バスケットボール部

DATE:2023.09.25バスケットボール部

2巡目初戦は延長戦の末勝利!

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延長戦、末永がバスカンをもらい吼える末永と石川(撮影:中西真雪)
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4年生としての意地を見せた宮内(撮影:石井千尋)

第99回関東大学バスケットボールリーグ戦の第12節東京成徳大戦が9月24日に東洋大学総合スポーツセンターで行われた。結果は以下の通り。

○駒大 90 - 88 東京成徳大●

1Q 20-24
2Q 17-14
4Q 17-15
5Q 24-25
OT 12-10
スターティングメンバー
PG #10 宮内郁人(国4)
PG #12 野口竜真(法2)
SF #30 末永昂士(法4)
PF #31 石山威月(G4)
PF #35 星健太朗(営3)

1巡目に延長戦の末、辛勝した相性の悪い東京成徳大を相手に、今試合も延長戦に突入。息を呑む均衡状態を崩した駒大に軍配が上がり、チームは喜びに満ちた。
第1Qで最初に流れを掴んだのは駒大。開始2分で#12野口がスリーポイントシュート2本を含む一挙連続8得点。一方でDF面ではファールがかさみ苦戦する。
第2Qは、相手の精巧なスリーポイントシュートを前に一気に10点差をつけられる。この悪い流れを断ち切ったのは#35星。スリーポイントシュートを決めるとオフェンスリバウンドから得点。#10宮内や#4石川昴(G3)のスリーポイントシュートも炸裂し、1点差まで詰め寄った。
第3Qは両者譲らず、#11齊藤雄都(市3)を中心に得点。
第4Qは4年生の意地を見せるかのように#10宮内が気迫のこもったプレーと声出しでチームを盛り上げる。残り22秒で同点、駒大ボールからのワンプレーは決め切ることが出来ず、試合は延長戦に突入した。
延長戦は#30末永がドライブからバスケットカウントを与えられ、フリースローも沈める3点プレー!最後の最後まで勝負はもつれたが、2点差で駒大が勝利を収めた。

次戦は帝京平成大との一戦となる。

インタビュー

◆宮内郁人

――今日の試合を振り返って
「#3田中晴瑛(営3)と#18大矢隼(経4)がいなくて、人数が限られている中で、『チーム一丸となってやっていこう』というのは試合前にも言っていて、それが試合に出て良かったと思う」

――4Qの大事な場面でスリーポイントシュートや、ドライブからファールをもらって、フリースローを2本沈めるなどの活躍が印象に残ったが、自身の4Qのプレイはどうだったか
「4年の大矢の離脱など、4年の意地をなかなか見せられないことが、このリーグで多かったので『4年の意地を見せてやるぞ』という気持ちでアタックした」

――1Qの早い段階で2ファール、最終的には5ファールで退場となってしまったが
「気合いが入りすぎた(笑)」

――試合後には涙がこぼれていたが、どのような気持ちだったのか
「昨年度まではBチームで、いつも(Aチーム)の試合を見ていて『絶対に活躍したい』と思っていた。このリーグ戦で(Aチームとして出場する中で)全然活躍できなくて、自分の個人的な結果はイマイチだったが、この試合で今までの悔しさが嬉しさに変わって、嬉しくて泣いてしまった」

――今季からAチームとして試合に出場できるようになった要因は
「昨年度までのリーグ戦もほぼ毎試合見に行っていて『絶対ここで活躍したい』というのが常に心の中にあったので、それだけ」

――体調不良のため戦線を離脱していたが、もう治ったのか
「もう大丈夫!今週の木曜日から練習に復帰した」

――試合や練習でとても声を出している印象だが、自分で意識している部分なのか
「今シーズンがスタートした時に、自分は副キャプテンとして常に練習中から声を出して、雰囲気が悪くなった時とかはチームを盛り上げて。常にチームのことを考えて行動することがモットーとして自分の中にあって、続けている」

――次戦に向けて
「来週も田中や大矢がいないが、絶対に来週の連戦を勝利して、3連勝して田中が気持ちよく(アジア競技大会から)戻ってこられるように繋げていく」

◆野口竜真

――今日の試合を振り返って
「チーム状況的には苦しいところもあったが、延長戦を勝ち切れたことがとても大きいと思う」

――シューターとして活躍されているが、ロングシュートやスリーポイントについてはどうだったか
「特に今日は出だしから点を取るという意識をいつも以上に持つようにしていたので、1Qの最初から点を決められたのが良かったと思う」

――今季は大矢選手の怪我もあり、スタートから長い時間起用されることが多いが
「あまりそういった経験がないが、徐々にプレータイム長いながらにもしっかりシュートを決めて自分のいつものプレーをできるようにしたいと思っている」

――自分のディフェンス面については
「自分は実はとても苦手だが、今日は相手がシューターだったので、シューターに打たせないという意識を持つようにしていた」

――次戦に向けての目標や意気込み
「次の試合もまだチーム状況が苦しい状態であり、勝ちがほしいところなので、しっかり全員で一丸となって勝ちを狙いに行きたいと思っている」

執筆者:中西真雪

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