陸上競技部

DATE:2022.04.28陸上競技部

篠原倖太朗、5000m自己ベスト更新!2022東海大春季記録挑戦会

※諸般の事情により、掲載が遅くなりまして大変申し訳ございません。記事内の学年・情報につきましては、インタビュー当時のまま記載しております。

3月21日、東海大学中長距離春季記録挑戦会が神奈川・レモンガススタジアム平塚陸上競技場にて行われた。
駒大からは山野力(市3)、篠原倖太朗(地1)、吉本真啓(経1)の3名が出場し、篠原は自己ベストを更新。個人選手権の標準記録である13:47:00を突破し、見事出場資格を得た。
結果は以下の通り。

5000m 決勝
1位 篠原倖太朗 (地1) 13:45:65 ☆自己ベスト
2位 山野力 (市3) 13:57:32
5位 吉本真啓 (経1) 14:19:96

戦評

序盤は3人ともペースをやや抑え、集団の中程に。
徐々にペースを上げ、2500m過ぎでは山野と篠原が集団の先頭に躍り出る。
3200m地点で吉本が集団から離脱。吐息も荒く、苦しい表情に。
篠原は3800mごろから厳しい表情の山野を引き離し、独走状態になると、そのまま1位でゴールを果たした。

インタビュー

◆篠原倖太朗

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――今日の調子は
「実業団ハーフやクロカン日本選手権と比べると、少し落ちているのかなと思った」

――今日の目標タイムとレースプランは
「今日の目標タイムはちょうど一年前、唐澤(拓海・市2)さんが世田谷記録会で出した13分40秒だった。レースプランは大体同じで行き、最後の一周で大体40秒に持っていくという感じ。最後切れなかったので、そこが課題」

――個人選手権に向けての目標
「個人選手権はユニバーシアードの選考。駒澤はユニバーシアードに結構こだわっているので、自分が日本代表になれるように頑張る」

◆山野力

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――今日の調子は
「普通に練習も継続していい練習ができていたので、調子としては悪くなかった」

――目標タイムとレースプランは
「個人選手権の参加タイムが13分47秒だったので、今日はそれを切りに記録会に出た。ただ全然後半思うように動かなくて、あまりいいレースではなかった」

――新主将から見た今のチームの状況は
「練習も春休みの間積めていて、ケガをしていた主力メンバーも復帰に近づいている。いい形で来ていると思う」

◆吉本真啓

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――今日の調子は
「調子を上げてやってきたが、本番になると練習でやってきたことがうまく発揮できなかった。悔しい」

――今日の目標タイムとレースプランはどう考えていたか
「山野さんと篠原が13分47という、個人選手権の標準記録の突破を狙っていた。自分も頑張ってついて行き、最低でも13分台という目標でやってきた」

――次回のレースに向けて今回見つかった課題は
「今回はハイペースで前の選手とは離れたが、3000mは今までで1番いい通過だった。ラスト2000mが課題となった。次はハイペースになってもラストをしっかりまとめて、次こそは13分台に乗れるようにしていきたい」

◆藤田コーチ

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――レース全体を振り返って
「今回は個人選手権の標準タイムが13分47ということで、それを切りにいく目標で来た。大体13分40から45というところを目標にしたが、結果切れたのが篠原だけだった。吉本はまだ今近づけている段階なので、届くか届かないかというところだった。山野は届いてもおかしくなかった。山野が切れなかったのはちょっと残念。篠原だけでも切れたのは良かったかなと思う」

――新年度に向け、チームの状況は
「新入生が入寮してきて、新たな体制で山野新キャプテンのもとでやっていく形になる。
いつも言っているが、チームというものは4年生のチームだと思う。田澤はいよいよ最後の学年になるし、ハーフで日本学生最高記録を作った山野がキャプテンということで、力がある4年生が引っ張っていく1年になると思う。その中で、連覇を目指した箱根で勝てなかった悔しさをチームとして持ちたい。今年は世界陸上やアジア大会、ユニバーシアードなど大きな大会が目白押しの1年でもある。やはり、日本代表選手の輩出にこだわってやっていきたいというのが大八木の方針。そこにこだわりながら、チームとしては駅伝と個人のレースに注力していきたい」

執筆者:清水呼春

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