2013.04.11〜2013/04/12更新
17090 日本言語文化研究T(国英歴日外考心營A選) 水曜日第3限 教場4−303
担当者:萩原 義雄
 
講義のねらい
 音韻・文字・文法・語彙・敬語・文体・言語生活といった分野を常に据えた形態で、古代から現代までの“ことばの歴史”を現代人の鳥瞰・虫瞰の眼(まなざし)で、しっかと見据えていくことを目的としています。そのなかで、現存する紙面としての日本語資料の実態についての保管現況を把握することが第一義となります。まず、日本語ではどう時代区分しているのかを精確に知りましょう。将来、日本言語文化研究としてどのような重要性を有し、どのように発展研究させていくのかを受講者各々で認識していただきます。「駒澤大学 e-Education:YeStudy」を用いています。
 
連絡事項
夏季リポート課題について〔html版〕←此の下線部の箇所をクイックして開いてください!
 
講義の内容
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教室講義開始 グローバルジャパン・プログラム

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講義の内容及び授業計画

  01の講義内容 ※最初に情報センターの使用手続き担当責任者説明

         日本文化の未来と古代をつなぐPDF版

  02の講義内容 いろはうた」と「あめつちのうた」そして「たゐにのうたPDF版

  03の講義内容 伊勢物語』第九段 東下り」「」を読む PDF版

         

  04の講義内容 野馬臺詩』をめぐる説話譚 ―『吉備大臣入唐絵巻』 PDF版

  05の講義内容 落 書 PDF版

  06の講義内容  「手紙」失われた文字 PDF版

  07の講義内容 文字の修得と習学 PDF版

          かなについて 貴族階級とことば教育 佛教界とことば教育

  08の講義内容 文字の運びと流れ PDF版

          カタカナ文献資料について

 『古今和歌集』(旧伏見宮家藏)一二〇六年冩 ―

  09の講義内容 漢字・カタカナの混淆文を読む その1 PDF版

― 『今昔物語集』(京都大学附屬図書館藏国宝、鈴鹿本)―

  10の講義内容 漢字・カタカナの混淆文を読む その2 PDF版

― 鈴鹿本『今昔物語集』から古辞書利用へ ―

  11の講義内容 古辞書の活用術とその方法―三卷本『色葉字類抄』―

  12の講義内容 連綿連続にみる日本語の抑揚階調表現 PDF版

― 徳川本・五島本『源氏物語繪卷』のかな書き「ひ」文字 ―

  13の講義内容 作庭記』について PDF版

  14の講義内容 梅沢本『古本説話集』にみる畳字踊り字「/\」 PDF版

     夏季課題提出(後期講義に向けてその方向性と準備を説明)

  15の講義内容 

 

  16の講義内容 延慶本『平家物語』について PDF版

  17の講義内容 鴨長明自筆『方丈記』について PDF版

  18の講義内容 細川三斎忠興筆『徒然草』について PDF版

  19の講義内容 蒙古襲来絵詞』について PDF版

  20の講義内容 太平記』について PDF版

  21の講義内容 中世藝術論〔謡曲・能・狂言〕の言語文化について PDF版
  22の講義内容 天草版(キリシタン)資料 PDF版
  23の講義内容 往来物『庭訓往來』について PDF版

  24の講義内容 松尾芭蕉『奥の細道PDF版

  25の講義内容 讀本『南総里見八犬傳PDF版

  26の講義内容 仮名手本忠臣蔵 PDF版

  27の講義内容 町人文化とことば  十返舎一九編東海道中膝栗毛 PDF版

  28の講義内容 樋口一葉『たけくらべ―雑誌「文學界」と「文藝倶樂部」所載直筆原稿―

《補完資料》

  28の講義内容 五十音圖のはなしと音訓について

          文字資料(漢字・ひらがな・カタカナ・ローマ字)から日本語學資料へ

 

   冬季課題の提出
 
履修上の留意点
 ※出席は、教場IT管理に依拠します。授業開始時に当日の出席書込欄にまずチェックをしましょう!また、IDチェックを忘れてしまった場合などは、下記掲示板へ書込みをすることで確認が可能となります。特に、4週連続して理由なき欠席された受講者については、履修名簿から自動的抹消します。
 ※講義内容及び連絡事項については、HP(情報言語学研究室)上に凡て逐次掲載しますので常時ご閲覧願います。質疑応答の問い合わせも直接私の研究室対応の他、IT機器「駒澤大学 e-Education:YeStudy」を用いての応対も可能となっています。
 
成績評価の方法(GPA制度に基づく)

 前期と後期それぞれにリポート課題を用意します。これを紙出し&FD(ネットへの添付資料)にして、最終締め切り日に提出します。

 提出の際には、提出の年月日の記入。学籍番号。氏名を必ずファイル名と内容資料に必ず添えてください。
 ご自分が調査した関連語句(書名・人名・用語など)の記入とそれに関わるネットリンク、添付画像処理についても著作権・肖像権問題に充分留意をお願いします。また、ネット上の他人の文章をそのまま貼り付けて利用することは絶対なさらないようお願いします。

 また、総合教育研究学部(日本文化部門)掲示板の積極的なご利用を期待します。皆様方の声と管理担当者である萩原の考えや日程をここに反映させ、学習支援及び学習意欲の向上をめざすことが本来の目的です。ここに記載された内容は、すべてこちらで管理運営しております。今後、この授業内・外を問わず、この書き込みを通じて授業評価にも大きく反映させて行きますのでご承知ください。

 
教科書{著者名『書名』(出版名)価格、ISBN}
 紀田順一郎著『日本の書物』〔勉誠出版、3000円(税別)〕
 インターネット公開型テキスト“国語史”URL http://www.komazawa.-u.ac.jp/~hagi
 
参考書(指定図書・文献等)
 今野真二『日本語の歴史』文献から読み解く【鳥瞰虫瞰】〔笠間書院刊、3800円(税別)、ISBN4-305-70307-6〕
 
その他(授業法法−講義形式、ゼミ形式、プリント配布、レジュメ配布等)
 情報機器及び文書編集ソフトを利用します。講義資料はHP(情報言語学研究室)上に凡て掲載します。授業内における講義プリントやレジュメPDF資料配布の紙面出しは必要最低限で保証します。
 情報機器を利用します。講義資料はHP(情報言語学研究室)上に凡て掲載します。授業内における講義プリントやレジュメPDF資料配布の紙面出しは必要最低限で保証します。
 
連絡事項
 講義教室はIT機器使用の部屋となっています。その関係で教室にはふだん未使用の場合には鍵がかかっております。講義開始10分前には必ず到着し、教室を開けますのでその間お待ち願います。
 
 「掲示板書込み内容について」(出席と平常評価の対象)
 この講義の最初に申し上げますように、二週間分をまとめて投稿する方法はこちらでの評価対象として、あくまでその日の分「一」としてしか扱いません。二以上の評価にはならないことをご連絡申し上げます。書込みは、その週の時間毎に見合う内容をご自分が考察した観点を第一義として入力提出することとします。
 「講義の事前事後の取り組み」→「駒澤大学 e-Education:YeStudy」をご利用願います。ここに、関連する事柄を学習する場を用意しました。取り組む、取り組まないは貴方自身が決めることです。決めたならとことんやり抜く強い意志を以て貫きましょう。覚えるのではなく身につけていくことこそ言語文化修得の王道です。この資料に関する質疑応答は確実に行っていきます。是非ご参加ください。そして、参加される方は必ず受信送信の確実なご自分の携帯メールを登録しておきましょう。夏休み・春休み学校の登録アドレスだけでは見落としたり、早急な取り組みがしにくいことが現実としてあります。
 
連絡事項
夏季リポート課題について〔html版〕←此所を開いてください!
 
※冬季課題リポートについて
 期日は2011年12月15日(水)を締め切り日とします。この記述内容を確認した上で、再度提出を求めますので、再度提出期限の方は、 2011年01月12日(水)が締め切り日となります。提出場所は第一研究棟日本文化部門資料室及び研究室(直接)及び「駒澤大学 e-Education:YeStudyとします。
 課題内容について 日本文献資料の一作品乃至(ないし)二作品を基本に、作品のご自身で解題の説明文を作成してみましょう。参考資料としては、『日本古典文学大辞典』〔岩波書店刊〕を見ましょう。
 解題の構成は、
 @作品名〔漢字表記と平仮名表記・【別名】〕
 A【製本数量】〔卷軸・冊本・折本〕
 B【成立年代・書写年代】
 C【著者・編者・ふりがな】
 D【識語】〔本末・巻末〕
 E【所蔵・【諸本】〔複製〕】
 F【翻字資料】
 G【国語資料】〔【研究】・【文体】など〕
の已上、八項目をそれぞれが選択された作品資料に遵って記述していきます。なお、資料の写真画像が添付可能な場合には、カラー画像(無いものは黒白画像)を添えてください。インターネットでの公開作品資料については、相手側の指示に従い、HPアドレス及びリンクをしておきましょう。
 
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2012年04月11日(水)第三時限め(13:00〜14:30)1-404教場

  01の講義内容 ※最初に情報センターの使用手続き担当責任者説明

         日本文化の未来と古代をつなぐPDF版

 
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日本言語文化研究T 投稿者:nb2010 投稿日:2012年 4月16日(月)20時21分36秒
 これから1年間よろしくお願いします
 先生の授業からいろいろなことを学びたいです。
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2012年04月18日(水)第三時限め(13:00〜14:30)1-404教場

