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講座案内 Lectures

ジャーナリズム・政策研究所では、新聞社・テレビ局・出版社の現役・OB/OGやフリーランスのジャーナリストの方々による多彩な講座によって、学生研修員の関心にこたえております。本学学生や一般社会人・他大生にも開放いたしております。ぜひご参加ください。聴講についてはクリック。
本年度のジャナ研講座は学生は対面(オンライン受講可)、一般はオンライン・オンデマンドで行います。

<12月2日更新>
令和3年度の講座はすべて終了いたしました。

ジャナ研講座の受講について(研修員・学生聴講員のみ)

オンデマンド配信について

令和3年度 ジャナ研講座

令和3年度講義要綱・カレンダー

令和3年度講義時間割

火曜日
3時限
4時限

下平尾直:編集の現場から――出版社の舞台裏

水曜日
3時限
4時限
木曜日
2時限 桑原聡:コラムを書きながら考えたこと
3時限
金曜日
3時限
4時限

新山賢治:テレビドキュメンタリーはこうして作られる~制作現場の悪戦苦闘を共有する~


令和3年度 講義時間割

1時限

2時限

桑原聡:この世界、そしてニュースの見方

3時限

【大学生のみ】
真下聡:読む・書く・話す・理解し考える ――新聞記事を活用し就活を視野に入れたトレーニング

坂本律行:新商品開発をするということ

【前期のみ】
玉手義朗:メディアリテラシー向上講座~実例で探るメディアのウソとホント

竹田昌弘:憲法と司法・報道

4時限

下平尾直:編集の現場から――出版社の舞台裏

【後期のみ】

常井健一:なぜ週刊文春はスクープを連発できるのか――99年目の雑誌ジャーナリズム入門

新山賢治:テレビドキュメンタリーはこうして作られる~制作現場の悪戦苦闘を共有する~

開講方式

学生は対面講座、一般受講者はオンラインまたはオンデマンドにて開講。受講者に は講義の URL をメールなどで連絡します。 オンラインはZOOMでの開講を予定しておりますので、パソコンやタブレット、 スマホなどが必要です。また、通信費用は受講生の負担となりますので、wifi 環 境などは各自お揃えください。

講義時間と回数ならびに学期

1回の講義は80分です。
・1時限目 13:00〜14:20
・2時限目 14:50〜16:10
・3時限目 16:30〜17:50
・4時限目 18:00〜19:20

講義は前期・後期とも8回です。

2学期制です(各学期は9週間。間に1週間の休講期間があります)。
<前期>
5月18日(火)~7月16日(金) 
ただし、6月15日(火)~18日(金)は休講。
<後期>
9月21日(火)~11月26日(金) 
ただし、10月26日(火)~29日(金)は休講。

学生聴講員・一般聴講員

ジャナ研講座は、本学の学生は「学生聴講員」(有料)、一般社会人ならびに他大学学生は「一般聴講員」(有料)として、学生研修員以外の聴講も可能です(登録制)。料金や申し込みなどに関しては、入所案内をご覧ください。学期途中からの参加も可能です。
なお、各講座を修了した学生研修員と学生聴講員には「認定書」、一般聴講員には「修了書」をジャナ研より交付します。

*不明なことなどありましたら、 ご質問とお問い合わせまで

講義紹介(曜日順)

【読む・書く・話す・理解し考える ―新聞記事を活用し就活を視野に入れたトレーニング】

真下聡(火曜日・3時限)

本講座は就活対策・就活準備を念頭に、新聞記事などを素材に「読む・書く・話す・理解し 考える」力を養う具体的なトレーニングを行います。
今年は前後期とも行います。メインのターゲットは大学2年・3年生のみなさんですが、就活中の4年生から新入学の1年生の方までどなたでも歓迎します(前期のみ、後期のみもOK です)。マスコミ志望者はもちろん、そうでない方もこれから生き抜いていく上で必ず役に立つ内容です。

