アイデアからビジネスへ ~TOKYO創業ステーションTAMA 柏崎氏がメンタリング~

7月5日のベンチャー企業論Aは「アイデアからビジネスへ」と題し、TOKYO創業ステーションTAMA プランコンサルタント 柏崎 裕介 氏を招聘しました。

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柏崎 裕介氏

この授業では、受講者から319の事業計画を収集。その中から3つにしぼり、2人の学生が柏崎氏よりアドバイスを受けました。

中村 明依さん(経営学科3年・駒澤大学高等学校)の舞台のサブスクリプション「劇場をもっと身近に!」と、大森 彩季さん(経営学科3年・駒澤大学高等学校)のカフェ等に様々な種類の充電器を貸し出す「心もPCも充電スペース」が発表されました。

それぞれの事業計画に対し、柏崎氏からのメンタリングと受講者からの質問がありました。受講者からも中村さん、大森さんに質問と応援のメッセージがありました。

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中村 明依さん

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大森 彩季さん

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柏崎氏によるメンタリングの様子

また、川島 菫さん(市場戦略学科2年・拓殖大学第一高等学校)の空き家の仲介事業「家を空から満へ」についても解説がなされました。

事業計画発表の後にTOKYO創業ステーションTAMAの大島健一郎氏による同施設の創業支援の紹介がありました。

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大島 健一郎 氏

TOKYO創業ステーションTAMAがどのようなものかを理解したうえで、事業計画を実現化するために、柏崎氏から事業計画を立てる際に重要なこととして「アイデアからビジネスへ」と題し講義いただきました。

「どんなアイデアが良い計画になるのか」という点について、「Will(やりたい事)」、「Can(できる事)」、「Must(すべき事)」という観点から説明されました。「勝ち筋」を見つけるためのアイデアの整理とビジネスモデルの説明があり、その後、3つの計画の中で注目されたお金の計画をどう行うかについて解説がありました。そしてテストマーケティングとして価格の決め方についてお話をされました。

100社以上の事業計画をつくりあげた柏崎氏からのコメントは、今回の事業計画をブラッシュアップさせるだけではなく、受講者に気づきを与えるものでした。

今回メンタリングを受けた中村さんは「事業計画に対してフィードバックをしていたことでさまざまな気づきを得ることができました。自分の事業計画に自信がなかったのですが、事業計画を考えるのは非常に楽しかったです。」と振り返ります。

受講者からは、「私にはない視点からの事業計画だったので、こんなビジネスもあるんだと思い聞いていて面白かった」といった感想がありました。

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実に有意義な時間となりました。どうもありがとうございました。


今回ご協力いただきました公益財団法人東京都中小企業振興公社・TOKYO創業ステーション Startup Hub Tokyo TAMAはこちら。

公益財団法人東京都中小企業振興公社 https://www.tokyo-kosha.or.jp/
TOKYO創業ステーション TAMA https://startup-station.jp/tn/sogyo-tama/

(H.O.)