  02の講義内容 いろはうた」と「あめつちのうた」そして「たゐにのうたPDF版

 
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日本言語文化研究I 投稿者:nb0030 投稿日:2012年 4月25日(水)02時23分1秒
 聖徳太子、空海と来て、三人目にはやはり、菅原道真公を推したいところです。
地元に亀戸天満宮があり、菅公さんには小さいころからお世話になっているのです。
「いろはうた」「あめつちのうた」「たにゐのうた」いずれも、パングラムと呼ばれるものですね。
 しかもこれら3つはどれも、文字の重複がない完全パングラムです。
 パングラムは日本だけでなく世界各国の諸言語でも見られるものですよね。
 日本で「いろはうた」が手習いに使われたように、英語の"The quick brown fox jumps over the lazy dog."がタイプライターやキーボードの試験に使われることは、とても興味深いと思います。
 「いろはうた」に関して、糸瓜(いとうり)が「とうり」に訛り、「と」がへとちの間であったことから「へちま」などというのは、とても洒落が効いていて素敵ですよね。
するめをあたりめと言い、なしをありのみと呼んだ日本人の、洒落と粋と験担ぎはとても素晴らしいセンスだと思います。
 「あめつちのうた」の沓冠歌や「いろはうた」の「咎無くて死す」のような一種の暗号文は、日本人の愛する文章形態の一つだと思います。
講義内で思い出したのは、まさに伊勢物語に出てくる「かきつばた」の折り句(アクロスティック)です。本日の第三回講義ではこの歌に触れるようなので、楽しみにしています。
現代では谷川俊太郎が折り句を用いた詩を発表していますね。文学作品ではなくても、「あいうえお作文」や「縦読み」など、折り句は日本人の文章の中に深く根付いているものだと思います。
 漢字のことを男手、平仮名のことを女手というのは前から知っていましたが、講義後ふと、「漢」という漢字には、たとえば熱血漢であるとか、悪漢などのように、人間、それも「おとこ」を表す意味があるということを思い出しました。
「漢字」という呼称の由来自体は中国の旧名・漢から来ているとは思いますが、別解釈ではまさに「おとこの字」なのだなぁと気付き感動しました。
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日本言語文化研究T 投稿者:ck0242 投稿日:2012年 4月24日(火)19時00分3秒
 大変遅くなりましたが、「いろはうた」と「あめつちのうた」「たゐのうた」の感想です。
自分が知っていたのは「いろはうた」だけだったので、「あめつちのうた」や「たゐのうた」のことを初めて知り、どちらともよく考えられて作られていて、たいへんおもしろく、また驚きました。また、いろはうたは現在でも使われている、ということを聞き、テレビに初めて映った文字がいろはうたの最初の字、「イ」であることを思い出しました。
 また、昔の「ホ」が「保」の旁の上の部分を書いていたのは、今の「ホ」の部分は「木」の部分で「木・き」と混合しやすかったからではないのか、と思いました。その他の平仮名や片仮名の話もおもしろく、また勉強になりました。
 あと、最後の6ページ目の2行目の「なかった」が「なっかた」になっていました。
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日本言語文化研究T 投稿者:cg2058 投稿日:2012年 4月23日(月)23時54分19秒
 今回あめつちのうたを初めて聞いたのですが源順の能力に驚きました。
 時間をかければ書けるというものでもなさそうですし、この時代の貴族の先生とは相当頭が良かったのでしょうか…。
 五十音については、eとyeの違いが今回解決してスッキリしたのですが“ん”は何処から追加されたのでしょうか?
 いろはうたの頃は発音的に要らなかったのですかね?
 戦後のマッカーサーの政策の話、心に残っています。
 古からの言語文化、是非とも未来まで残しておきたいものです。
 課題も出来る限り縦書きで書きたいと思っています。
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日本言語文化研究T 投稿者:mg2088 投稿日:2012年 4月23日(月)01時19分35秒
 「いろはうた」は、もちろん知ってはいたものの、今までそんなに深く考えたことがありませんでした。
 私は歴史が好きなので、「咎なくて死す」というのが吉良邸に討ち入った赤穂浪士の47人という数字に関係していたことにすごく驚きました。
 先生の授業は何かと歴史と関係してくるのでとても楽しみです。
 これからよろしくお願いします。
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日本言語文化研究T 投稿者:ck2113 投稿日:2012年 4月23日(月)00時21分57秒
 今週の授業内容も興味深いものでした。
 「いろはうた」自体は知っていたものの、それについて調べてみたり考えたりすることはなかったので、「いろはうた」にいろいろな謎があるとは驚きでした。
 この授業を通じて、自分の知らないことや興味のあるものについてたくさん知っていきたいと思います。
 これから一年よろしくお願いします。
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日本言語文化研究T 投稿者:nb2010 投稿日:2012年 4月22日(日)22時24分50秒
 今まで全く気にしたことのなかった「いろはうた」をやってこんなに工夫が凝らしてあるものだと思ってなかったのですごく魅力的なものに見えてきました。
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日本言語文化研究T 投稿者:nb2007 投稿日:2012年 4月22日(日)21時07分5秒
 今週の授業もとても興味深い内容でした。
 私たちに馴染みの深い偉人の名前もちらほら出てきましたし、「いろはうた」に隠された暗号や、「あめつちのうた」の構成の巧妙さや奥深さを実感しました。
 双方の作者の頭の中を覗いてみたいと思いました。
 来週の講義も楽しみです。
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日本言語文化研究T 投稿者:cb2064 投稿日:2012年 4月21日(土)21時12分56秒
 初めて書かせていただきます。
 これから一年間よろしくお願いします。
 いろは歌にそのような秘密が隠されているなんて本当に驚きでした。Webで調べてみると、キリストとの関係があるようで、読んでるうちにわくわくしてきました。
 これからもこのような驚きな発見があると思うと授業が楽しみです。
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日本言語文化研究T 投稿者:cb2093 投稿日:2012年 4月21日(土)15時47分56秒
 だいぶ遅くなってしまいました。
 先生の授業はおもしろく、次の世代に自分自身も伝えられることは伝えていきたいと思いました。
 次の授業も楽しみにしてます。
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日本言語文化研究I 投稿者:cg2128 投稿日:2012年 4月21日(土)15時29分17秒
 こんにちは。
 授業から少し時間が経ってしまい、申し訳ありません。
 日本人なら誰でも知っているであろう「いろはうた」ですが、たくさん知らないことがあって驚きました!
 特に、「いちよらやゑ→イスラエル」というのが印象に残っています。
 まだまだ暗号が隠されていそうですね!
 天平文化の時代には、当て字のように漢字を当てはめて、連想的なイメージで音仮名を表現するような遊びがあったそうです。
 今回の授業で学んだ「あめつちのうた」を作った源順も、ちょっとした遊び心から作ったのかもしれませんね!
 だとしたら、なおさら敬服してしまいますが。
 次の講義も、楽しみにしています!
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日本言語文化研究T 投稿者:cx2058 投稿日:2012年 4月21日(土)00時52分57秒
 二回目の講義も興味深く耳を傾けることができました。
 私は近現代史に興味があるのですが先生の仰ることに賛成です。
 先祖代々伝わってきた日本に関することを私も次の世代に伝えたいです
 次の講義も楽しみです。
 よろしくおねがいします。
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日本言語文化研究T 投稿者:nb2091 投稿日:2012年 4月20日(金)22時10分47秒
 初の書き込み失礼致します。
 いろはうたの「咎無くて死す」など知っていた知識もあった反面、それ以外の暗号的なメッセージが隠れていることは、今回の講義で初めて知りました。
 このような遊び心のある文字の並びを作れるなんて、作者はとても頭の切れる人だったのだなぁと関心してしまいました。
 また、平仮名と片仮名の成り立ち等、私たちにとって最も身近である言葉についてだったので取っつきやすい内容でした。
 実際のところ‥リエンテーションを聞いて、先生の講義はもっと難しい内容なのかなぁと不安に思っていた節があったため、非常に親しみやすい講義内容でほっとしました。
 これからの講義も楽しみにしています!
 拙文大変失礼致しました。
 
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2012年04月25日(水)第三時限め(13:00〜14:30)1-404教場

  03の講義内容 『伊勢物語』第九段東下りPDF版

          文字資料(漢字・ひらがな・カタカナ・ローマ字)から日本語學資料へ

 
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日本言語文化研究 投稿者:ck1149 投稿日:2012年 5月 2日(水)12時59分40秒
 「古橋・藻」を調べようと思ったのですが、忙しいからと自分に甘んじて調べられなかったので、今週調べたいと思いました。
 暗号(メッセージ)の入った和歌なんて素敵なので、自分も和歌は書けないけれど、隠れメッセージを含んだ文章を遊び感覚で気軽にやってみたいと思いました。
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日本言語文化研究T 投稿者:ck2155 投稿日:2012年 5月 2日(水)12時59分0秒
 先週の授業は、何気なく書かれていると思っていた和歌にも、思いがけないところに工夫が凝らされていて、改めて日本の文化を研究する面白さと、その深さを感じました。今後の授業も、どんな内容なのかとても興味深いです。
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日本言語文化研究I 投稿者:nb0030 投稿日:2012年 5月 2日(水)12時57分52秒
 わたしの住む墨田区には、在原業平に由来する「業平」という地名があります。
また、「業平橋駅」という駅もありましたが、現在は東京スカイツリーの完成に合わせて「とうきょうスカイツリー駅」と名前を変えてしまいました。
地名こそ残ってはいるものの、昔から馴れ親しんできた駅名がこうもあっさりと変わってしまうのはなんだか寂しいですね。
 藤原家の藤の花、というワードに関して。
 我が地元、菅公さんを祀る亀戸天満宮は、毎年藤の花が美しく咲き乱れることで有名なのです。
なかなかに皮肉なものです。
 講義の中で先生が、人は北へと逃れるとおっしゃっていましたが、確かにそのイメージがありますね。
 反逆者の烙印を押された義経も、奥州へと逃げました。
 また、逃避行とは少々違いますが、松尾芭蕉『奥の細道』もまた、深川を出発して北へと向かっています。
 「かきつばた」の句の沓の部分に織り込まれた「古橋/藻」について、なんとなく解読が出来たかもしれません。
 まず、この句の詠まれた場所です。三河国八橋(現在の愛知県知立市)……そう、まずここに「橋」と含まれているんですね。なので、まずは詠んだ場所を巧みに織り込んでいることが分かります。
 それからもうひとつ、調べてみて知ったことに、カキツバタは湿地に生息する植物であるということがあります。
 そこでわたしは、以前に静岡のとある湿原を散策したことを思い出しました。水浸しの潤った地面の上を渡るさながら橋のような歩道、生い茂る植物の合間を埋める藻。
 つまり、「古橋/藻」には、この句を詠んだまさにその場所の情景も折り込まれているのではないでしょうか。
 なるほど確かにこうして、自力で謎を解いていけるのはとても気持ちの良いものですね。
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日本言語文化研究T 投稿者:cg2012 投稿日:2012年 5月 2日(水)12時56分45秒
 先週の授業で触れた和歌は、頭文字を抜き取ると別な意味が浮かび上がってきたりそういった言葉遊びから昔の人が如何に柔軟な発想をしていたかよくわかった。
 ヒントを頂いても意味を掴めなかったけど、この授業でもっと昔の文書などに触れ、文化や歴史を学んでいきたい。
 今日の講義も楽しみです。
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日本言語文化研究T 投稿者:cx2058 投稿日:2012年 5月 2日(水)10時40分45秒
 昔の和歌などには文字数以上の情報量がたくさんありとても驚きます。
現代の我々も含めて各世代でこのように扱って過去の人との対話のようで面白いです。
我々も負けてはいられないですね。
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日本言語文化研究 投稿者:nb2091 投稿日:2012年 5月 2日(水)00時09分44秒
 から衣‥の歌は高校時代に学習しましたが、同じような文字遊びがほかにもたくさんあるということは初めて知りました。
 前回に続いてつくづく、古人の遊び心と才能に惚れ惚れします。
 個人的にはとても興味がもてる講義でありました。
 次回も期待しております。
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日本言語文化研究T 投稿者:cg2058 投稿日:2012年 5月 1日(火)23時30分42秒
 「かきつばた」の歌に折り込まれた「古橋・藻」は、「遙々来ぬる旅」とあからさまに表現された距離に対して、はっきりとした言葉では出されていない時間の経過を表した、と勝手に考察しています。
 (「着つつ慣れにし」で時間の経過を表してる気がしないでもないですが…)
 時間が経たねば物は古くなりませんし、藻や苔も時間をかけなければ生えませんので…。
 一つ屋の碑のうたは聞く限りではただの弱気な文章に聞こえます…。折り句も見つかりませんでした。
 しかし、それでは数字で暗号化する意味がない気がします。
 あるいはその弱気を隠したかったのでしょうか?
 みくにふみの碑は御国文を読んだ人物を称えている文にとれました。
 日本武尊の妻を思う気持ちを称えたものでしょうか…。
 今回の授業では折り句や沓冠を使うことで三十一文字でより多くの事を相手に伝えようとした
 この時代の人々の技術力と洒落っ気には感服してしまいました。
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日本言語文化研究T 投稿者:ck0242 投稿日:2012年 5月 1日(火)18時51分17秒
 『伊勢物語』第九段「東下り」に出てくる「かきつばた」の歌にも前回やった「いろはうた」等のようにメッセージが隠されていて、大変おもしろいと思いました。また、「アヤメには綾目がある」という覚え方は、大変覚えやすく勉強にもなり、またおもしろかったです。
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日本言語文化研究T 投稿者:nb2010 投稿日:2012年 5月 1日(火)17時49分54秒
 高校で勉強した「かきつばた」も「いろはうた」のようにメッセージが隠されていておもしろかったです。
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日本言語文化研究I 投稿者:cg2128 投稿日:2012年 5月 1日(火)10時00分32秒
 遅ればせながら、前回の授業での課題の予想です。
 まず東下りですが、「古橋・藻」のヒントから類推すると、「古橋=八橋」になるのではないでしょうか。八橋の景色を、歌にとりこんだということです。
 弁慶が残したと言われている数字歌は、義経逃亡の際の暗号でのやりとりではないでしょうか。
 授業でお聞きした、平安時代の人には山の高さを図る技術があったということには、大変驚きました。
 次回の授業も楽しみにしています。
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日本言語文化研究 投稿者:nb2091 投稿日:2012年 5月 2日(水)00時09分44秒
 から衣‥の歌は高校時代に学習しましたが、
同じような文字遊びがほかにもたくさんあるということは初めて知りました。
前回に続いてつくづく、古人の遊び心と才能に惚れ惚れします。
個人的にはとても興味がもてる講義でありました。
次回も期待しております。
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日本言語文化研究T 投稿者:cg2058 投稿日:2012年 5月 1日(火)23時30分42秒
  かきつばたの歌に折り込まれた「古橋・藻」は
「遙々来ぬる旅」とあからさまに表現された距離に対して、
はっきりとした言葉では出されていない時間の経過を表した、と勝手に考察しています。
(「着つつ慣れにし」で時間の経過を表してる気がしないでもないですが…)
 時間が経たねば物は古くなりませんし、
 藻や苔も時間をかけなければ生えませんので…。
 一つ屋の碑のうたは聞く限りではただの弱気な文章に聞こえます…。折り句も見つかりませんでした。
 しかしそれでは数字で暗号化する意味がない気がします。
 あるいはその弱気を隠したかったのでしょうか?
 みくにふみの碑は御国文を読んだ人物を称えている文にとれました。
 日本武尊の妻を思う気持ちを称えたものでしょうか…。
 今回の授業では折り句や沓冠を使うことで三十一文字でより多くの事を相手に伝えようとした
この時代の人々の技術力と洒落っ気には感服してしまいました。
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日本言語文化研究T 投稿者:ck0242 投稿日:2012年 5月 1日(火)18時51分17秒
 『伊勢物語』第九段「東下り」に出てくる「かきつばた」の歌にも前回やった「いろはうた」等のようにメッセージが隠されていて、大変おもしろいと思いました。また、「アヤメには綾目がある」という覚え方は、大変覚えやすく勉強にもなり、またおもしろかったです。
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日本言語文化研究T 投稿者:nb2010 投稿日:2012年 5月 1日(火)17時49分54秒
 高校で勉強した「かきつばた」も「いろはうた」のように
メッセージが隠されていておもしろかったです。
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日本言語文化研究I 投稿者:cg2128 投稿日:2012年 5月 1日(火)10時00分32秒
 遅ればせながら、前回の授業での課題の予想です。
 まず東下りですが、「古橋・藻」のヒントから類推すると、「古橋=八橋」になるのではないでしょうか。八橋の景色を、歌にとりこんだということです。
 弁慶が残したと言われている数字歌は、義経逃亡の際の暗号でのやりとりではないでしょうか。
 授業でお聞きした、平安時代の人には山の高さを図る技術があったということには、大変驚きました。
 次回の授業も楽しみにしています。
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日本言語文化研究T 投稿者:ck2113 投稿日:2012年 4月30日(月)23時11分17秒
 今回の授業内容も興味深いものでした。
 「から衣」のうたに「かきつばた」が折句として入ってるのはしっていましたが、「ふるはしも」は聞いたことがありませんでした。
 授業では「古橋、藻」、「かきつばた」も「垣つ端」と変換できるとのことでしたが、関連がよくわかりませんでした。
 調べてはみたものの、よくわからないままです。
 もう少しよく調べて自分なりの答えを出したいと思います。
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日本言語文化研究T 投稿者:cb2093 投稿日:2012年 4月30日(月)12時26分54秒
 先生が課題って言ってた問題は今も詳しくわかっていませんがいずれ絶対あばいてみせます。
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日本言語文化研究T 投稿者:nb2007 投稿日:2012年 4月29日(日)21時21分58秒
 今週の講義では、折句というものを学びましたが、一つの文章や詩の中に、別の意味を持つ言葉を織り込む、という言葉の遊びがあることを知り、文献を拾う度にそういう意図があるのではないかと探すようになりますね。
 とても面白いと思います。
 課題になっていた「かきつばた」と「ふるはしも」の関係は、詳しいことはわかりませんでしたが、古い由緒のある八橋と、流れに揺らぐ川藻のことが、「ふ・る・は・し・も⇒古橋・藻」と逆順に詠みこまれていて、非常に高尚で風流な遊び心であると思いました。
 次回の授業も楽しみです。
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日本言語文化研究T 投稿者:cb2064 投稿日:2012年 4月28日(土)11時54分44秒
 今週の授業でも歌に謎が込められており、とても興味深い内容でした。
さて、「ふるはしも」についてですが、色々考えて見ましたが、よくわかりませんでした。ですが、古橋と藻にわけられるということで、かきつばたと古橋と藻は水に関係があるのではないか、と思いました。本当は時代背景など詳しく調べて考えてみたかったのですが、このようなことしかわかりませんでした。
 次回の授業もよろしくお願いします。
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日本言語文化研究T 投稿者:ck2093 投稿日:2012年 4月25日(水)14時56分34秒
 「かきつばた」の歌の沓の部分「ふるはしも」を「ふる」「はし」「も」に分けて考えました。
 「ふる」は「(肌)触る」、「はし」は「愛し」(万葉集に使用例あり)、「も」は「妹」と変換すると、「男女の契りを交わした愛しい恋人」と訳すことができ、歌の冠部分とあわせて藤原高子を示すのではないか……と思いつきました。詳しく調べてみます。
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日本言語文化研究I 投稿者:nb0030 投稿日:2012年 4月25日(水)13時49分37秒
 申し訳ありません、下の投稿(13時33分20秒)で講義名を間違えておりました。
正しくは「日本言語文化研究I」ですね。
大変失礼いたしました。
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日本語文化研究I 投稿者:nb0030 投稿日:2012年 4月25日(水)13時33分20秒
 思いついたので、忘れないうちに書き込ませていただきます。
「かきつばた」の歌の沓を拾って読んだ「ふるばしも」ですが、
この5文字で出来た単語にまったく聞き覚えがないので、一音一音切って読んでみました。
「ふるばし/も」から、「古橋」ということで良いのでしょうか? ほかにうまく意味の通ずる単語にならなかったので……。
すると残る「も」は「藻」ということでしょうか。橋に通ずる単語ということで、水のつながりから藻を連想しました。
杜若の花の名から橋と藻にはなかなか連想しづらいため、あまり自信はありませんが、正誤判定のほどよろしくお願いいたします。
今回第三回講義の感想はまたのちほど書き込ませていただきます!
ではでは。失礼いたします。
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日本言語文化研究T 投稿者:ck2091 投稿日:2012年 4月25日(水)13時02分8秒
 課題の「恵比寿の仮名表記」について調べようと思って実際に恵比寿に行ってみました。
恵比寿はヱビスガーデンプレイスなどヱビスビールに関係する施設が多かったです。
サッポロビールの本社があるのが恵比寿で、ヱビスビールが地名の由来だそうです。
ヱビスビールのヱはワ行のヱなのに、アルファベット表記はYEなのが不思議なので、調べて提出したいと思います。
 
