駒澤大学 シラバス照会

 履修コード/科目名称  299301 / フランス語ⅠAa 299302 / フランス語ⅠBa
 開講年度・期  2020年 前期  開講曜日・時限  木曜日 5時限
 単位数  1
 付記  ◎抽・〔再クラス〕
 主担当教員氏名(カナ)  大野 英士(オオノ ヒデシ)
 副担当教員氏名(カナ)  
 授業概要 前年度フランス語の単位を取得できなかった学生を対象に、もう一度、発音や綴り字の関係からはじめてフランス文法の最初歩を指導する授業です。原則指定の教科書に沿って前期は7課の1まで進みますが適宜、プリント等で、演習問題や、小テストなども実施します。総合的な内容を含んだ親しみやすい教科書を用い、フランス文化やフランス語史などの話題を織り込み楽しく授業を進め、フランス語への苦手意識を払拭し、無理なくフランス語の豊かな世界にご案内したいと思います。
各課を一回に配当していますが、実際の授業進度は、必ずしも一回一課できちんと区切れるものではなく、復習と小テストの回で調整します。あらかじめご承知おきください。
 到達目標(ねらい) 複雑なフランス語の発音と綴りの関係を理解し、直説法現在形を中心に、フランス語の入門課程を理解してもらうことが主眼となります。仏検5級程度の文法知識を身につけていただくことを、取り合えずの目標とします。
本授業は外国語科目であり、総合教育研究部の教育課程の編成方針--「外国語の確かな運用能力を涵養し、異文化に対する理解力と対応力を高め、国際的な交流と共生に貢献できる力を養成する。」--と深く関連しています。
 授業スケジュール
第 1 回
授業の計画・内容 フランス語の学習ガイドをお渡しし、フランス語の学習に必要な辞書や参考書等を紹介します。フランス語とはどのような言語か、歴史や言語学、他の言語、たとえば英語などとの関係、世界の中でのフランス語の位置などを説明します。そして、日常的な挨拶などを例に、フランス語の発音をしてみましょう。
準備学習
(予習・復習等)
予め指定された教科書を買い、その内容を確認しておくこと。 60分
第 2 回
授業の計画・内容 発音と綴り字の関係 教科書と補充プリントを用いて発音と綴り字の関係を学びます。読めなければ覚えられない!まず徹底的にフランス語の綴りが読めるようになりましょう。
準備学習
(予習・復習等)
初回で渡された補充プリント、及び教科書の該当部分を熟読しておくこと。 60分
第 3 回
授業の計画・内容 発音と綴り字(続き)
準備学習
(予習・復習等)
補充プリント、教科書の既習部分を声に出して復習し、綴り字と発音の関係を把握する。また、教科書の未習部分を熟読しておくこと。 60分
第 4 回
授業の計画・内容 第1課 1.名詞(性と数) 2.不定冠詞 3.定冠詞 数 ミニ読み物 聞き取り
準備学習
(予習・復習等)
教科書に出ている単語をすべて辞書で引き、問題を解いた上、問題・解答の日本語訳が言えるようにしてくる。 60分
第 5 回
授業の計画・内容 第2課 1.主語の人称代名詞 2.動詞 être 3.形容詞 ミニ読み物 聴き取り
準備学習
(予習・復習等)
教科書に出ている単語をすべて辞書で引き、問題を解いた上、問題・解答の日本語訳が言えるようにしてくる。 60分
第 6 回
授業の計画・内容 復習と小テスト1 être の活用と数 (1~10)
準備学習
(予習・復習等)
êtreの活用と1〜10までの数字の綴りを暗記する(声に出しながら、活用・綴りを何度も紙に書いて、そらで言えると共に、正確に綴りを書き取ることができるようにしておくこと) 60分
第 7 回
授業の計画・内容 第3課 1.指示形容詞 2.動詞 avoir 数字(11~20) 3.否定形 ミニ読み物 聴き取り
準備学習
(予習・復習等)
教科書に出ている単語をすべて辞書で引き、問題を解いた上、問題・解答の日本語訳が言えるようにしてくる。 60分
第 8 回
授業の計画・内容 第4課 1.部分冠詞  2.-er型規則動詞 3.縮約形 ミニ読み物 聴き取り
準備学習
(予習・復習等)
教科書に出ている単語をすべて辞書で引き、問題を解いた上、問題・解答の日本語訳が言えるようにしてくる。 60分
第 9 回
授業の計画・内容 復習と小テスト2 動詞 avoir と-er型規則動詞 数字11~20
準備学習
(予習・復習等)
補充プリントの問題を解き、訳が言えるようにしてくること。avoirと-er型規則動詞の活用、数字11〜20までを暗記してくること。 60分
第 10 回
授業の計画・内容 第5課 1.動詞 aller  2.疑問文 3.強勢形の人称代名詞   ミニ読み物 聴き取り
準備学習
(予習・復習等)
教科書に出ている単語をすべて辞書で引き、問題を解いた上、問題・解答の日本語訳が言えるようにしてくる。 60分
第 11 回
授業の計画・内容 第6課 1.動詞 venir 2.所有形容詞 3.疑問形容詞 ミニ読み物 聴き取り
準備学習
(予習・復習等)
教科書に出ている単語をすべて辞書で引き、問題を解いた上、問題・解答の日本語訳が言えるようにしてくる。 60分
第 12 回
授業の計画・内容 復習と小テスト3 aller/venir の活用
準備学習
(予習・復習等)
これまで習った部分を復習し、補充プリントの問題を解いて、訳が言えるようにしてくること。また、aller、venirの活用を暗記してくること。 60分
第 13 回
授業の計画・内容 第7課 1.-ir型規則動詞
準備学習
(予習・復習等)
教科書に出ている単語をすべて辞書で引き、問題を解いた上、問題・解答の日本語訳が言えるようにしてくる。 60分
第 14 回
授業の計画・内容 復習と小テスト4 -ir型規則動詞 
準備学習
(予習・復習等)
補充プリントの問題を解き、訳が言えるようにしてくること。また-ir型規則動詞の活用を暗記してくること。 60分
第 15 回
授業の計画・内容 理解度の確認
準備学習
(予習・復習等)
教科書の内容をもう一度復習し、特に動詞の活用・数など暗記すべき部分を暗記し直す。練習問題を解き、自分で訳が言えるようにしてくる。ミニ読み物の訳が言えるようにしてくること。 180分
 履修上の留意点等 ・出席を重視します。
・語学の授業は積極的に参加し、口に出して発音してみて初めて力がつきます。恥ずかしがらずに大きな声で発音してください。
・特に居眠りは厳禁です!
・最近、授業中にスマホをいじる学生を見かけますが、授業中にスマホを使用することは禁止します。
 成績評価の方法
60 % 試験
レポート
30 % 小テスト
10 % 平常点





 教科書/テキスト
佐藤久美子著『《改訂版》パリ大好き!』(第三書房) 定価2400円+税 978-4-8086-2051-6
 参考書
 図書館蔵書検索 図書館蔵書検索
授業開始時に「学習ガイド」で指示します。なお辞書を買う場合には電子辞書ではなく、「紙」の辞書を買うこと。スマホの辞書を授業内で使用することは禁止します。
 学生による授業アンケート結果等による授業内容・方法の改善について これまで通り全力で授業に取り組みます。
 関連リンク
 実務経験がある教員による授業科目
 アクティブラーニング型の授業科目 語学の授業ですので、常に学生に解答を求め、発音の矯正を行ったり、簡単な会話表現の実践などを通じてアクティブな授業参加を求めます。