実際に行うトレーニングは、現時点では以下のものを考えています。
1. 新聞記事素材にニュース記事の読み方のコツを学びます。
2. ニュース記事を短く「縮約」します。300 字や 150 字を目標にしていきます。
3. 記事を題材にしたり共通のテーマを設けたりして、自分で考え1分間でスピーチします。 4. 文章の構造を意識しながら書くことを学びます。

就活でオンライン面接がありうることも念頭に、本講座では大学での対面の授業とオンラインでの授業を織り交ぜながら実施します。16 回の講座を対面とオンラインでどのように配分す るかは、講座開始後、受講する方の学年構成などを見ながら決定します(初回は対面で行います)。

真下聡(まっか・あきら) 朝日新聞ジャーナリスト学校ディレクター

1964 年岩手県生まれ。89年朝日新聞入社。取材記者は鹿児島での3年のみで、西部本社・ 東京本社で新聞編集者を 20 年以上つとめました。2011年6月の朝日新聞デジタル立ち 上げに関わり、デジタル編集長として全社のデジタル発信にも取り組みました。2015年5月からの教育総合本部では、大学1年生向けの作文講座で3年間に1500本以上を読み指導。就活生向けセミナーなどでも3年間に約200本のエントリーシート添削や面接・ グループディスカッションを指導しました。現在所属する朝日新聞ジャーナリスト学校では、主に社外の学生、社会人、NPO、シニアなど幅広い方々へ、新聞の読み方や文章の書き方、広報紙づくり、新聞作りについて指導しています。

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【編集の現場から――出版社の舞台裏】

下平尾 直(火曜日・4時限)

読書や本が好きな方におすすめの講座です。
みなさんは「出版」や「編集」という言葉から、何を連想するでしょうか。ドラマ化され るような華やかなギョーカイ? それとも「出版不況」と呼ばれるように、暗くて地道で大変な仕事?この講座では、本をつくって読者の手元に届くまでの基礎的な知識はもちろん、各界で活躍中のゲストにお招きしたり、本の帯や出版広告を作成したりしながら、 具体的な本づくり=編集のあれこれを学びます。 *講義内容は予告なく変更する場合があります。

下平尾 直(しもひらお・なおし)

1968 年生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程退学。コピーライター、編 集者を経て、2014 年に(株)共和国という出版社を創業。この講座も8年目になりまし た。2021 3 月末日現在、藤原辰史『[決定版]ナチスのキッチン』(第1回河合隼雄学 芸賞)、山家悠平『遊廓のストライキ』、須藤健太郎『評伝ジャン・ユスターシュ』(第 11回表象文化論学会賞)、森元斎『国道3号線』、片岡一郎『活動写真弁史』など 55 点を刊 行。編著に武田麟太郎『蔓延する東京』など、共著に『メディアの本分』(彩流社、2016) などがある。

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【新商品開発をするということ】

坂本 律行(水曜日・3時限)

企業は新しい商品やサービスを作り出すために、調査を行うことによって市場や消費者 の情報を収集し、分析し、商品コンセプトを練り上げ、新しい商品・サービスを市場に投入しています。
消費者の手元に商品・サービスを届けるまでのあらゆるステップがマーケティングと言 えます。
この講座では、受講するみなさんが企業の商品開発の担当者としてマーケティング戦略の立案者であったなら、自身がそうした商品を販売しなければならない営業マンの立場であったならなど講義の中で考えてもらおうと思っています。講義の間だけ企業競争を生きてもらうつもりです。
そうするためにはその企業の経営資源を理解し、マーケティングの特徴や企業を取り巻 く社会環境や価値観の変化が企業に与えた影響を簡潔に明解にまとめる必要があろうかと思います。企業の商品開発の担当者の視点、企業を取り巻く環境変化の視点、COVID-19 が 企業に及ぼした視点を盛り込んで、見てきたようにお話していきますので大学生のみならず中高年の期待も裏切らないはずです。

坂本 律行(さかもと・のぶゆき)

主に、マーケティングリサーチ・分析の会社で、多くのメーカー、事業会社の調査分析とマーケティングに携わってきた。1982年から通算するとマーケティングリサーチ・分析業務経験は24年。消費財メーカーでのプロダクトマーケティング経験3年/販売管理、営業企画経験が5年。株式会社坂本総合研究所代表。

