駒澤大学 シラバス照会

 履修コード/科目名称  278131 / 中国語ⅡBb
 開講年度・期  2020年 後期  開講曜日・時限  月曜日 4時限
 単位数  1
 付記  
 主担当教員氏名(カナ)  神谷 智幸(カミヤ トモユキ)
 副担当教員氏名(カナ)  
 授業概要  この授業では、中級レベルの中国語を学ぶ。具体的には初級(1年次の内容)で学習した1語やあいさつといった単語レベルよりも長くやや複雑な、文レベルでの中国語コミュニーションを学ぶ。
授業では、四季に沿った日本の文化・習慣・行事などを紹介する会話文や短文を用い、2回で1課を読み進める。授業では、ペアワークや音声認識による入力等、多角的な練習を通じて、初級レベルより精度(正確さ・流暢さ)の高い発音を身に付ける。さらに、中国語を手書きし、文法構造を分析することにより、初級レベルの文法項目の定着と中級レベルの文法を理解することを目指す。また、日本と中国それぞれの文化・習慣を比較し、中国に対する理解を深める。本科目は【実習】の形態で実施する。
 到達目標(ねらい) みずから中国語で発信する力を身につけることを目指す。具体的には、身近な事物や話題について中国語で紹介し、自分の考えを話すことができるようになる。なお、本授業は、総合教育研究部・学士課程教育の方針のひとつである「外国語の確かな運用能力を涵養し、異文化に対する理解力と対応力を高め、国際的な交流と共生に貢献できる力を養成する」を実施する科目である。
 授業スケジュール
第 1 回
授業の計画・内容 ガイダンス
準備学習
(予習・復習等)
前期学習した内容をよく見返しておく 90分
第 2 回
授業の計画・内容 第7課①「先生の日」――中国の年中行事
準備学習
(予習・復習等)
予習:p.42-p.43に目を通し、音声を何度も繰り返し聞く
復習:会話(p.42)を見なくても発音できるよう練習する
60分
第 3 回
授業の計画・内容 第7課②「先生の日」――副詞“才”の用法
準備学習
(予習・復習等)
予習:p.44-p.45に目を通し、音声を何度も繰り返し聞く
復習:短文(p.44)と単元の問題(p.46-p.47)を書けるよう練習する
90分
第 4 回
授業の計画・内容 第8課①「学園祭」――日本のキャンパスライフの紹介
準備学習
(予習・復習等)
予習:p.48-p.49に目を通し、音声を何度も繰り返し聞く
復習:会話(p.48)を見なくても発音できるよう練習する
60分
第 5 回
授業の計画・内容 第8課②「学園祭」――比較表現と副詞“更”
準備学習
(予習・復習等)
予習:p.50-p.51に目を通し、音声を何度も繰り返し聞く
復習:短文(p.50)と単元の問題(p.51-p.52)を書けるよう練習する
90分
第 6 回
授業の計画・内容 第9課①「“双11”」――最新中国事情1:アリババ
準備学習
(予習・復習等)
予習:p.54-p.55に目を通し、音声を何度も繰り返し聞く
復習:会話(p.54)を見なくても発音できるよう練習する
60分
第 7 回
授業の計画・内容 第9課②「“双11”」――“把”構文
準備学習
(予習・復習等)
予習:p.56-p.57に目を通し、音声を何度も繰り返し聞く
復習:短文(p.56)と単元の問題(p.58-p.59)を書けるよう練習する、第7課~第9課の総合練習(p.60-61)を実施する
120分
第 8 回
授業の計画・内容 第10課①「秋の小旅行」――最新中国事情2:シェア自転車
準備学習
(予習・復習等)
予習:p.62-p.63に目を通し、音声を何度も繰り返し聞く
復習:会話(p.62)を見なくても発音できるよう練習する
60分
第 9 回
授業の計画・内容 第10課②「秋の小旅行」――方向補語“起来”の用法
準備学習
(予習・復習等)
予習:p.64-p.65に目を通し、音声を何度も繰り返し聞く
復習:短文(p.64)と単元の問題(p.66-p.67)を書けるよう練習する
90分
第 10 回
授業の計画・内容 第11課①「年越し」――紅白歌合戦と“春晩”について
準備学習
(予習・復習等)
予習:p.68-p.69に目を通し、音声を何度も繰り返し聞く
復習:会話(p.68)を見なくても発音できるよう練習する
60分
第 11 回
授業の計画・内容 第11課②「年越し」――使役文
準備学習
(予習・復習等)
予習:p.70-p.71に目を通し、音声を何度も繰り返し聞く
復習:短文(p.70)と単元の問題(p.72-p.73)を書けるよう練習する
90分
第 12 回
授業の計画・内容 第12課①「成人の日」――日中における成人のお祝い
準備学習
(予習・復習等)
予習:p.74-p.75に目を通し、音声を何度も繰り返し聞く
復習:会話(p.74)を見なくても発音できるよう練習する
60分
第 13 回
授業の計画・内容 第12課②「成人の日」――受け身文
準備学習
(予習・復習等)
予習:p.76-p.77に目を通し、音声を何度も繰り返し聞く
復習:短文(p.76)と単元の問題(p.78-p.79)を書けるよう練習する、第10課~第12課の総合練習(p.80-p.81)を実施する
120分
第 14 回
授業の計画・内容 第7課~第12課まとめ
準備学習
(予習・復習等)
これまで学習した内容(p.42-p.81)を全体的に復習する 90分
第 15 回
授業の計画・内容 理解度・定着度の確認
準備学習
(予習・復習等)
予習:これまで学習した内容の会話が発音できるよう練習する
復習:課題を選択し、レポートを書く
120分
 履修上の留意点等 1年次の「中国語ⅠA・ⅠB」の内容をよく復習しておくこと。原則として授業回数の4分の3以上の出席が必要。学生部が発行する正規の届を除き、部・サークルの欠席届は受理したうえで欠席回数に算入する。
 成績評価の方法
50 % 試験
20 % レポート
小テスト
平常点
30 %
授業内発表




 教科書/テキスト
書籍名 『日中ふれあい“漢語”教室―中級中国語―』
著者名 李貞愛 出版年 2018年 価格 2,200円
出版社 朝日出版社 ISBN 978-4-255-45303-3
備考
 参考書
 図書館蔵書検索 図書館蔵書検索
辞書に購入する際は、以下の「辞書案内」を参照してください。https://www.komazawa-u.ac.jp/academics/faculty/sougou/language-second/useful/chinese-dictionary.html
 学生による授業アンケート結果等による授業内容・方法の改善について 前年度の「学生による授業アンケート」において「板書や投影されたスクリーンの文字・図表等は見やすいですか」という項目の平均値が非常に高かった。一方、学習内容がやや多く時間がやや足りなくなることが数度あった。C-learningなどを活用し、授業内と授業外の時間にうまく振り分け、授業内では練習する時間を確保し、丁寧に解説ができるようにしたい。
 関連リンク 駒澤大学外国語第二部門「学習関連情報」
 実務経験がある教員による授業科目
 アクティブラーニング型の授業科目 本科目では、ペアワークやグループワークを実施します。グループごとに各課の担当役割を決め、発表を行います。