陸上競技部

DATE:2025.04.23陸上競技部

篠、牟田颯太、大学初レース!安原組トップ-第86回法政大学競技会

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(撮影:梅川岳飛)

第86回法政大学競技会が4月19日に法政大学校地陸上競技場で行われた。駒大からは1500メートルに秋山稟央(営2)、工藤信太朗(地3)、3000メートル障害に牟田颯太(地1)、5000メートルに安原海晴(商3)、篠和真(営1)が出場。牟田、篠が大学初レースとなった。
結果と戦評、インタビューは以下の通り。

結果

◆男子1500m 3組
4着
秋山稟央(営2)
3分53秒40
14着
工藤信太朗(地3)
3分59秒56
◆男子3000mSC 3組
3着
牟田颯太(地1)
8分59秒16
◆男子5000m 2組
1着
安原海晴(商3)
13分58秒96
14着
篠和真(営1)
14分24秒41

戦評

男子1500m 3組

秋山、工藤の順で中腹でスタートし、レースを進める。2周目に入ると工藤がきつい表情を見せ、集団後方に。秋山は安定したペースで周回を刻み、ラストスパートをかけ4着でフィニッシュ。工藤は厳しいを表情を見せながらも残り1周でスパートをかけレースを終えた。

男子3000mSC 3組

大学初レースとなった牟田は前方でスタートし、レースを進める。安定したペースで周回を重ね、残り800メートルになると2着争いをする積極的なレースを展開。ラスト1周では後ろを走る選手に突き放され、3着でのフィニッシュとなった。

男子5000m 2組

安原は前方で、篠は中腹でスタートし、レースを進める。2600メートル地点で篠が先頭集団に入ると同時に安原が組トップでレースを展開。4000メートルを超えると安原が後ろを走る選手を更に突き放し、単独走状態に。ラストスパートをかけ、組トップでフィニッシュ。篠はペースが落ちるも、前の選手に食らいつきレースを終えた。

インタビュー

◆秋山稟央

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ーー今日の調子は
「前回の日体大記録会では貧血であまり体が動かなかった。今回は対策をして体が動く状態を目指していたので、前回より体が動いた」

ーーレースプランは
「3分40秒台を目安に走ろうと思った。前半から中盤は先頭についていってラスト300メートルからあげるというレースプランだった」

ーーレースを振り返って
「今回は関東インカレのA標準突破というレースだったが、1周目2週目が思ったより遅かった。後半もずるずるといってしまって、上がりきらなかった。悔いのあるレースとなった」

ーー監督やコーチから言われていたこと
「『3分54秒(関東インカレのB標準タイム)を切れるようにラストを意識して臨むように』と言われていた」

ーー関東インカレに向けて
「関東インカレは今年から目指してやってきた。今回はギリギリB標準を突破できたので、次は3分40秒台を出せるようにやっていきたい」

◆工藤信太朗

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ーー今日の調子は
「スタート前気温が高く、脱水状態でスタートしたことは自分の準備不足だったと思う」

ーーレースプランは
「トラック自体が久しぶりだったので、他の選手に付いて行って最後上げようと思っていた。秋山(稟央・営2)が(関東インカレのB標準)タイムを切れていなかったので貢献できればと思っていた」

ーーレースを振り返って
「2周目から脱水症状でふらふらし出してしまい、そこから粘って上げようと思っていたが、最後まで情けないレースをしてしまった」

ーー監督やコーチから言われていたことは
「『最後まで粘ってスパートをかけよう。最後の1周を1番早くして関東インカレにつなげよう』と言われていた」

ーー関東インカレに向けて
「去年一応入賞しているので、今年は3位以内を狙っていきたい。今年の冬は距離を積んできたので、体力がついたという部分を順位につなげていきたい」

◆牟田颯太

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ーー今日の調子は
「ポイント練習や距離走などもこなせていたので良かった。悪くはなかった」

ーーレースプランは
「関東インカレのA標準は、9分08秒〜12秒だったので、切る事は出来ていた。自己ベストを大幅に更新ということで8分50秒切りを目指していたが厳しかった」

ーーレースを振り返って
「ハードルとハードルの間のタイムを縮めることが出来た。走力だけを使ったレースとなってしまったので、ハードルの感覚を掴めていなかったのが敗因となった。目標タイムを目指せなかったから悔しいレースとなった」

ーー監督やコーチから言われていたこと
「今日は、自己ベストを狙っていく走りをするようにと言われていた。レースが高校のインターハイの8月から3000メートル障害を離れていたので、そこの難しさを思い知った」

ーー今後の目標
「このレースは、関東インカレの3000メートル障害の出場に向けてのいい機会となった。いい所は伸ばして、悪いところは新しい練習を生み出して、ハードルを克服していきながら頑張っていきたい」

◆安原海晴

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ーー今日の調子は
「ある程度試合が連続する中でのレースだったため、ベストではなかったが悪くなかった」

ーーレースプランは
「3000メートルまでペースメーカーに付いて走り、ラスト1000メートルで積極的に前でスパートをかけるプラン」

ーーレースを振り返って
「最低限13分台では走れたものの、3000メートル以降自分でレースを引っ張り始めてからペースアップが思うようにできず、結果的にそのままのペースでラストまで行ってしまった。良くも悪くも現状確認をすることができた」

ーー監督やコーチから言われていたことは
「『1万メートルのラスト2000メートルをイメージして走るように』と言われていた」

ーー今後の目標
「短期的には関東インカレに向けて、今回のレースの反省点を活かしつつもう一度練習を積み直して調子を上げていきたい」

◆篠和真

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ーー今日の調子は
「大学の練習に慣れてきて、状態に問題なく走れていた」

ーーレースプランは
「レースの流れに乗って後半上げていきたかった」

ーー大学初レースとなったが
「気負わずにレースに臨むことができた。粘りが足りないので、練習を継続するとともに弱点克服のために練習していきたい」

ーー監督やコーチから言われていたことは
「『今のままでは戦えない』と言われていた」

ーー今後の目標
「5000メートルで自己ベストを更新したい」

執筆者:梅川岳飛

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