陸上競技部

DATE:2024.12.16陸上競技部

年内最後の公式戦!第2回国士舘大学長距離競技会

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(撮影:野口友花)

第2回国士舘大学長距離競技会が12月14日に国士舘大学多摩キャンパス陸上競技場内で行われ、駒大からは5000メートルに4名が出場。年内最後のレースとなった今大会は1年生の中野颯人(歴1)が大学初レースとなった。
結果・インタビューは以下の通り。

◆結果

男子5000m 12組
3着
植阪嶺児(経2)
14分23秒22
4着
林晄生(法1)
14分24秒00
10着
船津類生
14分49秒51
12着
中野颯人(歴1)
14分57秒35

◆戦評

男子5000m 12組

4名は集団の中腹からスタート。その後、船津、植阪、林は中腹、中野は後方でレースを展開する。徐々に先頭集団から引き離され、林と植阪で第2集団を引っ張る展開に。船津が第2集団からこぼれ、さらに後方に大学初レースの中野が位置する。ラスト1週で第2集団から植坂、林が抜け出し、3、4着でフィニッシュ。船津と中野も懸命にスパートし、それぞれ10着、12着でゴールした。

◆インタビュー

植阪嶺児

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(撮影:野口友花)

ーー今日の調子は
「調子は悪くなく、良い感じでレースに臨めた」

ーーレースプランは
「ハイペースにはならないと思っていたので、余裕を持って付いていき、ラストで2000m、1000mでペースを上げて組トップを取れたらと思っていた」

ーー自身の走りを振り返って
「最初の位置どりが悪く、寒さもありあまり動かなかった。中盤も先頭集団に着いていけず、中だるみという形で遅くなってしまい、ラストもうまく切り替えられなかった。納得いく結果ではない」

ーー監督やコーチから言われていたことは
「スタート前は『今季のラストレースということで、自己ベストを出せるように』と言われていた。また、ペースもあまり速くならないだろうということで、ラストしっかり上げるよう言われていたため意識して走った」

ーー今後の目標
「今年は三大駅伝に出走できなかったが、来年からは上級生になる。2年生は今みんな調子が上がってきているので、自分もその波に乗り、三大駅伝に出走してチームの優勝に貢献したい」

◆林晄生

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(撮影:川本凌生)

ーー今日の調子は
「前回と前々回の5000mは3000m以降で大きく失速してしまいレースにならず、その嫌なイメージを持ったままのシーズンになってしまったので、今回はなんとか自己ベストを出そうと思って走った」

ーー今日のレースプランは
「今まではラスト2000mで大きく失速してしまったので、今回はその2000mを同じペースで走ることを目標にした」

ーー今日の走りを振り返って
「余裕を持って前半3000mを通過できたので残りの2000mは普段より動いた。しかし先頭から大きく離されてしまい、またラスト1000mがあまり上がらず自己ベストに届かなかったので満足のいく結果ではなかった」

ーー監督やコーチからなにか言われていたことはあるか
「序盤は集団の中で力を使わずに走るように言われた。しかし途中で先頭集団から離されてしまい、そこに付いていかないと13分台を出すことはできないと思った」

ーー今後の目標は
「年末に部内のタイムトライアルがあるがそれが終わると来春までレースがないので、冬の間に自分の土台の部分からもう一度作り直してもっと強い選手になれるようにがんばりたい」

◆船津類生

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(撮影:野口友花)

ーー今日の調子は
「序盤は良かったが途中から体が動かなくなった」

ーー今日のレースプランは
「序盤は後ろに付いて後半ペースを上げる予定だった。序盤は上手くいっていると思っていたが甘くはないと感じた」

ーー今日の走りを振り返って
「序盤の動きは良かったが1400m付近で体が動かなくなり後半ペースが上がらず、1km3分以上かかってしまった。ポイント練習を余裕を持ってこなせなかったことが原因だと思うので今後はポイント練習を余裕を持ってこなし、次の試合は自信を持って走れるようにがんばりたい」

ーー監督やコーチからなにか言われていたことはあるか
「ポイント練習を余裕を持ってこなして次の試合に臨んでほしいと言われた」

ーー今後の目標は
「冬の間にしっかり走り込んで来季に向けてがんばっていきたい」

◆中野颯人

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(撮影:野口友花)

ーー今日の調子は
「大学初レースだが、体的にも気持ち的にも状態が上がっている中でレースに臨めた」

ーーレースプランは
「大学初レースとなるため、監督には『程よい緊張感を持って走ることと最後上げないとタイムは出ない』と伝えられていた。自己ベスト近くで走ることを目標に出走した」

ーー自身の走りを振り返って
「練習があまりできていない中で、年内最後の公式戦への出場機会をいただいたので、しっかりと記録を出さないとと思ってレースに臨んだ」

ーー監督やコーチから言われていたことは
「前期はほとんど走れず、後期は少しずつ走れるようになってきたため、『今回のレースでは自己ベスト近くで走れるように』と言われていた。また、年末のTTや来年につながるレースにできるよう指示をいただいた」

ーー初レースとなったが
「緊張もあったが、今回の結果からは、自分の練習の甘さや競技に対する見方も考えていかないとと感じるレースとなった」

ーー今後の目標
「トラックレースだけでなく、個人的にはロードレースもしっかり走りたいと思っている。まずはトラックレースを中心にスピードを磨き、練習を重ねて実績を出し、ロードにつなげたい」

執筆者:梅川岳飛、野口友花

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