青木ゼミによるSDGs WEEK ペットボトルアート

SDGs (Sustainable Development Goals)とは持続可能な開発目標のことです。

駒澤大学青木茂樹ゼミナールでは、海洋汚染を空のペットボトルとラベルで表現したアート作品を、「SDGs WEEK」として2019年7月1日(月)から5日(金)まで、種月館1階セブンイレブンの向かいの休憩スペースで展示しています。

この作品では世界地図を示し、プラスチックの海洋汚染をごみで表現した作品を展示しています。

サステナブル・ブランド・ジャパンにおいてアカデミックアドバイザーをつとめる青木茂樹教授は「海中のプラスチックは日光や水で劣化しマイクロプラスチックとなります。これは汚染物質を吸着しやすく、これが魚の体内に取り込まれることで、人間は間接的に汚染物質を取り込む危険性があります。さらに「2050年に海中のプラスチックの総重量は、海中の魚の総重量を超える(World Economic Forum 2016)」との試算もあり、まさにプラスチックやペットボトルの利用や廃棄を"自分ごと"として駒大生に認識してもらいたい」と企画の主旨を説明しています。

宮崎亮太さんの作品では、2050年にプラスチックが魚の量を上回るという海洋汚染の様子をグラフィカルに表現されています。

企画代表の田村 唯香さん(経営学科4年・銚子市立銚子高等学校)は「プラスチックごみがどれだけでているか、この作品を通して皆さんに知ってもらいたい」と今回の企画の想いを話されていました。

ぜひ種月館1階にお立ち寄りいただき、この機会に海洋汚染を考えてみましょう。

【参考】
「サステナブル・ブランド ジャパン」 http://www.sustainablebrands.jp/
「SDGsとは? 外務省」https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/about/index.html

(H.O.)