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【なぜ週刊文春はスクープを連発できるのかーー99年目の雑誌ジャーナリズム入門】 

常井 健一(水曜日・4時限 ※後期のみ)

最近、「文春砲」という言葉をよく聞きませんか?
大手メディアが名を連ねる「記者クラブ」に属さず、中央官庁に出入りできる入館証も持たずして、各界のリーダーらから最も警戒されている約 50 人の野武士集団が、ジャーナリズムの世界で異彩を放っています。
服装・髪型自由、性別・学歴・経験不問――。採用基準があってないような週刊文春編集部に集まったニュースの職人たちは、いかに全国紙を凌ぐ取材力を育み、どうして世の中 を突き動かす影響力を持ちえたのか。
この授業では、「週刊文春」に加え、ライバル誌「週刊新潮」も含めたあらゆる雑誌に寄稿し、著作を出版してきた講師が、様々な角度から「週刊文春の強み」をみなさんと分析しつつ、2022 年で 100 年を迎える〈週刊誌〉というメディアの面白さと可能性に迫ります。
出版社やスポーツ新聞社、ネットメディアへの就職・転職を検討中の方はもちろん、「正社員」という雇用形態や業界の枠にとらわれない働き方、あるいは、独自の表現方法にこだわった仕事を目指す方の受講をおすすめします。

◆主なトピック
〇「雑誌ジャーナリズム」の歴史と特徴 〇「週刊文春」はなぜ強いのか 〇「週刊文春」と「週刊新潮」を読み比べよう 〇職業としての「雑誌記者」 〇ライバル「週刊新潮」の研究 〇雑誌メディアの DX と未来予想図

◆主要参考図書/参考映画
『2016 年の週刊文春』(柳澤健、光文社、2020 年)
『鬼才 伝説の編集人 齋藤十一』(森功、幻冬舎、2021 年)
『文春砲 スクープはいかにして生まれるのか?』(週刊文春編集部、角川新書、2017 年)
『ブンヤ暮らし三十六年 回想の朝日新聞』(永栄潔、草思社、2015 年)
「マイ・バック・ページ」(山下敦弘監督、妻夫木聡主演、2011 年)
「SCOOP!」(大根仁監督、福山雅治主演、2016 年) 「凶悪」(白石和彌監督、山田孝之主演、2013 年)

常井健一(とこい・けんいち)

ノンフィクションライター。1979年、茨城県生まれ。大学時代からネットメディアの立ち上げに携わり、ライブドアを経て、朝日新聞出版に入社。「AERA」編集部で勤務後、2012年末に独立。17年、「小泉純一郎独白録」(月刊文藝春秋)で第 23回編集者が選ぶ 雑誌ジャーナリズム賞。20年、『無敗の男 中村喜四郎全告白』(文藝春秋)が大宅壮 一賞、本田靖春賞、城山三郎賞の最終候補作に。主な取材テーマは、政治家とその家族。

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【コラムを書きながら考えたこと】

桑原聡 (木曜日・2時限) 

産経新聞に隔週で時事コラム「モンテーニュとの対話」を書いています。本講座では私の書いたコラムを教材に、コラム執筆の意図や苦労を語りながら、現代社会とメディアが抱える問題について、受講者の方々と意見を交換しながら考えていきたいと思います。

桑原聡(くわはら・さとし)

1957年山口県生まれ。産経新聞社で雑誌「正論」編集長や文化部編集委員などを務め、現在は隔週で大型コラム「モンテーニュとの対話」を連載中。2010年~11年、日本大学芸術学部で「ポピュラーミュージック論」「村上春樹論」を講じる。著書に『わが子をひざにパパが読む絵本50選』『わが子と読みたい日本の絵本50選』(ともに産経新聞出版)、「〈ドン・キホーテ〉見参!狂気を失った者たちへ」(水声社)、共著に『酒とジャズの日々』(医療タイムス社)などがある。

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【メディアリテラシー向上講座~実例で探るメディアのウソとホント】

