硬式テニス部

DATE:2023.08.28硬式テニス部

男子テニスリーグ開幕 接戦をものにし白星発進

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接戦を勝利しガッツポーズを見せる大場(撮影・武藤亘輝)
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駒大の勝利を決める試合を制した飯田(撮影・東海圭起)

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ガッツポーズをする末尾(撮影・東海圭起)
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サーブを打ち込む藤野(撮影・武藤亘輝)

関東学生テニスリーグ(男子第77回)が8月26日、東国大川越第2キャンパスにて開幕した。ダブルス3戦を全勝。シングルスでは、S4,S5の大場巧士(営2)、飯田拓弥(商3)がフルセットにもつれ込む接戦を勝利し、5―4で開幕戦勝利。目標の1部昇格へ上々のスタートを切った。

トータル
☆駒大 5-4 東国大

ダブルス
D1
〇末尾拓翔・三角理旺 2(6-3.3-6.10-7)1 ●石関皓・南晴空
D2
〇北牧慶一朗・藤野恵大 2(7-5.6-1)0 ●手塚有莉・井田海翔
D3
〇小高拓海・金田晴輝 2(6-2,6-2)0 ●植田涼太・中台凱翔

シングルス
S1
●小高拓海 0(2-6.4-6)2 〇石関皓
S2
●植木海音 0(1-6.2-6)2 〇手塚有莉
S3
●北牧慶一朗 0(4-6.4-6)2 〇植田涼太
S4
〇大場巧士 2(1-6.6-3.6-3)1 ●中台凱翔
S5
〇飯田拓弥 2(4-6.6-4.6-4)1 ●栗原颯友
S6
●上田史恩 0(1-6.4-6)2 〇力武颯也

◆戦評

ダブルス3戦を全勝で迎えたシングルス。S4、S5にはリーグ戦初出場となる、大場、飯田が起用された。
S4の大場は、ファーストセットを相手の力強いストロークに対応できず奪われるが、セカンドセット、8ゲーム目にはブレイクに成功。 ファイナルセット、第7ゲームでは、互いに譲らないラリー戦を制し、白星をあげた。

S5の飯田は、ファーストセットを落とし、後がないセカンドセット。相手の足のつりの影響もあり、序盤に点を重ね、1-1に追いつく。ファイナルセット、第10ゲームはデュースにもつれ込むが、キープに成功し、そのまま勝利をおさめた。

◆インタビュー

◆三角理旺(商4)・末尾拓翔(経4)ペア

――今日の調子は
末尾「体調が悪くてひどかった。その中でやり切るだけだった」
三角「前日熱を出してしまって、試合に出るか微妙だったんですけど、出るって決めたからにはという思いで試合に臨んだ。体調は100点中10点くらいですね」

――相手の印象は
末尾「一人は1年生で知らなかったが、もう一人はシングルスで強いので、一人で戦ってくるんだなという感じで、対応できるようにいろいろしていました」

――フルセットまでもつれ込んで、最後は応援の声も大きかったが
三角「(応援の声が)本当に大きかったですね。リーグならではという感じ。相手も人数が多かったですけど、それにも負けないくらい全員が声出してくれて、頑張るぞという気持ちになりましたし、後押しされました」
末尾「ファイナルセットは応援がなかったら、とっていかれていたと思うので、本当に応援の力で勝ったかなという感じです」

◆北牧慶一朗(経2)・藤野恵大(G2)ペア

――今日の試合を振り返って
北牧「リーグ戦は団体戦でいつもとは違う緊張感があった試合だったんですけど、序盤少し固くなってしまって、リードされたが、途中から応援とか、ベンチコーチの声掛けとかのおかげでいつも通りリラックスして、プレーできたのでファーストセットを競った中でも取り切れた。そこからは勢いに乗っていくいつもの自分のプレーでセカンドセットは、最初からリードできたので、今日はいい試合だったかなと思います」
藤野「初戦の緊張感がある中で、自分たちがチャレンジャーということを、しっかり自覚して、勢いでリードできたのが、今回の試合を勝てたポイントだと思います」

――相手の印象は
北牧「手塚(東国大)選手は、この前のインカレ本戦でも勝っている選手。力がある選手で、最初ボールに力があって、自分たちも焦ってしまった。ただ落ち着いて、かわしながらうまくボールの配球ができたかなと思います」
藤野「ダブルスで片方がいい時と悪い時があると思うが、そこをちゃんと自分たちで分析して、徹底的にできました

――よかったところは
北牧「ここぞというときに(ポイントを)とれたというのがよかったと思う。特にリターンゲームで、ゲームポイントを気合でねじ込めた。ここを取れると試合の流れも呼び込めると思うので、とれるときにとれてよかったです」
藤野「序盤は少し固さがあって、少しずつ思いっきりプレーすることができるようになって、ボレーも中途半端に動かなかったのがよかったです」

◆大場巧士(営2)

――今日の試合を振り返って
「序盤自分の流れを持ってこられなくて、メンタル的にもきついところがあったんですけど、セカンドセットは自分から攻めていって、ペースを握れたかなと。サーブは結構入ったので相手を押せたところかなと思います」

――周りの応援は
「これぞリーグ戦という感じ。すごく救われて、力になりました」

――次の試合に向けて
「絶対に勝って、目標の1部昇格に貢献できるように頑張ります」

◆飯田拓弥(商3)

――今日の調子は
「初めてのリーグということもあり、緊張してなかなかうまくいかないことの方が多かったなと思っています」

――相手の印象や対策は
「ミスの少ない選手だったので、自分の雑なポイントや無駄なミスを減らして、要所要所で攻められるところは攻めていきたいという感覚で試合に臨んでいました」

――ギャラリーの声援を受けて
「団体戦の応援が好きで、応援がたくさん来てくれてすごく力になったと思います」

――次戦以降に向けての意気込みは
「自分がキーとなる試合も多いと思うので、きちんと試合を取り切れるよう、頑張っていきたいです」

(執筆者:東海圭起)

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