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2012年05月02日(水)第三時限め(13:00〜14:30)1-404教場

 04の講義内容  野馬臺詩をめぐる説話譚 ―吉備大臣入唐絵巻 PDF版

 

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日本言語文化研究T 投稿者:ck1149 投稿日:2012年 5月 9日(水)12時54分7秒
 蜘蛛が読み方を教えてくれたところが感動しました。
吉備真備は日本史で学んだ人ですが、国語の視点からみるとまた違う一面がみられて面白かったです。
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日本言語文化研究I 投稿者:nb0030 投稿日:2012年 5月 9日(水)12時08分29秒
 吉備真備が、鬼となった阿倍仲麻呂の霊に救われたエピソードを聞いて、目標を同じくした二人が助け合ったというのはとても素敵だと思いました。
 燈臺鬼の話は初めて聞きましたが、現代の都市伝説「中国の達磨」に通じるものがあってぞっとしました。
 伝説というものは、今も昔も変わらないのですね。
 片仮名に関しては、俗説で吉備真備が創作したという話もあるそうですね。
 阿倍仲麿呂の詠んだ句が片仮名で書かれていることについて、以前の講義で「片仮名は僧侶の文字」と先生がおっしゃっていたので、仲麿呂が中国で仏門に入ったのだろうかとも思いましたが、もし俗説の通り真備が片仮名を創作したのであれば、あえて同じ遣唐使であった真備の創作した片仮名で仲麿呂の歌を収録させたのでしょうか。
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日本言語文化研究1 投稿者:cx2058 投稿日:2012年 5月 9日(水)11時24分44秒
 吉備真備についてでしたが私にとっては少し難しかったです。
 もっと勉強しなければいけませんね。
 次回の講義も楽しみです。
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日本言語文化研究I 投稿者:cg2128 投稿日:2012年 5月 9日(水)08時51分29秒
 遅ればせながら、先週の感想です。
 前々からなぜボストン美術館に日本のものがあるのだろうかと気になっていたので、知ることができてうれしかったです。
 安部家の話もおもしろかったです。
 「燈台鬼」の話は、少しこわかったけれど気になりました。
 今度調べてみようと思います。
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日本言語文化研究T 投稿者:ck0242 投稿日:2012年 5月 8日(火)18時45分18秒
 阿倍氏が鬼(怨霊)になって出てきたが、予備校の授業で、漢文における「鬼」は角が生えていて虎柄のパンツをはいている、いわゆる私達が思い浮かべるような「鬼」の意味の他に、「幽霊」といった意味があることを思い出しました。また、燈臺鬼の話を聞き、中学の修学旅行で見た竜灯鬼と天灯鬼を連想しました。また、相撲の「す」は「裸」という意味であることや、相撲はもともと土の下に住む鬼を鎮める地鎮の舞であること、たなばたに食べるそうめんは鬼の腸をイメージしており、それを食べることを初めて知り、大変勉強になり、またおもしろかったです。その土の下の鬼とは、土蜘蛛のことを示しているのか、疑問に思いました。
井真成の墓は見つかっているのに阿倍仲麻呂の墓は出てきていないのは、何かしらの意図があるのではないかと感じてしまいました。
 それと、前回、書き忘れましたが、「左右」が左大臣の方が右大臣より偉いといった、偉い順番で書かれていることを聞き、大変勉強になり、またおもしろかったです。
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日本言語文化研究T 投稿者:cb2064 投稿日:2012年 5月 8日(火)17時03分30秒
 吉備真備は大学受験のときに勉強したこともあって、入り込みやすい内容でした。
 日本の絵が海外に売買されていたならば、現在残っていたら素晴らしい価値になっていたものもあるかもしれませんね。
 先生の授業は豆知識や雑談が入っていて面白いです。次回もよろしくお願いします。

 

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2012年05月09日(水)第三時限め(13:00〜14:30)1-404教場

