クイーンズランド大学留学報告

松坂玲さん(市場戦略学科3年・浜松日体高等学校)が駒澤大学短期語学セミナーを活用し、2019年2月9日から3月18日にかけてオーストラリアのクイーンズランド大学(The University of Queensland)に留学しました。以下松坂さんからの報告です。

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私は大学に入学して以来、留学に興味がありました。言語習得はもちろんですが、それ以外にも私は海外の文化やファッションがとても好きでその文化を肌で触れて感じたい学びたいと思っていました。留学をするまでに英会話に通うなどさまざな準備を重ねて留学に挑戦しました。

そして私は3年生になる前の春休みにオーストラリアに留学することができました。

私たちは午前中に、1日2時間の授業を2コマ受けていました。授業内容として、英語の文法や発音、リスニング、スピーキング全てを英語で習っていました。毎日課題も多く、テストもあり大変な日々ではありました。


しかしネイティブの先生に教わることができたことと、英語を学ぼうとする色々な国の学生がいたことが支えになりました。そこで私は色々な国の友達と英語で会話をしていました。中国人の友達やスリランカの友達もできました。時々中国語を教えてもらったりして簡単な中国語のフレーズも使えるようになりました。他の国の文化や、流行っているもの、他の国から見た日本のイメージも教えてもらったりして、とても楽しい経験になりました。多くの国の人との交流は、留学のメリットかなと感じています。

クラスを通して、オーストラリアのカルチャーを授業以外からも学ぶことができましたし、普段日本では学ぶことがないような日常会話で使う崩れた英語のニュアンスも学ぶこともできました。オーストラリア留学後半生活ではとても会話に花が咲くようになりました。

ただ、留学先では多くの困難や、言語が簡単に通じない環境に対して不安になったこともありました。しかし慣れてくると、言語も少しずつわかるようになり、だんだんとポジティブに発言や行動を起こすことができるようになりました。

現地の大学のパーティーに参加したときには、現地の友達を作ることもできました。その友達とは、後日2人でランチに行ったり、ブリスベンの街を紹介してもらったり、深い親交を持つことができ、今でも時々SNSで連絡を取り合う仲になることができました。オーストラリアに友達ができたこと、これはとても嬉しかったです。

また、留学期間中は勉強以外にも街でショッピングをしたり公共の交通機関を利用したり少し遠出をして旅行をしたりして現地の文化や人を身近に感じることもできました。そして自分が思っている「普通」や「常識」は国が変われば全く反対になることもあるということも学ぶことができました。

この留学を通して感じたことは、積極的に自分から行動を起こせば大抵が実践でき、叶うということです。留学の手続きは少し大変でした。その時私が投げ出してしまっていれば留学で得た経験は今頃得ることができなかったと思います。自分がやりたいと思ったことを叶えるには、「少しめんどくさい」あるいは、「大変」という思いがあっても、必ず一つ踏み出してみるべきだと今回の経験を通して強く感じました。これからも、この経験を将来に活かして活躍していきたいと思います。

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