アイスタイルによるゲスト講義

11月25日(金)1限「消費者行動論」の授業では、㈱アイスタイルのマーケティング・リサーチャーである西原羽衣子さんにご登壇いただき、「@COSMEから見る生活者のいま」というテーマで講義をいただきました。

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講義では、@COSMEが保持するデータ分析の結果から、コロナ禍が消費者の心理や行動、トレンドにどのような変化を与えたのかについての考察や仮説、そして、化粧品業界での商品開発の動向について、アップデートなお話をいただきました。消費者心理や行動の変化としては、コロナによって消費者の化粧品に対する衝動購買が減少していること、最近ではメイクをする機会は増えているものの、38%の人がメイクの仕方が古い・似合っていないのではないかと不安を感じていること、44%の人は今日メイクがんばっているねと言われると恥ずかしいと感じていること等、とても興味深い内容でした。また、このような消費者心理・行動の変化が化粧品メーカーの商品開発にどのような影響を与えているのかについても具体的なお話をお聞きすることができました。

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化粧品は学生たちにとっても身近で興味のある商品であることもあり、講義の後半では学生からの積極的な質疑応答が行われました。最後に、人事部の斎藤香織さんから、アイスタイルのビジネスモデルについてもお話をいただき、有意義なゲスト講義となりました。

(H.K.)