ベンチャーを支援する組織をコーポレートアクセラレーターといいます。世界の民泊市場をつくったAirBnBは、Yコンビネーターというコーポレートアクセラレーターから生まれました。

12月21日のベンチャー企業論は、コーポレートアクセラレーター株式会社ゼロワンブースター代表取締役の鈴木規文氏をお招きしての講義でした。株式会社ゼロワンブースターは、大企業とベンチャーを結び付けるプログラムやシェアオフィスほか、幅広く事業創造支援を行っています。

企業の寿命はどんどん短くなり、「一つの会社に定年まで勤務する」モデルは通用しなくなります。このため「自分でビジネスをはじめることが最も低リスク」というアメリカのような社会が日本でも当たり前になってきます。そんななかで自分一人で事業するのは難しいわけです。スティーブ・ジョブズには精神的なメンターとなった乙川弘文がいたように、成功した企業家には支援者がいました。そこでベンチャーの支援を行うのがコーポレートアクセラレーターです。

そんな今後の社会において、行動が大事であると鈴木代表は語ります。偶然によって左右されるという偶発性理論から、好奇心、継続、楽観的、リスクテイク、柔軟性をもって行動することの大事さを鈴木代表は語りました。

学生からは「アクセラレーターの存在をはじめて知ったが、エンジェルや行政以外にもこのような組織が活発になれば日本はよくなる」といった感想がありました。

ありがとうございました。

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今回ご協力たまわりました株式会社ゼロワンブースター様のウェブサイト

「01 Booster」https://01booster.co.jp/

（H.O.）