p.36)と単元の問題(p.38-p.39)を書けるよう練習する、第4課~第6課の総合練習(p.40-p.41)を実施する
120分
第 14 回
授業の計画・内容 第1課~第6課まとめ
準備学習
(予習・復習等)
これまで学習した内容(p.2-p.41)を全体的に復習する 90分
第 15 回
授業の計画・内容 理解度・定着度の確認
準備学習
(予習・復習等)
予習:これまで学習した内容の会話が発音できるよう練習する
復習:課題を選択し、レポートを書く
120分
 履修上の留意点等 1年次の「中国語ⅠA・ⅠB」の内容をよく復習しておくこと。原則として授業回数の4分の3以上の出席が必要。学生部が発行する正規の届を除き、部・サークルの欠席届は受理したうえで欠席回数に算入する。
 成績評価の方法
50 % 試験
20 % レポート
小テスト
平常点
30 %
授業内発表




 教科書/テキスト
書籍名 『日中ふれあい“漢語”教室―中級中国語―』
著者名 李貞愛 出版年 2018年 価格 2,200円
出版社 朝日出版社 ISBN 978-4-255-45303-3
備考
 参考書
 図書館蔵書検索 図書館蔵書検索
辞書に購入する際は、以下の「辞書案内」を参照してください。https://www.komazawa-u.ac.jp/academics/faculty/sougou/language-second/useful/chinese-dictionary.html
 学生による授業アンケート結果等による授業内容・方法の改善について 前年度の「学生による授業アンケート」において(回答学生が少なかったものの)「あなたは授業に熱心に取り組んでいますか」は平均値が高かった。授業の改善すべき点に対しては、「授業時間の後半に学ぶ内容が多い」といった有益なコメントが複数寄せられた。今年度は授業内の時間配分に気を付けたい。
 関連リンク 駒澤大学外国語第二部門「学習関連情報」
 実務経験がある教員による授業科目
 アクティブラーニング型の授業科目 本科目では、ペアワークやグループワークを実施します。グループごとに各課の担当役割を決め、発表を行います。