  05の講義内容 落 書 PDF版

 
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日本言語文化研究T 投稿者:ck1149 投稿日:2012年 5月16日(水)12時59分12秒
 「らくがき」と「落書」の違いがわかりました。
落書きの「落」は紙をわざと「落」としてみんなに広めようとしていたのだときいて、なるほどなと思いました。「
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日本言語文化研究I 投稿者:cg2128 投稿日:2012年 5月16日(水)03時44分18秒
 「落書」は単なる落書きではなく預言書になっている場合があることに、不思議な力を感じられた気がしました。
 偶然とは考えられません。
 恋人同士の連絡にも工夫をしなければならなかったという時代背景も垣間見ることができるなんて、たかが落書きなどとたかをくくってはいけませんね。
 立派な研究材料であり、落書きであるがゆえに、解読も難しいのですね。
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日本言語文化研究I 投稿者:nb0030 投稿日:2012年 5月16日(水)03時15分55秒
 落書は多く預言の書であることが多かったという先生の言葉に、「『おとしぶみ』って恋文のことじゃないの!?」と驚いてしまいました。
 そのあと恋文の話も出てきたので、自分の認識が間違っていなかったことに安心しました。
「なしのつぶて」という慣用句も、ここのあたりからきたのではなかったでしょうか。
 難波津の歌に繰り返して二度も詠まれた「さくやこのはな」は、かつてコノハナサクヤヒメが子孫繁栄の象徴としてニニギノミコトの元へ嫁いだことを含めているのでしょうね。
 皇位継承の進言とともに、よりいっそうの繁栄の祈りを込めたのでしょう。
 わたしはコノハナサクヤヒメとイワナガヒメ、そしてニニギノミコトにまつわる話がとても印象に残っていて、そこから高校の時文芸部では「石長咲耶」というペンネームを使用していました。
 前回の講義ノートの後ろのほうに「一斗二升五合」のごろ合わせが紹介されていましたが、わたしは中学生の時、国語の先生に「春夏冬五合」というごろ合わせを教えていただきました。
春夏秋冬の秋がないので「あきない」、五合は一斗〜と同じで「はんじょう」。「あきないはんじょう」と読むのだと知った時はいたく感動しました。
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日本言語文化研究T 投稿者:cg2058 投稿日:2012年 5月16日(水)01時41分54秒
 今回の講義では各時代の人々の日本語の使い方の巧みさ、人の心理を上手く使い広める落書という手法の存在に驚かされました。
 公に残らない政権以外の人々の様、心境を知るためにも難しいですがもっといろいろな落書を読んでみたいです。
 「無住方」という呼び方を考えてみました。
 「住む方無し」でひとりの記憶に留まるのではなく、人から人へと伝わっていく落書の特徴を表現している、というのが私の考察です。
 「無頭方」の方は落書と上手く繋げられませんでした…。
 前回授業最後に聞きに行ったことの話ですが、“さが”の件、漢字辞書等で調べたものの結局出てきませんでした…。すみません。
 何で調べたら出るか、教えていただけると嬉しいです。
※室町時代の古辞書である易林本『節用集』〔182D〕に、「無惡」を「サガナシ」と訓読して所載しています。
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日本言語文化研究T 投稿者:cb2064 投稿日:2012年 5月15日(火)22時45分18秒
 今まで昔の文章といえば、書物など公式的なものを思い浮かべていましたが、器の底や木の板などに文字が書いてあるものを見て、昔は紙も貴重だったという理由もあるのかなと思いました。落書の由来が現代使われている落書の意味とは全く違いますが、よくよく考えてみれば文字通りなので納得してしまいました。
五重塔など歴史的建造物からも落書が見つかっていることを知り、建物を建てるという大作業をするにあたっての当時の想いが綴られていると思うので、歴史書などの書物ではないが、これからも大切に後世に語り継がれていけばいいなと思いました。
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日本言語文化研究T 投稿者:MG2088 投稿日:2012年 5月15日(火)21時22分54秒
 他人に気づかれないように試行錯誤して手紙などを書くにしても、あまりにも深くて必死さが伝わってきたので、とても面白かったです。
 次の講義も楽しみです。
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日本言語文化研究T 投稿者:1ck2093 投稿日:2012年 5月15日(火)20時29分38秒
 難波津の歌で王仁が「あなたが帝となるべきだ。」と進言したと、受け取れること。また「さくやこのはな」が二度でてくる理由は、日本神話がもととなっていると考えます。
 日本神話では木花之佐久夜毘売「コノハナノサクヤヒメ」というたいそう美しい姫がおります。
 この姫は桜のように短く華やかな繁栄を司っており、天孫瓊瓊杵尊「ニニギノミコト」に姉姫とともに嫁いだとされています。
 この瓊瓊杵尊は天照大神の孫であり、神武天皇の曾祖父とされていることから、天皇の祖であると言うことができます。
 「さくやこのはな」からコノハナノサクヤヒメの話が連想でき、サクヤヒメが天皇の祖に嫁いだことから王仁は難波津の歌を詠むことで帝位を継ぐことを進言し、「さくやこのはな」と繰り返すことでその治世が繁栄することを強調したかったのではないかと考えます。
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日本言語文化研究T 投稿者:nb2010 投稿日:2012年 5月15日(火)19時02分34秒
 手紙のなかで日本語を上手に工夫して他人にわからないようにするのがおもしろいと感じました。
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日本言語文化研究T 投稿者:nb2091 投稿日:2012年 5月14日(月)21時50分4秒
 今回の落書といい前回の講義といい、昔の人は暗号のように意図を隠して密かにあらわすことが巧いなぁと思いました。
 そして最近も皮肉ともよく似た、言葉の裏をかく言葉が流行る傾向があるように「隠す」という感覚を現代の日本人も受け継いでいるように考えます。
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日本言語文化研究T 投稿者:nb2007 投稿日:2012年 5月14日(月)21時18分24秒
先週の講義で特に記憶に残っている内容は、他者に容易に解読されないように、暗号化した落書の話でした。
 恋人の間でそのようなロマンチックな文通があったのかと思うと胸が熱くなります。
 今週の講義も楽しみです。
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日本言語文化研究T 投稿者:ck0242 投稿日:2012年 5月14日(月)19時00分13秒
 日本史の教科書に、二条河原の落書が出てくるが、それも今回やった落書と同じ種類のものなのか、疑問に感じました。
 目青不動は三軒茶屋駅のすぐ近くにありますよね。入っている文学散歩の課外ゼミで、一年生の新入生歓迎散歩の時と、二年生の新入生歓迎散歩の時に行き、アパートも三軒茶屋から1qくらいでよく買い物に行くのでたまに行ってます。あまり詳しくは書きませんが、目青不動などは五行思想にちなんでいることも知っています。
「難波津」の歌は「難波にいるあなたが帝になるべきだ」という予言であることを知り、驚きました。
 なぜ二回も「さくやこのはな」が出てくるかというと、次のように私は考えます。
古事記の中にヒコホノニニギノミコトとコノハナサクヤヒメの結婚の話がある。この話のあらすじは、ヒコホノニニギノミコトがコノハナサクヤヒメに求婚をする。コノハナサクヤヒメは答えらずに父親であるオオヤマツミノカミにそのことを言うと、オオヤマツミノカミは喜んで、たくさんの贈り物と一緒にコノハナサクヤヒメの姉のイワナガヒメも送る。しかし、姉は大変醜かったので、ヒコホノニニギノミコトは恐れてイワナガヒメを送り返してしまう。そのことを知ったオオヤマツミノカミは話をする。そして、コノハナサクヤヒメの懐妊へと話は進む。その時、オオヤマツミノカミが話した内容は次の通りである。「コノハナサクヤヒメと一緒にイワナガヒメも送ったのには理由がある。コノハナサクヤヒメをそばに置いておけば木花(桜の花)が満開に咲くように栄えるだろう。そして、姉のイワナガヒメもいればあなたの命は岩のように変わらない永遠の健康を授かり、いつまでも堅く動かずにいるだろう。だが、あなたはイワナガヒメだけを返してしまったので、寿命が桜の花のように短く、すぐに散っておしまいになってしまうでしょう。」このために、今に至るまでの天皇達の寿命は永遠のものではなく、長くないものとなってしまった、という理由づけの話である。このように、サクヤコノハナヒメは天皇の繁栄や華やかさ、イワナガヒメは天皇の世が長く続くようにといった願いが込められていることが分かる。
ここで「難波津」の歌に話題を戻すが、「さくやこのはな」が二回出ることをこの話を知っているという前提に立てば、「難波にいるあなたが帝になるべきだ。そうすれば世は栄えますよ、それはもう大変栄えますよ。」といった念押しや、あなたが帝になれば栄えますよ、といった帝になることに対する正当性を説いているのではないか、と考えることができる。
 以上が私の考える、「難波津」の歌に「さくやこのはな」が二回出てくる理由です。
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日本言語文化研究T 投稿者:mg2383 投稿日:2012年 5月13日(日)15時03分35秒
 落書きの話とても面白かったです。
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日本言語文化研究T 投稿者:nr9063 投稿日:2012年 5月12日(土)10時11分12秒
 落書とははじめて聞きましたが、昔の人は日本語を巧みに使って考えやユーモアを表現していたのだなと感じました。しかし落書を拾って解読したら、図らずも帝の怒りを買ってしまったという話はなんだかかわいそうですね。
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日本言語文化研究T 投稿者:ck2113 投稿日:2012年 5月10日(木)16時24分8秒
 今週の授業は落書についてでした。
 一つの時代だけではなく、戦国や江戸時代にも落書があり、また東大のキャンパスにあった落書きもよく思いつくなという感じで、いつの時代の落書も言葉遊びが面白いなと思いました。
 吉備大臣入唐絵巻はぜひ見に行きたいと思います。
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日本言語文化研究T 投稿者:cb2093 投稿日:2012年 5月10日(木)11時51分33秒
 「落書」をラクショと音読みし、和語風にいえばおとしぶみなど普段我々の生活に馴染みのないような表現を知れることはごくためになります。
 次もがんばります。
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日本言語文化研究1 投稿者:cx2058 投稿日:2012年 5月10日(木)01時16分2秒
 「落書」の二つの読み方に関心をもちました。
 「らくがき」は現代でも使われています。
 「らくしょ」は馴染みがないですね。
 また、訓読みと音読みで意味合いが類推できるというのも面白いです。
 訓読みは大衆向けというか馴染みがあるというか。
 音読みは格調が高い感じがしますね。
 あとはせっかく東京に在住しているので不動明王(お不動さん)巡りもやりたいと思いました。
次回の講義も楽しみです。
 
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2012年05月16日(水)第三時限め(13:00〜14:30)1-404教場

  06の講義内容  「手紙」失われた文字 PDF版

 
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日本言語文化研究T 投稿者:nr2061 投稿日:2012年 5月23日(水)13時19分44秒
 まず、「失われた文字を求めて」という題名に興味をそそられました。「織錦回文詩」なども初めて見て、読む順番が難しく、昔の人は現代の私達より考えながら書いたんだと思いました。日本霊異記については、受験の時に少し勉強していましたが、吉志火麻呂が妻を愛し、母を殺したという怖い話は聞いた事がなかったのでびっくりしました。
毎回新しい事が発見出来て楽しいです。
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日本言語文化研究T 投稿者:ck1149 投稿日:2012年 5月23日(水)12時58分43秒
 愛する人のために母を殺そうとしたという話をきいて、恐ろしいと思いました。
 わたしならそんなこと絶対出来ません。
 亀裂に落ちて当然だと思いました。
 それに対する母の対応も潔くて驚きました。
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日本言語文化研究I 投稿者:nb0030 投稿日:2012年 5月23日(水)12時47分9秒
 息子が狂ってなお助けようとする母の愛たるや、なんと美しくて強く、そして悲しいものでしょう。
 真名仮名入り交じった現代の文章表記様式に慣れてしまっているため、やはり万葉仮名の文章を読み解くのは一覧表があってもなかなか苦労するものですね。
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日本言語文化研究T 投稿者:cg2058 投稿日:2012年 5月23日(水)11時04分54秒
 今回の授業では母、妻の愛の深さを感じました。
 ただ息子の暴挙を受け止めるでなく、止めるのが親の役目ではないか、とも思いました。
 昔の人はそうは思わなかったのか、それともそこは父親の役目なのでしょうか?
 女性の教養の話も興味深かったです。
 紫式部は漢詩を理解出来ることをひけらかす清少納言をよく思わない、と書いていたのを読んだ気がします。
 才はあるだけで良い、と言うわけでは無いのですね。
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日本言語文化研究T 投稿者:cb2064 投稿日:2012年 5月23日(水)09時02分23秒
 私が授業のなかで1番印象に残っていることは織錦回文詩です。夫を思う妻の愛情の強さを見せつけられたような気がしました。
 火麻呂が妻を思い出したキッカケは先生は手紙ではないかとおっしゃってましたが、夢で見たということもありえないでしょうか?昔の人は、夢に大きく影響されているので、あり得ない話ではないと思いました。
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日本言語文化研究I 投稿者:cg2128 投稿日:2012年 5月23日(水)03時54分35秒
 中国の「織錦回文詩」もそうですが、いつも感じるのは昔の人の作業の緻密さはものすごいなということです。
 自分も見習うべきところがあると思います。
 火麻呂の話は、とても切なく感じました。
 それを受け入れようとする母の愛情は、どれほど大きいものだったのでしょうか。
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日本言語文化研究T 投稿者:ck2113 投稿日:2012年 5月23日(水)01時18分15秒
 遅くなりましたが前回の感想です。
「日本霊異記」の火麻呂の話も面白かったですが、中国の「織錦回文詩」についても学び、
似たような話でも落ちが違ったので、比較して読むとより面白かったです。
しかしまだ「織錦回文詩」の資料を全て読めていないので早く読むようにしたいです。
平成になり漢詩が読めなくなってきているということを聞いて残念に思いました。
私自身も全然読めないので少しでも読めるようになりたいです。
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日本言語文化研究T 投稿者:nb2007 投稿日:2012年 5月22日(火)20時48分0秒
 当時の男性では出世のために「漢詩(からうた)」は必要不可欠な教養であったのに対し、女性は和歌さえ詠うことができればよかったという男女の教養の差の話も面白かったですが、女性で「漢詩」が詠めるということは、即ち才女であるという解説もとても面白かったです。
 「日本霊異記」では、作品の名は度々耳にしてきましたが、内容まで触れたのは初めてで、故郷に帰りたいがために母を殺害した吉志火麻呂よりも、
 黙って息子のしたいようにさせた母の気持ちを考えると、胸が苦しくなりました。
 今週の講義も楽しみです。
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日本言語文化研究T 投稿者:nb2010 投稿日:2012年 5月22日(火)20時37分34秒
 織錦回文詩を女の人が作ったと聞いて、その人はすごいなと思いました。
 錦に縫い付けたというのが、今の時代にはない相手を想う方法で興味深かったです
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日本言語文化研究T 投稿者:ck0242 投稿日:2012年 5月22日(火)20時33分31秒
 昭和の女性は漢詩が読めたことを初めて知り、大変驚きました。また、今回の織錦回文が女性によって作られ、さらにそれが実際に織られたこと、それを読んでしまった人がいることを知り、大変驚きました。
 才女とは和歌だけではなく漢詩までできてしまう女性を指すことが分かりました。その才女の例として、今回の織錦回文詩の女性が挙げられているが、その女性ほど漢詩はできないだろうが、清少納言や紫式部も才女ではなかったのか、と感じました。また、『堤中納言物語』の「虫めづる姫君」にモチーフとなる人物がいたと仮定したら、作中で姫君は漢詩を詠っているので、その人物も才女になるのではないか、と感じました。
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日本言語文化研究1 投稿者:cx2058 投稿日:2012年 5月22日(火)02時56分10秒
 旧字体や漢詩などは戦前まではみんな知っていたのに現代は消滅しつつあります。
資料にあるような素晴らしい作品がたくさんあるのに本当にもったいないです。
教育界などでは英語の必修化が云々と盛んですが国語のほうがまず先ではないでしょうか。
 「正しい日本語」が云々というならば今回の講義のようなことをもっと重視すべきではないでしょうか。
 微々たる力ですが私も現在、未来に向けて講義のようなことをできるだけ伝えていきたいです。
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日本言語文化研究T 投稿者:cb2093 投稿日:2012年 5月20日(日)12時02分47秒
 吉志火麻呂が妻を思う気持ちも、母が吉志火麻呂を思う気持ちも、大切な人を思うという点では、何も変わらないのに防人という立場が火麻呂を変えてしまい結果として火麻呂を悪人にしてしまい、最後は天罰で死ぬ。
 母親は死すら覚悟したのに、こうなってしまってどうなっていったんだろう?って純粋におもいました。

