新コマスポサイトについて

DATE:2022.02.28

新コマスポサイトについて

この度は駒澤大学スポーツ新聞の公式ウェブサイト「コマスポ」にアクセスいただき誠にありがとうございます。
インターネットによる駒澤大学スポーツ新聞の記事配信サイト「コマスポ」は2022年4月にリニューアル致しました。本サイトの公開は様々な方のご支援があってこそのものです。その経緯を皆様への伝承と他大学様との情報共有のために以下の通り公表いたします。

【―駒大スポーツ100号発行記念― コマスポサーバー移転プロジェクト】について

旧コマスポサイトは2003年から稼働を始め、2021年までの約18年間稼働しておりました。これはコマスポのOB・OGの皆様によって管理・稼働なされていたものです。2003年当時は、インターネットの普及率も現代よりは低く、記事は紙面中心のものであり、インターネットでの配信はあくまで「サブ」的なものでした。しかし、インターネットの急速な普及によって、現代ではインターネットによる記事配信も紙面以上に大切なものになってきました。現在、コマスポサイトは最も多い月で月間10万アクセスを頂いています。今後もこの傾向は続くこと思われ、2003年当時から使用しているシステムの改修と大学としての管理が必要となり、サーバー移転を目指すようになりました。
ところが事態は予想以上の困難を極めました。2014年より移転を幾度となく目指していましたが、計三回、様々な要因のもと計画は頓挫してしまった経緯があり、問題は先送りされていました。しかし、社会の変化は止まることなく、スマートフォンからのアクセス増加、各ブラウザの仕様変更に伴うSSL対応化の必須等、移転の必要は更に高まっていきました。そんな中、2021年の東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)では、本学の陸上競技部が総合優勝をし、当サイトへの需要も更に高まりを見せる一方でした。また、紙面による「駒大スポーツ新聞」は記念すべき100号を迎えました。

この事態を100号という節目の時期に解決するため「根本的な解決」を目指した当プロジェクトの設置を私から提案し、ジャーナリズム・政策研究所の運営委員会・事務局の承認を得て活動を開始致しました。

しかし、当編集部にIT関連の知識を持った部員が少なく、人員不足が課題ともなりました。また、過去に頓挫してしまった原因にも同様にぶつかり、一筋縄とは行きませんでした。そこで、視点の転換や様々な方へのヒアリングを徹底的に行い、その結果を元に私より複数の案をまとめ、運営委員会に提案を行いました。

協議の結果、今後の安定的な運営と手厚いサポートの享受のため、大学HPの傘下に入る決断に至りました。本学ではGMS学部はあるものの、情報専門の学部は現時点ではありません。2022年度以降、大学当局より「データサイエンス・AI教育プログラム」を開始するとの方針が示されておりますが、安定的にITに強い学生の入部には必ずしも期待できない状況にあります。このことから、当部が置かれている状況を自己分析した結果の決断となりました。

本プロジェクトは技術的、時間的、金銭的に厳しいものでありました。しかしながら可能な限りの交渉を続け、これらの問題を克服することができました。また、多くの方々から様々なご意見・ご要望を頂戴しました。全てのお声にお答えできる訳ではありませんでしたが、可能な限り妥協点を模索し、多くの方に納得いただける且つ実現可能な作業になったと考えております。本プロジェクトは「人」というキーワードをテーマに活動してまいりました。今後とも駒大スポーツ新聞紙面、並びに本サイト「コマスポ」の発展を祈願し、プロジェクトリーダーからのご報告とさせていただきます。

最後に本プロジェクトへのご協力を賜りました下記の皆様に対し、深く御礼申し上げます。ご協力、誠にありがとうございました。

  • ジャーナリズム・政策研究所 運営委員会 並びに 事務局の皆様
  • コマスポOB・OGの皆様
  • 駒澤大学 総務部 広報課の皆様
  • 株式会社KUサポート 総合情報センターご担当の皆様
  • お問い合わせにお答えいただきました、企業の皆様
  • お問い合わせにお答えいただきました、各大学スポーツ新聞の皆様
駒澤大学 文学部・社会学科・社会学専攻 コマスポサーバー移転プロジェクト プロジェクトリーダー 塩次 勇太
塩次 勇太 【―駒大スポーツ100号発行記念―】
コマスポサーバー移転プロジェクト プロジェクトリーダー
駒澤大学 文学部・社会学科・社会学専攻(千葉県立柏の葉高等学校 出身)