バスケットボール部

DATE:2023.10.21バスケットボール部

1巡目の悔しさ晴らす! 青学大から勝ち星

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欲しいところで3Pを決め切る野口(撮影:中西真雪)
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ドライブ、リバウンドと攻守で活躍する末永

第99回関東大学バスケットボールリーグ戦の第19節青学大戦が10月21日に東京成徳大学八千代キャンパスで行われた。結果は以下の通り。

〇駒大 78-71 ●青学大
1Q 30-13
2Q 11-23
3Q 20-16
4Q 17-19
スターティングメンバー
PG #3 田中晴暎(営3)
SG #12 野口竜真(法2)
SF #30 末永昂士(法4)
PF #31 石山威月(G4)
PF #35 星健太朗(営3)

相手は1巡目延長戦の末、悔しい敗戦を喫した青学大。敗戦の理由には主力メンバーの出場時間が軒並み長く疲労が激しかったことがあったが、今試合は1巡目よりも多くのメンバーが出場し、第1Qに一挙30得点。試合を通して逆転されたのは1度だけでセーフティーリードを守り切り、嬉しい勝利を収めた。

第1Qは開始15秒で#31石山がゴール下から先制点。その後は#12野口が持ち味の3Pを2本決め流れを作ると、呼応するように#31石山と#30末永の4年生コンビが躍動した。石山は今試合トップの16得点。3度のバスケットカウントを得て、厳しい体制からも決め切る強さを見せた。

第2Qは相手#7の強靭な体格を利用したパワープレイに苦しめられる。対峙したPFの選手たちはOFファールを誘うようなDFに切り替え対応していったが、17点あった差が一気に5点差まで縮められた。

第3Q序盤はターンオーバーが増加。1度は逆転を許すが35番星、3番田中、12番野口が3Pを決め、耐えきった。

勝ち切りたい第4Q。けがから11試合ぶりに復帰した#18大矢隼(経4)の3Pが決まり、一際大きな歓声があがった。しかし残り2分を切ったところで5点差まで追い詰められる。DFも厳しくなったが、残り1分30秒で#12野口がダメ押しの3P。最後は冷静にボールを回して時間を使い、1巡目の敗戦の悔しさを晴らす嬉しい勝利となった。

インタビュー

◆石山威月×大矢隼

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2人は新潟商業高からのチームメイト(左・大矢、右・石山)

--今日の試合を振り返って
石山「1ピリから駒大らしいバスケットをすることができて、途中追い上げられそうなところもあったが、そこを耐えて4ピリまで持ってこられたのが勝ちに繋がった。とても嬉しい」
大矢「チームとしては、最初良いリズムでOFも得点もDFもできた。追い上げられたが我慢して、ナイスゲームだったと思う。個人としてはまだまだ」

――1巡目の青学大戦の敗因として、主力メンバーが出突っ張りになり疲労が激しかったことがあった。今試合は様々なメンバーが出場していたが
石山「みんなで回して全員が『勝つ気』でプレーできたのが、しっかりと試合に出てたので良かった」
大矢「交代したメンバーが役割を果たしたので、良いゲーム展開で、自分たちのリズムで進められたと思う」

――石山選手は今試合3度のバスケットカウントを得たが、厳しい状況でも最後まで打ち切ろうということは意識しているのか
石山「そこが自分の役割だと思っているので、しっかりと頑張りました!」

――大矢選手はけがのため第7節から11試合ぶりの出場になったが、ひさしぶりの試合は
大矢「めっちゃ体が疲れている。練習自体も1週間前に始めた。体に鉛がついているみたいに重くて、息は上がるし...。でも1本決められたので良かった。あれ良かったよね?」
石山「うん。良かった」
大矢「最初は分かっていなかったが、良いところで決められた。鳥肌が立った。泣きそうになっちゃった(笑)。(勝てて)良かった。こいつ(石山)とやるのもラストなんで」

――次戦の国士大戦に向けて
石山「1巡目で負けているというのもあるし、国士大は全勝で2部リーグトップだが、控えめなプレーじゃなく『勝ってやるぜ』という気持ちで。今駒大は連勝しているので、その流れを持っていけるように頑張る」
大矢「国士大は全勝しているので、1回土をつけて勝つ」

執筆者:中西真雪

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