 

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2012年05月23日(水)第三時限め(13:00〜14:30)1-404教場

  07の講義内容 文字の修得と習学 PDF版

          かなについて 貴族階級とことば教育 佛教界とことば教育

 
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日本言語文化研究T 投稿者:ck2155 投稿日:2012年 6月 6日(水)12時59分35秒
 今までずっと「土佐日記」で覚えていたので「土左」だと知って驚きました。
 毎回の授業で新しい発見があって楽しいです。
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日本言語文化研究T 投稿者:mg2339 投稿日:2012年 5月30日(水)13時08分38秒
 (土佐日記)にクリスマスに関する記事が載っているとは思いもしませんでした。
 江戸時代以前にもこのようにキリスト教との関わりがあるということを初めて知りました。
 もっと興味が湧いてきました。
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日本言語文化研究T 投稿者:ck1149 投稿日:2012年 5月30日(水)12時59分34秒
 日記を面白おかしく書いていて面白いと思いました。
 偉い人に贈る贈り物はまったく同じものを作って渡した瞬間に壊すということを初めて知って衝撃でした。
 壊し忘れることで今回のように比較することができたので、ラッキーだったと思いました。
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日本言語文化研究I 投稿者:nb0030 投稿日:2012年 5月30日(水)12時17分34秒
 まさか『土佐日記』にクリスマスに関する記述があるとは、驚きました。
ところで、その土佐日記本文の中で、先生が「ゑひしれて(※すみません、携帯からの投稿のためワ行エが変換できません)」の「えひ」を「笑う」としていましたが、「酔う」という解釈、つまり「酔いしれて」とするのは駄目でしょうか?
 いろは歌にも「えひもせす=酔いもせず」とありますよね。
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日本言語文化研究T 投稿者:cg2058 投稿日:2012年 5月30日(水)11時17分22秒
 前回のコメントに答えていただきありがとうございました!!
 多くを理解するには当時の知識が必要ですね。
 今回の授業で出た『土左日記』の クリスマスの話には驚かされました。
 キリスト教の伝来はもっとずっと後のことだと思っていました。
 改めて高校の授業との差異を実感しました。
 「同じものが存在してはいけない」という話も興味深かったです。
混乱を招くとは承知ですが、後世の人間からすると、とても惜しいことだと思います。
 葦手文字は一文字で多くを表現出来る素晴らしい文字だと思います。
廃れてしまったのが不思議です。
 江戸時代の人々なんて洒落っけのある看板を描くくらいですし、好きそうなのですが…。
 これは是非とも書けるようになりたい文字です!
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日本言語文化研究T 投稿者:nb2010 投稿日:2012年 5月30日(水)10時39分27秒
 葦手文字を初めて知りました。
 ぬねずみがとてもかわいかったです。
 ほかの字も調べてみたいと思いました。
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日本言語文化研究T 投稿者:cg2012 投稿日:2012年 5月30日(水)07時20分28秒
 『土左日記』にクリスマスについての記述があることは初めて知りました。
 高校の古典や日本史の授業で何回か読んだりしましたが、この時代にクリスマスという概念があるということも知らず、とても面白いと思いました。
 普段何気なく使っている文字にも様々な歴史があり興味深かったです。
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日本言語文化研究T 投稿者:cb2064 投稿日:2012年 5月30日(水)07時18分50秒
 ぬねずみとても可愛かったです。葦手文字を使いこなせたら、同じ文章でもユーモアあふれる仕上がりになりそうですね。
 ひらがなで文章をかくことで、それを漢字で書いてみようとするときに色々な漢字で書けたりすると、意味も様々で読解が楽しくなりそうだなと思いました。簡単な文字だけど奥が深そうですね。
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日本言語文化研究I 投稿者:cg2128 投稿日:2012年 5月30日(水)04時14分53秒
 文字のひとつとして、「葦手文字」というものがあったことは初めて知りました。
 遊び心にあふれたもので、とても興味をそそられました。
 現代でも通じるのではないかと思うほどの、完成度の高さでしたね。
 使えるようになったら、ちょっとかっこいいかも?
 『土左日記』ですが、まさかクリスマスを匂わせるような記述があったとは思いもしませんでした。
 ものの見方を少しでも変えてみたりすると、新しく気づくこともあるのかもしれませんね。
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日本言語文化研究T 投稿者:nb2091 投稿日:2012年 5月29日(火)23時42分29秒
 私たちが普段何気なく使っている文字たちに、そんな意味や遊び心が隠されているなんて初めて知りました。
 むしろ今まで知らなかったことを悔いるほどです。
 初めてひらがなにふれたときには、何の変哲もないただの曲線の集合体であったこれらが、今、その歴史を学んで過去の人々がその一字一字に馳せたイメージを知るということ。
 それによって見えてくるものもたくさんあるんじゃないかと思うし、文字への愛着や捉え方もこれまで以上のものになるんじゃないかと考えました。
 今からみると大昔の人々の思いがつまった今に残る文字たちを、大切にしていけたらいいなと思います!
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日本言語文化研究T 投稿者:ck2113 投稿日:2012年 5月29日(火)20時13分15秒
 平仮名、片仮名、漢字以外に葦手文字というものがあったということは知りませんでした。
 遊び心はありますが後世に引き継がれなかった理由はわかる気がします。
 しかし、昔の人がどんな葦手文字を使ったのか、とても気になります。
 読むだけではなく、自分で考えるのも面白そうです。
 また、『土左日記』にクリスマスを思わせる内容があることには驚きました。
 日記にまで書くということはよほど印象に残ったものだったと思います。
 資料を見るとところどころわからないところもありますが活字を見ながら読むと案外読めたので、今の時代でも使われているものは多くあるんだなと思いました。
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日本言語文化研究T 投稿者:cb2048 投稿日:2012年 5月29日(火)19時13分12秒
 今回はかなについて学びました。
 昔の日本の文化というと日本独特の他国の影響を受けていない文化という印象がありましたが、今回クリスマスという言葉が出てきて日本文化の新たな一面を知りました。
 『土左日記』の時代に、西洋の言葉が出てくるとは全く知りませんでした。
 また、葦手というのは日本らしさがとても表れていて趣を感じました。現代ではそういったものが見られないだけでなく、パソコンの文字ばかりを目にする時代で寂しいですね。
 次回のカタカナも楽しみです。
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日本言語文化研究T 投稿者:ck0242 投稿日:2012年 5月29日(火)18時40分22秒
 文字に絵を付ける、葦手文字というものがあることを初めて知り、大変驚きました。また、葦手文字は草や虫、鳥、花などをイメージして書き、その元の文字に近ければいいと聞き、ユーモアがあふれている文字だなと思いました。
 『土左日記』の私たちが知っている「土」が「?」であることを知り、大変興味深く感じました。また、記号、例えば「?」といった繰り返し記号が使われていること、漢字は日にちなどに使われているといった、まだまだ知らないことや発見があり、おもしろいけど奥深いなと感じました。『土左日記』の冒頭部分の「をとこ」の「を」が「乎」で片仮名字母であること、「をんな」の「を」が平仮名字母であり、美的センスの観点からそうしていることを初めて知り、大変興味深く感じました。これは、片仮名が男文字といわれ、平仮名が女文字といわれていたからこのように工夫をしたのか、疑問に感じました。また、漢字表記を使うことで、「男がする日記というものを女の私もしてみようと思ってするのだ」ということで、そぐわなくなってしまうような気がしました。
 「ヲ」の書き順が、自分が今まで書いていた書き順と違っていて、驚きました。あまり書く機会はなさそうですが書くときには思い出して書きたいと思いました。また、他の人にも教えてあげようと思いました。
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日本言語文化研究T 投稿者:nb2009 投稿日:2012年 5月29日(火)16時37分54秒
 先週の授業で葦手文字というのを初めて知り、とても興味深かったです。
 貴族階級の人々にもてはやされたというだけあってとても風流でおしゃれで、普通に文字を書いたのよりもずっと遊び心があって良いと思います。
 遊び文字としてでも後世に引き継がれていっていれば良かったのになと思いました。
 明日の授業も楽しみにしています。
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日本言語文化研究T 投稿者:nb2068 投稿日:2012年 5月24日(木)16時41分13秒 編集済
 「男手」と「女手」のどちらでもない「草仮名」があるのは初めて知り、気になったので調べてみました。
 万葉仮名は徐々に草書風に書きくずした字体も 用いられた。
 9世紀にはいると、「讃岐国戸籍帳端書(有年申文)」(867年)などに現れる、草書体で書く「草仮名」 が用いられるようになった。
 それをさらに簡略化して作り出され、平仮名になった。
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日本言語文化研究T 投稿者:nr2061 投稿日:2012年 5月24日(木)10時10分58秒
 『土左日記』の中にまさかクリスマスの事が出てくると思わなかったし、先生自身で気づかれたと聞いて尚更びっくりしました。藤原為家筆本の『土左日記』が本当は1冊しかなきゃいけないのに何故2冊あるのか、どちらが鑑定的に本物なのかなどの謎を先生が教えてくださって面白かったです。次回もよろしくお願いします。
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日本言語文化研究T 投稿者:nb2007 投稿日:2012年 5月23日(水)22時06分13秒
 本日の講義では『土左日記』について学びましたが、
紀貫之の名と同時にクリスマスという単語が出てきたのに驚きました。
仮名文字では、「葦手」という文字表記を初めて耳にしました。
先生がボードに書いてくれた、「ぬ」という文字も、
人目見れば明らかに鼠であったし、このように面白い文化が廃れてしまったのがとても残念です。
他の葦手文字を調べてみたいです。
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日本言語文化研究T 投稿者:cb2093 投稿日:2012年 5月23日(水)21時27分42秒
 今日はかなについて勉強しました。
 平仮名や片仮名、漢字ならともかく、草仮名や葦手なんて見たことも聞いたこともなかったので仮名についてさらに興味がわきました。
 また、平仮名は空海が作り、片仮名は吉備真備が作ったという説が誤った説かを学べたこともこの授業の収穫でした。
 次も多くのことを学べればなと思います。
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日本言語文化研究1 投稿者:cx2058 投稿日:2012年 5月23日(水)21時04分2秒
 今回は『土左日記』を扱いました。
 当時も外国からの文化が入ってきたり融合されたりしたことを知って驚きました。
 歴史的に日本はあらゆる面で閉鎖的なのかなと今まで思っていました。
 日本と外国との絡みからみてもこの講義は面白いです。
 次回も楽しみにしています。
 
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2012年05月30日(水)第三時限め(13:00〜14:30)1-404教場

  08の講義内容 文字の運びと流れ PDF版

          カタカナ文献資料について

 『古今和歌集』(旧伏見宮家藏)一二〇六年冩 ―

 