玉手義朗 (木曜日・3時限※前期のみ)

「殺人事件の容疑者として25歳の男が逮捕されました」
テレビからこんなニュースが流れてきました。この男は本当に犯人なのでしょうか?
「私はこの方法で10キロのダイエットに成功しました!」
バラエティー番組で、お笑い芸人が体重計の上でガッツポーズをしています。この方法を使えば、あなたも痩せることができるのでしょうか?
私たちはテレビや新聞、インターネットなど様々なメディアから発信される情報に囲まれています。しかし、その中には誤った情報も多く、「やらせ」や「ねつ造」も頻発、安易に信じると、とんでもないことになりかねません。
情報を鵜呑みにするのではなく、自らの力で真偽を判断することが「メディアリテラシー」です。
講座ではメディアの裏側を探りながら、メディアリテラシーを高め、正しい情報の活用方法を身につけて行きます。

玉手義朗(たまて・よしろう)

1958年茨城県生まれ。外資系金融機関などで外国為替ディーリングに従事。1992年、TBSテレビ入社。社会部記者・経済部デスク・CS放送経済ニュースのキャスター。「みのもんたの朝ズバッ!」プロデューサーなどを歴任。

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【憲法と司法・報道

竹田 昌弘(金曜日・3時限)

主権者の国民が制定者の憲法は、個人の自由や権利を守るため、政治権力を規制し、暴走し ないよう、たがをはめているという考え方が立憲主義です。憲法がその立憲主義の役割を十分 に果たすためには、憲法によって法令の違憲審査権を持つ司法と「表現の自由」に基づき、政 治権力を日々監視する報道がしっかりと機能している必要があると考えています。司法と報道 は、憲法を支える車の両輪のようなものと言えるかもしれません。
そこでまず憲法と立憲主義、違憲審査権、表現の自由とは、どういうものかを歴史や判例な どを含めて学び、次いで司法と報道の具体的な役割、現状と課題を同様に歴史や判例なども踏 まえて、それぞれ考察していく講義を考えています。全体が三つに分かれ、第1ステージ憲法、 第2ステージ司法、第3ステージ報道といったイメージです。
講義では、各回資料を配布しますが、参考書として樋口陽一東大・東北大名誉教授の『六訂 憲法入門』(勁草書房)をお勧めします。

竹田 昌弘(たけだ・まさひろ)

1961年富山県生まれ。毎日新聞から共同通信の記者に転じ、宇都宮支局や社会部に勤務。 社会部次長、司法キャップなどを経て編集委員兼論説委員。つくば国際大非常勤講師や 参院法務委員会参考人(裁判員法)も務めた。著書『知る、考える裁判員制度』、編・共著『憲法ルネサンス』『民事陪審裁判が日本を変える』『現代ジャーナリズム事典』など。

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【テレドキュメンタリーはこうして作られる~制作現場の悪戦苦闘を共有する〜】

新山賢治(金曜日・4時限)

不透明な時代、不測の事態の連続、映像はどのようにして時代をせき止めて行けばいいのか。 リモートの良さを生かしできるだけ最前線で悪戦苦闘する現場の制作者を招待しながら、テレ ビドキュメンタリーの最前線は何を考えどう取り組んでいるのか、共に併走します。また、温 故知新、過去の多彩なドキュメンタリーをふんだんに鑑賞しながら、様々な映像伝達手段が飛 躍的に進化する中で、テレビドキュメンタリーは何を目指して行けばいいのか、自由な議論を 交えて考えていきます。
ぜひ、のぞいてみてください。

新山賢治(しんやま・けんじ)

1953年山口県生まれ。1977年日本放送協会近畿本部報道部入社。その後、報道局ディレクター、NHKスペシャルプロデユーサーを経て、制作局長、理事、NHKエンタープライズ制作本部プロデューサー、現在は企画舎GRIT代表。2017年度「NHKスペシャルインパール 戦慄の記録」で芸術祭優秀賞、2018年度「劇場版 8Kで解き明かすからだの中の宇宙」で科学映像技術祭内閣総理大臣賞を受賞。

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