卒業生による化粧品業界紹介 ~菊星 西岡氏が講義~

実務の方をお招きして業界研究を行う「現代マネジメントⅠ」で株式会社菊星の 西岡 靖裕 氏(1987年経営学科卒)が講義されました。

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菊星といえば、理美容サロン向けの業務用の化粧品の製造販売を中心に展開する会社です。(浅草寺仲見世に、同社のよろし化粧堂と門嘉堂がありますが、同社の駒澤大学出身者が携わったものなのだそうです)

授業では、化粧品の市場規模や会社数、化粧品の定義等、知っているようで全く知らない事情から、化粧品の法規や各化粧品団体の自主規制などが紹介されました。これらは業界の中にいなければわからないものです。また、今後の化粧品業界として、低価格帯商品から高価格帯商品へのステップアップや、男性向け化粧品の動向など、学生にとって大変興味深い話がありました。

最後に西岡氏からは、化粧品業界の各部門の仕事の内容の紹介とそれらをふまえた就職活動に向けてのアドバイスがなされました。ブランドマネジャーとプロダクトマネジャー、営業、研究開発など、外からでは漠然としかわからない内容が紹介されました。西岡氏の説明のあと、受講生からは質問が相次ぎました。

「コロナ禍で化粧品業界はどうなったか?」「高価格帯化粧品の売り出し方はどのようなものか?」といった業界に関するものから「経営学部を出て得られたメリットはなにか?」といったキャリアに関するものまで幅広く質問があがりました。これらにたいして、西岡氏ならではの回答がありました。

どうもありがとうございました。

(H.O.)


今回ご協力賜りました西岡氏の勤務する菊星と同氏の過去の講演は以下の通りです。