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日本言語文化研究I 投稿者:cg2128 投稿日:2012年 6月 6日(水)10時20分9秒
 身近な文字カタカナについてでしたが、古今和歌集では問題のある人物をすべて漢字で表記しないと聞いて、驚きました。
 しかもその人物は皆有名な人ばかりでしたね。
 次回もよろしくお願いします。
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日本言語文化研究T 投稿者:cg2012 投稿日:2012年 6月 6日(水)08時06分55秒
 つい『土佐日記』と書いてしまいました。
 この講義を受けることがなければ、ずっと『土佐日記』と勘違いしていたと思います。
 確かに土佐だと土佐という地域についての日記になってしまいますよね。
 そういう言葉の表記で意味が全く異なるものになってしまうということは、この授業で毎回成程と思わされます。
 言葉の歴史はあまり深く考えたことはないので、これからの授業でたくさん考えていきたいです。
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日本言語文化研究T 投稿者:nb2007 投稿日:2012年 6月 6日(水)00時54分37秒
 先週の講義は、私たちに馴染み深い片仮名についてでしたが、漢字と片仮名で作者名を意図的に使い分けていたり、紀貫之は片仮名で『古今和歌集』を作ろうとしていたなど、興味深い内容が印象に残っています。
 今週の講義も楽しみです。
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日本言語文化研究T 投稿者:cb2093 投稿日:2012年 6月 5日(火)23時40分12秒
 「ぞありける」は高校の時に勉強して以来だったので懐かしく感じました。
 カタカナを勉強したわけですが、カタカナ表記にすることで、二つの意味を持つ言葉「ひくらし」などがより深く意味を連想させるようになってるなって感じました。
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日本言語文化研究T 投稿者:nb2007 投稿日:2012年 6月 6日(水)00時54分37秒
 先週の講義は、私たちに馴染み深い片仮名についてでしたが、漢字と片仮名で作者名を意図的に使い分けていたり、紀貫之は片仮名で『古今和歌集』を作ろうとしていたなど、興味深い内容が印象に残っています。
 今週の講義も楽しみです。
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日本言語文化研究T 投稿者:cb2093 投稿日:2012年 6月 5日(火)23時40分12秒
 「ぞありける」は高校の時に勉強して以来だったので懐かしく感じました。
 カタカナを勉強したわけですが、カタカナ表記にすることで、二つの意味を持つ言葉「ひくらし」などがより深く意味を連想させるようになってるなって感じました。
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日本言語文化研究T 投稿者:ck2113 投稿日:2012年 6月 5日(火)22時24分29秒
 土左日記の左はうっかりしていました。
 今まで土佐日記と書いていたのは間違いだったんですね。
 古今和歌集の作者の名前の表記の仕方が漢字だけや漢字と片仮名交じりだったり、名前だけ書いてあるという場合があると知りました。
 最初はなぜ漢字なら漢字、片仮名は片仮名で統一しなかったのかと思いましたが、名前でその人に問題があったかなどを書き分けていたということだったので、疑問が解けました。
 名前が漢字表記されていない作家にも聞き覚えのある人が多くいたので驚きました。
今までやってきた漢字や平仮名の文章よりも片仮名の文章のほうが読みやすかったです。
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日本言語文化研究T 投稿者:nb2091 投稿日:2012年 6月 5日(火)16時50分52秒
 今回はカタカナとその歴史について学びました。
 カタカナはひらがなと比べてあまり重きが置かれることは少ないような気がしますが、ひらがなと同様、成り立ちや意味もきちんとあってなかなか興味深いです。
 また、歌人の各々の名の表記の仕方の多さに驚きました。
 現代からするとなかなか考えにくいことですし、カタカナ表記にする意味だとか、なかなか凝ったことをしていたのだなぁと思いました。
 次回も期待しています。
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日本言語文化研究T 投稿者:cg2058 投稿日:2012年 6月 4日(月)22時43分58秒
 カタカナ漢字混じりの表記の名前の件が印象的でした。
 カタカナは漢字を略したものなので軽視を意味しているのでしょうか?
 家柄(名字)は尊敬できても、その個人(名前)は…、ということでしょうか。
 そうなると場所によっての書き分け(例・藤原興風)がわかりません。
 前後の文にヒントがあるのでしょうか?
 そこに記していることは尊敬すべきことだから風を漢字に、といった具合でしょうか。

 

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日本言語文化研究T 投稿者:ck0242 投稿日:2012年 6月 4日(月)17時33分14秒
 『土左日記』の「左」を「佐」と書いてしまい、すみませんでした。これから書く時は間違えないように気をつけます。
 『古今和歌集』の最後に紀淑望が書いた真名序があることを初めて知り、紀氏が中心になって編纂したことを再認識しました。
 『古今和歌集』に出てくる名前の表記に、片仮名で書かれた名前の他に、全て漢字で書かれた人物や名前だけを片仮名で書かれた人物、漢字と片仮名の人物、名字や名前の一部が片仮名の人物などがいること、それは朝廷に良からぬことをしたからということを初めて知り、大変興味深く感じました。また、「讀人不知(ヨミ人シラス)」にもさまざまな表記があり、奥深いと感じました。また、名前を読むことが困難が人物や、歌に自分の恋人のことを詠む人物がいて、研究することは難しそうだけどおもしろそうだな、と感じました。
 『顕昭本』や『貫之自筆本』、『古今集註』で、表記が変わっている、仮名が変わっているなどの違いがあり、どうしてこのような違いが生まれるのか、疑問に感じました。
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日本語文化研究I 投稿者:ck2077 投稿日:2012年 5月31日(木)18時08分32秒
 カタカナの歴史について初めて知りました。
 漢字の歴史についてはよく耳にしますが、カタカナはあまり耳にしないのでとても面白かったし、興味を持ちました。
 文字の歴史はとても深くて面白かったです。
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日本言語文化研究T 投稿者:ck0111 投稿日:2012年 5月31日(木)01時14分39秒
 本日の講義では、カタカナの歴史について学びました。
 名前の表記をする際に名字だけをカタカナにするものがあったり様々な名前の記し方があると紹介されていました。
 現代に例えてみるとそのような表記の仕方は芸能人の芸名などで用いられています。これだけ昔の表記の仕方が現代の最先端をゆく芸能界でも用いられていると考えるとかえって新鮮味を感じました。
 「幽仙」の「ゆう」をイウと表記している点にも独特な面白さを感じました。
 普段何気なく使っている文字というものの歴史を辿ってみることは本当に面白い。
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日本言語文化研究I 投稿者:ck2077 投稿日:2012年 5月31日(木)18時08分32秒
 カタカナの歴史について初めて知りました。
 漢字の歴史についてはよく耳にしますが、カタカナはあまり耳にしないのでとても面白かったし、興味を持ちました。
 文字の歴史はとても深くて面白かったです。
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日本言語文化研究T 投稿者:ck0111 投稿日:2012年 5月31日(木)01時14分39秒
 本日の講義では、カタカナの歴史について学びました。
 名前の表記をする際に名字だけをカタカナにするものがあったり様々な名前の記し方があると紹介されていました。
 現代に例えてみると、そのような表記の仕方は芸能人の芸名などで用いられています。これだけ昔の表記の仕方が現代の最先端をゆく芸能界でも用いられていると考えるとかえって新鮮味を感じました。
 「幽仙」の「ゆう」を「イウ」と表記している点にも独特な面白さを感じました。
 普段何気なく使っている文字というものの歴史を辿ってみることは本当に面白い。

 

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2012年06月06日(水)第三時限め(13:00〜14:30)1-404教場

  09の講義内容 漢字・カタカナの混淆文を読む その1 PDF版

― 『今昔物語集』(京都大学附屬図書館藏国宝、鈴鹿本)―

 
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日本言語文化研究1 投稿者:nr2061 投稿日:2012年 6月13日(水)12時51分12秒
 平将門の事は日本史でもやっていて、知っているつもりでしたが、首塚の事は初めて知りました。すごく面白くて、『今昔物語集』の事も含めもっと知りたいと思いました。
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日本言語文化研究I 投稿者:nb0030 投稿日:2012年 6月13日(水)12時18分27秒
 天神さまが菅原道真であることは知っていましたが、明神さまが平将門だということははじめて知りました。
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日本言語文化研究T 投稿者:cg2058 投稿日:2012年 6月13日(水)11時25分0秒
 今回の授業は神田明神やら知った名前があってちょっと身近に感じました。
 『将門記』と『今昔物語集』とでは、将門の立ち位置が全く異なるという話を聞き、改めてひとつの史料に頼っていてはいけないことがわかりました。
 同じ事象でも受けるイメージは大分変わってしまいました。
 『今昔物語集』の文で「らしょうもん」のしょうの字が「城」なのが気になりました。
 芥川氏の小説は「生」でした。
 一体何が違い、変えたのでしょうか?
※本統は、ご自身でこの同音異字の文字表記の差異問題について調査していくことが重要でしょう。「羅生門」は、室町時代の謡曲名(信光関係の能)に由来していると云われています。「九条の羅生門に鬼神の住んで。暮るれば人の通らぬ由を申し候。〈畧〉さすがに羅生門は。都の南門ならずや」「東寺の前を打ち過ぎて。九条おもてにうつて出で。羅生門を見渡せば。物凄じく雨落ちて。
俄に吹きくる風の音に。齣も進まず」という具合にです。以後、この標記字が用いられるようになっていきました。本来の標記字は「羅城門」(明治二八年建立の標石がこの字)で、読みは「ラセイモン」「ラシヤウモン」「ラジヤウモン」の三通りが用いられています。
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日本言語文化研究1 投稿者:cx2058 投稿日:2012年 6月13日(水)10時25分55秒
 平将門に関することは当時から現在まで続いていることは興味深い。
 オカルトというジャンルはあるが単純に学問の対象外とするのは勿体ないような気がする。
 講義等で扱う資料はもちろん読むがオカルト関係にも目を通したくなってきた。
 新しいことが発見されるかもしれないから。
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日本言語文化研究T 投稿者:cg2012 投稿日:2012年 6月13日(水)08時51分56秒
 平将門の首塚は高校時代に調べたりしていたこともあり、今考えるとぞっとするけど興味深かった。
 自分は歌集よりも軍記が好きなので、こういったお話もたくさん聞きたい。
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日本言語文化研究T 投稿者:nb2010 投稿日:2012年 6月13日(水)08時10分46秒
 将門の首塚の話が、おもしろかったです。
 漢語と和語の使い分けが難しかったです。
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日本言語文化研究I 投稿者:cg2128 投稿日:2012年 6月13日(水)03時20分51秒
 前回の授業の中で話していた平将門の首塚のお話は、いつ聞いてもぞっとします。
 解明できない不思議なことってあるんですね。
 『今昔物語集』の鈴鹿本ですが、なぜ普通のお家に保存してあったのかが気になりました。
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日本言語文化研究T 投稿者:cb2048 投稿日:2012年 6月12日(火)23時29分22秒
 ひらがな、カタカナと学んできて今回は漢字・カタカナの混淆文を学びました。
 高校でしっかりと訓点のつけられた漢文にしか触れたことがなかったので今回のように漢文にふれるのは戸惑いもありなががら新鮮でした。
 また、当時の情趣を残しながら現代に伝えていくべく行われている学術研究というのも奥が深くて興味をもちました。
 もっといろいろな文章にふれて自分の力で読んでみたいと思いました。
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日本言語文化研究T 投稿者:ck2113 投稿日:2012年 6月12日(火)23時14分54秒
 『今昔物語集』の資料を見て、漢語と和語の読みわけが複雑だと思いました。
 漢文よりは読むのは簡単かと思いきや、案外漢語と和語の読み方で戸惑ってしまいます。
 指名されたところも、戸惑うところはありますが意外に読むことができて、びっくりしています。
 自信のないところもありますがしっかり読めているといいと思います。
※実際に声にだしてお読みになることの意味が見えてきましょう。黙読であれば、読み手がどちらで読んでもその事由を問われることがないのでしょうが、漢字標記文字にふりがなを添えていくように声に上らせて読み説くこそが説話集の醍醐味ではないでしょうか。成果物を愉しみにしております。
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日本言語文化研究T 投稿者:cb2093 投稿日:2012年 6月12日(火)22時10分51秒
 今回受けた授業の文章を読んだとき一見漢文のように見えました。
 しかし、『今昔物語集』には返り点がなくすでに脱却されていたので驚きました。
 また、ひとつの文字を漢語として読むのか和語として読むのかという判断を読み解いていかなきゃならない難しさを感じました。
※漢語と和語の訓みは日本語文における永遠のテーマの一つとも言えましょう。それだけ、ことば表現に膨らみの要素を備えていると云うことです。時に和語で表現し、時に漢語で表現すること、このことについては、かな文学作品についても同様です。そこで、次回の『源氏物語繪卷』において、字音語「京」と和語「みやこ」についてお話しすることにします。
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日本言語文化研究T 投稿者:nb2007 投稿日:2012年 6月12日(火)21時34分36秒
 先週の講義では、『今昔物語集』を取り上げて解説をしていただきましたが、6世代の間読まれなかった『今昔物語集』が、7世代から読まれるようになったのは、何故なのかと興味を持ちました。
 長い年月を経て未だ読まれ続ける『今昔物語集』は、やはり偉大な作品なのだと実感します。
 「羅城門」の話が多く出てきたので、芥川龍之介の「羅生門」を読み返したくなりました。
※『籔の中』『鼻』など、芥川龍之介の歴史説話物一切含めてお読みになることをお薦めします。
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日本言語文化研究T 投稿者:ck0242 投稿日:2012年 6月12日(火)19時25分1秒
 『今昔物語集』が江戸時代でも写されたと聞き、去年、受けた他の授業では江戸時代には説話はほとんど読まれなかったと聞いたので、本当はどうだったのか、疑問に感じました。
 平将門の伝説は知っていたが、将門の首を何者かが持ち出したことは知らなかったので、大変驚きました。また、『将門記』を書いたのは将門のそばにいた僧かもしれないと聞き、この人物が首を持ち出したのではないか、と考えました。
 今回の資料が、紙質や墨の量などの科学的検証をして国宝に指定され、さらに原本とされたと聞き、すごい資料を扱っているんだな、と感じました。また、表紙がないと聞き、どうして表紙がないのか、疑問に感じました。
※江戸時代全般からみれば、木版による出版印刷文化を考えてみてください。版木に彫られずじまいの資料は、依然古来と同様に手写しによるものでしかないのす。読者もある限られた人物にしか読まれない状況化であったことは確かです。ですが、江戸期の轉写本が今日伝わって、私たちの目に留まっているのですから間違いなく読まれてきたことを再度ご確認しておきましょう。京都大学の『今昔物語集』諸本の解題をもう一度お読みいただき、その疑問をご自身でお確かめ願います。
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日本言語文化研究T 投稿者:cb2064 投稿日:2012年 6月12日(火)11時44分49秒
 今回の授業では本物の文字を読むということで、普段は、崩してあり読みにくい文章はあまり気が進まないのですが、この授業を機に読んでみようと思いました。指定されたところの序文に目を通してみたのですが、読めないこともなさそうなので頑張ってみます。自分で読み解いて何か発見できたらいいと思います。
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日本言語文化研究T 投稿者:mg2383 投稿日:2012年 6月10日(日)14時54分55秒
 『将門記』以外の平安時代の軍記物語のことも知りたいと思いました。
※平安時代の軍記物語としては、唯一この『将門記』しか伝来を見ません。歴史的には同時代の藤原純友の乱における「純友記」(但し、作者及び成立年代不詳ですが、『純友追討記』群書類従所載)があります)があっても可笑しくないのですが實在していません。
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日本言語文化研究T 投稿者:MG2088 投稿日:2012年 6月 7日(木)18時17分19秒
 今回の授業は、『将門記』の話が興味深かったです。
 平将門は、私の地元ではとても有名です。地元は県西地区なのてすが、将門さんを象徴とした飲食店もあります。ちなみに「坂東太郎」というお店です。
 先生の授業は毎回新しい発見があって楽しいです。
 でも、難しいと思うこともたくさんあります。
 この授業をとるまでは日本の文学や言語を深く考える機会がなかったので、まだまだ認識があまいところが多々ありますが、諦めずに最後まで頑張りたいと思います。
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日本言語文化研究T 投稿者:mg2339 投稿日:2012年 6月 6日(水)13時16分55秒
 カタカナにも色々奥が深いなと改めて感心しました。
 度重なる授業で毎回、新たな知識が増えさらにとても興味深いので、次回も楽しみにしています
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日本言語文化研究T 投稿者:ck2114 投稿日:2012年 6月 6日(水)13時12分14秒
 現在では当たり前なカタカナの歴史がよくわかったのでよかったです。
 今までに学んできた知識が毎回の授業で、どんどん深くなっていくのが新鮮です。
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日本言語文化研究T 投稿者:nr2061 投稿日:2012年 6月 6日(水)13時00分39秒
 自分はこの講義を受けるまで、カタカナのことについて何にも知らなかったんだと実感しました。何故漢字で表記しないのか、意図的にカタカナを使用しているなどを知ることが出来て本当に楽しかったです。次回も楽しみです。
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日本言語文化研究T 投稿者:ck1149 投稿日:2012年 6月 6日(水)12時58分18秒
 名前をカタカナで書かれる人は問題児だという説明を聞いて、面白いと思いました。
読めない字果敢にあれこれ考えて導き出していて納得しました。
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日本言語文化研究I 投稿者:nb0030 投稿日:2012年 6月 6日(水)12時33分17秒
 森鴎外が図書館長もやっていたというのは初めて知りました。
 この講義では、毎回新たな発見をしたり新たな知識を得たりすることが出来て、本当に楽しいです。
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日本言語文化研究T 投稿者:cb2064 投稿日:2012年 6月 6日(水)12時28分49秒
 先生が今回の授業で出した、なぜ苗字だけをカタカナにしたのか、と言う問のを私なりに考えてみました。その人物の氏名で重要なのは下の名前であり、苗字が同じ誰かと区別し、下の名前を強調するために苗字をカタカナにしたのではないか、と思いました。
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日本言語文化研究1 投稿者:cx2058 投稿日:2012年 6月 6日(水)12時04分52秒
 古文を読んでいてカタカナやひらがなの使い方はいつも疑問に感じていました。
今回の講義でこれらに一定のルールがあることを知り納得できました。
例えば国外にいる日本人をカタカナで表記するのはたしかに雰囲気を表しているかもしれませんね。
 次回の講義も楽しみです。
 
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2012年06月13日(水)第三時限め(13:00〜14:30)1-404教場

  10の講義内容 連綿連続にみる日本語の抑揚階調表現 PDF版

― 徳川本・五島本『源氏物語繪卷』のかな書き「ひ」文字 ―

 
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日本言語文化研究T 投稿者:cb2048 投稿日:2012年 6月20日(水)00時42分58秒
 今回の授業では源氏物語を取り上げ、浅い知識ではありまいたが、もともと興味を持っていただけにとても面白かったです。
『比』と『飛』のお話や第1軸から4軸まで目を通して間にある絵に日本の芸術の素晴らしさを感じました。
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日本言語文化研究T 投稿者:nb2007 投稿日:2012年 6月19日(火)21時56分24秒
 課題になっていた「今昔物語集」の音声ファイルを提出しました。
 当然読みが難しく、調べてもなかなか適する読みが見つからず苦労しましたが、声に出して本文を読み、それを録音するということを今までに経験したことが無かったので、すごく刺激になったと思います。
 先週の講義では、よく親しんできた「源氏物語」が取り上げられてうれしかったです。
 古写本の書き手による文字の表現の仕方や、間にある絵など、芸術的な印象を持ちました。
 今週の講義も楽しみです。
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日本言語文化研究T 投稿者:mg2383 投稿日:2012年 6月19日(火)18時25分51秒
 源氏物語で、「比」と「飛」が交互に用いられていることがわかり、当時の表記方法がどうであったがよく理解できました。
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日本言語文化研究T 投稿者:ck0242 投稿日:2012年 6月19日(火)16時35分2秒
 『源氏物語繪卷』が世界最古の長編物語で、院政期に成立したものが残っていて国宝になっていると聞き、大変驚きました。また、二文字下げて和歌が書かれていること、平仮名の「ひ」の先が膨らんでいる、またはV字になっていることを知り、大変興味深く感じました。また、連綿体と呼ばれ、文字がつながれて書かれていて、そこは文字をつなげて読むこと、逆につなげて書かれていないところは文字をつなげて読まないことを知り、様々な技巧が凝らされているなと感じました。
今まで中宮の名前の「定子」を「ていし」、「彰子」を「しょうし」と読んでいたが、「定子」が「さだいこ」、「彰子」が「あきらけいこ」という名前であることが分かり、大変勉強になりました。
 「キョウ」はまだいる場所、近くの場所を示すこと、「みやこ」は遠く離れた場所を示すこと、それを谷崎潤一郎が発見したことを知り、一つの漢字なのに色々な意味が込められていて、奥深いなと感じました。また、谷崎潤一郎はどのようにして発見したのか、どうしてこの作品を扱っていたのか、疑問に感じました。
 巻子本という言葉は知っていたが、軸になっているもの、その軸に紙が巻かれていることを初めて知り、大変勉強になりました。
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日本言語文化研究T 投稿者:cg2058 投稿日:2012年 6月19日(火)00時03分51秒
 「キョウ」と「みやこ」の違いはキョウという音読みはただ場所の名称でみやこという訓読みは「栄えている地」という意味を含むのではないか、と考えています。
 だから遠くに居る明石入道はみやこを使い地方と比較して栄えた地を呼ぶのではないでしょうか。
 「ひ」だけ見ても色々異なる点が見えることに驚きました。
 活字だけ見てもわからないことばかりでたいへん興味深かったです。
 同じ表現を繰り返したがらないのは今も同じな気がします。
 紙が綺麗なのに紙ギリギリまで書いているのは何故か不思議でした。
 紙の枚数が決まっていたのか、紙の色にも意味があるのか、色々と考察が尽きません。
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日本言語文化研究T 投稿者:cb2093 投稿日:2012年 6月18日(月)22時13分12秒
 今回の授業では源氏物語や大鏡などの平安時代の最盛期の時期に生まれた作を中心に勉強しました。
 「ひ」は「比」と使われることが主流なのかなって最初は感じたのですが、時には「飛」と表記されたり、「比」を連続して使ったり、前行との兼ね合いなどで使い方を変えたりしていておもしろいなって感じました。
 
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2012年06月20日(水)第三時限め(13:00〜14:30)1-404教場

  11の講義内容 古辞書の活用術とその方法―三卷本『色葉字類抄』―

 
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日本言語文化研究T 投稿者:ck2114 投稿日:2012年 6月27日(水)13時25分18秒
 今、私たちが当然のように使っている辞書にあのような成り立ちがあったと知って驚きました。紙の辞書は使うときに時間がかかるイメージばかりでしたが、今回の話を聞いて辞書に対する考えが変わりました。
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日本言語文化研究T 投稿者:mg2064 投稿日:2012年 6月27日(水)13時07分34秒
 知りたいことを調べるときに使う辞書だが、これいちから作るのは血のにじむ努力が必要だったと思いました。このような先人たちの努力があって今の自分たちの便利な生活があると再確認しました。
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日本言語文化研究T 投稿者:mg2339 投稿日:2012年 6月27日(水)13時00分49秒
 いつも何か分からないことがあったらすぐに辞書というものに頼ってきたけど、昔の人はそういう頼るべきものがなく苦労して作り上げたことを知って改めて昔の人はすごいと感じました。
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日本言語文化研究T 投稿者:nr2061 投稿日:2012年 6月27日(水)12時59分40秒
 僧侶は辞書を経典の為に作って、公家は納税において使う為に作られた事を知り驚きました。
使う人によって辞書が違ったりするのも面白いなと思いました。私ももっと有効的に辞書を使ってみようと思います。
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日本言語文化研究T 投稿者:ck2113 投稿日:2012年 6月27日(水)12時50分21秒
 今は電子辞書といういろいろなことを調べられる便利なものがありますが、昔の辞書は、経典のために作ったのは想像できましたが、税の品物を調べるために使っていたのは驚きました。
 天気や動植物など、ジャンルが案外広いことにも驚きました。
 手書きでこれだけのものを作るのはすごく大変なことだったと思いました。
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日本言語文化研究I 投稿者:nb0030 投稿日:2012年 6月27日(水)11時45分41秒
 辞書は我々の勉強や日常生活に欠かせない、今のではそこにあって当然のアイテムですが、
 これを一から作るというのは本当に大変な作業だろうと思いました。
 先人たちの血の滲むような努力が積み重なったからこそ、今我々が便利に辞書というものを使うことが出来ているのだなあと思うと、一冊一冊がより重いものに感じられますね。
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日本言語文化研究1 投稿者:cx2058 投稿日:2012年 6月27日(水)11時11分52秒
 普段、何気なく使っている辞書ですが今まで真剣に考えたことはありませんでした。
 よく考えてみれば辞書を作成することは大変なことですよね。
 当時から既に、身分によって辞書の意味合いが異なることは興味深かったです。
 結婚のことに関して現在も残っているものが色々あるのも面白いです。
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日本言語文化研究T 投稿者:cg2012 投稿日:2012年 6月27日(水)08時47分57秒
 今は電子辞書の便利さに紙の辞書を引く機会もなかなか無いですが、辞書というものがあるということが当たり前になっているので、辞書がないことは想像もできないです。
 そして、0から辞書を作るということは非常に大変で当時の人の苦労がうかがえました。
 日本語の辞書だけでなく、外国語の辞書までも自分たちで完成させたというのも、簡単にはいかないことであり、興味深いと思いました。
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日本言語文化研究T 投稿者:cb2093 投稿日:2012年 6月26日(火)22時41分52秒
 今回は辞書について学びました。
 今の時代は電子辞書のような便利な辞書がありますが、よくよく考えれば昔の人は辞書を書いていたんですよね。
 いろいろ考えさせられました。
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日本言語文化研究T 投稿者:nb2010 投稿日:2012年 6月26日(火)22時06分5秒
 橘家が吉川家になったことや、個人のために作られた辞書があることに驚きました。
辞書も奥が深くおもしろいなと思いました。
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日本言語文化研究T 投稿者:nb2007 投稿日:2012年 6月26日(火)20時20分37秒
 先週の講義は、現在最古の漢字字書である「篆隷万象名義」の話が興味深かったです。
 それから、辞書は僧侶と公家、それぞれの辞書が存在したことも、そしてその理由も詳しく教えていただいて、職業柄で違ってくるものを他にも探してみたいと思いました。
 今週も楽しみです。
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日本言語文化研究T 投稿者:ck0242 投稿日:2012年 6月26日(火)20時03分1秒
 空海が書いた『篆隷万象名義』が一番古い辞書であることを初めて知り、真言宗を伝える、三筆の一人であること以外でもすごいことをしたんだな、と再認識しました。
 『本草和名』という薬に関することが書かれた、医者のための辞書が、かなり昔からあることを知り、大変驚きました。
 『類聚名義抄』が、仏・法・僧の三宝について触れらていること、上・中・下だけではなく、本と末まで分かれていること、空海の辞書では分からなくなってしまったので、もっと詳しく作ったと聞き、作る時はとても大変だったんだろうな、と感じました。
 「吉川」という姓が橘氏から派生したのは、橘氏の「橘」を「キツ」とも読み、それを同じ読みの「吉」にしたことによること、「吉」の字の上の部分が「士」と「土」の二通りがあることを知り、一つの名字なのに大変奥深いなと感じました。
 『三巻本色葉字類抄』は上・中・下に分かれている三巻本であること、いろはなどの各項目ごとに21門あること、赤い丸は「別の事項に変わる」ことを表すことであることが分かり、一つの辞書でも特徴や工夫が多くあり、大変興味深く感じた。また、動物の門のが動物の体毛のことも書かれているほか、鳥から四足動物、そして虫へと、足の数の少ない順に書かれていて、大変面白いなと感じました。また、地名のところに上京と帰国の日数が書かれており、上京は貢物を持って行くから日数がかかり、帰国は手ぶらなので上京の半分の日数が書かれていることも、大変面白いなと感じました。
 僧侶は辞書を経典を読むために使い、公家は、当時、統治国家で全国から貢物を税金として受け取る時に、分からなくてはいけないから辞書を使うと聞き、辞書にも色々な用途があり、興味深く感じました。
『伊呂波字類抄』は十巻で、典拠が書かれており、以前の辞書と比べて増えた部分や削られた部分があること、当時必要なことが書かれていることが分かり、辞書の内容も変わっていくことが分かりました。また、他の授業で、現代の外来語の数は、新しい語が入る代わりに使われなくなった語は消えていくのでほとんど変わらないと聞き、この辞書も以前の辞書と比べて必要な語が入る代わりに不必要な語が削られたのかな、と感じました。
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日本言語文化研究T 投稿者:MG2088 投稿日:2012年 6月26日(火)15時05分38秒 編集済
 前回の授業は古辞書についてでした。
 今では辞書は当たり前にあるので、昔はそんなにたくさんあったわけではなかったことに驚きました。
 そして、多くの人のためではなく、誰か個人のために作られたものがあるということがとても印象的でした。
 納税などにおいて使われるという話がありましたが、やはり政治などにおける必要性が強いと思いました。
 貴族でないただの一般人などにはあまり縁がなかったのでしょうか?
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日本言語文化研究T 投稿者:cg2058 投稿日:2012年 6月24日(日)18時52分38秒
 橘家が吉川家になったという話が興味深かったです。
 今あまり見ない歴史上の有名な名字の数々も同様に姿を変えて存在し続けているのか、と興味が湧いてきました。
 『色葉字類抄』は分類が細かくて驚きました。
納税する物がわかるように、という目的のためには効率の良い辞書だなと思いました。
 それ以前は個人用などが多くわからない単語は一体どうしていたのか気になります。
 地方に派遣された国司など相当困りそうです。
 前任にでも聞いたのでしょうか?
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日本言語文化研究T 投稿者:nb2091 投稿日:2012年 6月21日(木)22時46分14秒
 個人的に奈良時代‥藤原四子のところがとても好きなので、橘家が吉川家になったと聞いて驚きました。
 こういう知識は受験の際の日本史の知識とはまた違ったところであるので、これからもそういう知識は吸収したいなぁと思いました。
 
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2012年06月27日(水)第三時限め(13:00〜14:30)1-404教場

  12の講義内容 作庭記』について PDF版

 

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日本言語文化研究 投稿者:mg2064 投稿日:2012年 7月 4日(水)13時24分34秒
 今回は『作庭記』についての講義でしたが、大学受験で勉強した枯山水を思い出しました。
 枯山水では石の表面の紋様で水の流れを表現することもあるということを聞いてすごい風流だなと思いました。
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日本言語文化研究T 投稿者:ck2113 投稿日:2012年 7月 4日(水)12時51分23秒
 今回は『作庭記』についてでした。
 石の置き方などにも名前や決まりがあるなんて奥が深いと思いました。
 木の植え方が漢字につながっていたのは日本ならではだと思いまいた。
 庭や滝を見るのは好きなので機会があったら行きたいです。
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日本言語文化研究T 投稿者:nr2061 投稿日:2012年 7月 4日(水)12時15分26秒
 今回の講義を受けて、今のマンションなどでは楽しめない庭について関心を持ちました。
自分専用の庭を持ちたいとも思いました。
 木、石、滝などの置き方や意味などがあったことには驚き、そこから漢字に繋がる事も面白いと思いました。授業以外でも『作庭記』読もうと思います。
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日本言語文化研究T 投稿者:mg2383 投稿日:2012年 7月 4日(水)12時00分43秒
『作庭記』の話とても興味深かったです。木の植え方や石の置き方などいろいろなきまりがあることを今回の授業で学ぶことができました。
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日本言語文化研究T 投稿者:cg2058 投稿日:2012年 7月 4日(水)11時33分4秒
 庭の中の立石や人口の滝に仏教的な意味が有るとは全く知りませんでした。
自然のものからそういった意味を生み出すことは日本人らしいなと思いました。
 『作庭記』の内容も面白かったです。
 漢字に因んで方形の中に木を植えない、などこれまた日本人らしさを感じました。
 木と樹の使い分けも知らないことでした。確かに樹の方が字が細かく手が入っている感じを受け、木は見たまんま漢字にした印象を受けました。
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日本言語文化研究T 投稿者:cg2012 投稿日:2012年 7月 4日(水)08時17分18秒
 『作庭記』を読んだことがないですが、今回の授業で内容について触れ、この機会に読んでみようと思いました。
 漢字の成り立ちなど、普段漢字を使っているのに知らないのは勿体無いので自分でも意味や成り立ちを考えつつ、学んでいきたい。
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日本言語文化研究T 投稿者:nb2007 投稿日:2012年 7月 4日(水)01時28分36秒
 先週の講義は、『作庭記』についてでした。
 私の両親が、旅行の際によく日本庭園を見せてくれたので、庭に少し興味があったので、先週の講義は特に楽しんで受けられました。
 翻訳作品がいくつかあるということで、いくつかに目を通してみたいです。
 そしてまた庭園を見る機会があれば、色々な発見ができるように知識をつけたいです。
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日本言語文化研究T 投稿者:nb2010 投稿日:2012年 7月 3日(火)22時46分16秒
 日本庭園で牛の親子がたわむれているように石を置くという表現や門の中心に木を植えると閑という字になることなど奥深いなと思いました。
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日本言語文化研究T 投稿者:cb2093 投稿日:2012年 7月 3日(火)21時10分37秒
 『作庭記』について学びました。
 ここ数回の授業で日本語についてより興味を持てました。
 明日もしっかり勉強したいです。
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日本言語文化研究T 投稿者:ck0242 投稿日:2012年 7月 3日(火)18時13分1秒
 立石が、釈迦三尊像をモチーフにしているというように、仏教をテーマに意思をくんでいたことが分かり、こんなところにも仏教の影響はあったのか、と感じました。また、滝も同様で、石の間を通って滝つぼにどうやって落ちていくかということ以外に、不動明王が滝つぼの中から現れると考えられ、そのために滝の近くには不動尊があると聞き、驚きました。
 この大学から一番近い不動尊は等々力不動と言っていましたが、深沢キャンパスの近くにある、深沢不動の方が、小さいけど近いのではないか、と思いました。また、等々力不動には、一年生の時に課外ゼミの新入生歓迎散歩で行きました。その時は生憎の雨で、等々力不動も見なかったので、また行ってみようかな、と思いました。また、二年生の時の演習(ゼミ)の補講で二子玉川の民家園に、二年生の課外ゼミの新入生歓迎散歩で二子玉川の岡本公園民家園に行き、昔の家屋や庭園を見学して来ました。また、他の授業で、向ヶ丘遊園に民家園があると聞いたので、時間がある時にでも行ってみようかなと思いました。
 『作庭記』は、先代からのことや、自分の見聞が書かれていること、漢字と変体仮名の平仮名で書かれていることを知り、価値の高い書物ということを再認識しました。また、「向落」や「布落」といった滝の落ち方について、どのような落ち方なのか説明をしていること、それまで口伝だった立石のやり方を文字にしたことを知り、丁寧な人が書いたのかな、と感じました。また、改行するところは踊り字が使われずにきちんと書かれていることを聞き、真面目な人でもあったのかな、と思いました。また、遣り水や不動明王、風水について書かれていることを知り、色々なことが書かれているんだな、と感じました。
 空海が寺を高野山に決めた縁起や、聖徳太子のことが書かれているということを聞き、これも仏教の影響からなのか、疑問に感じました。また、石の置き方の説明に比喩が用いられていること、木の植え方が具体的に書かれているように、比喩的に、具体的に書かれている箇所があること、石を動かしてはいけないことや石の向きを変えてはいけないといった、タブーが書かれていることを聞き、大変興味深く感じました。
 「困」や「囚」、「閑」の字の説明について書かれていること、「名所」という単語の初出例であること、「樹」は植木、立て木という意味であること、「木」はそれ以外の普通の木であることを知り、興味深く感じました。
 漢字と平仮名で書かれている語があることを聞き、前にやった『古今和歌集』と似ているな、と思いました。
 今回の『作庭記』も、前回の『三巻本色葉字類抄』も加賀の前田家が所有していたことを聞き、加賀百万石といわれるだけのことはあるな、と思いました。

 

 
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2012年07月04日(水)第三時限め(13:00〜14:30)1-404教場

  13の講義内容 梅沢本『古本説話集』にみる畳字踊り字「/\」 PDF版
 
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日本言語文化研究T 投稿者:mg2064 投稿日:2012年 7月11日(水)14時08分34秒
 今回の授業は「踊り字」についてでしたが、僕は「々」や「ヽ」や「ゝ」などの人名にも良く使われている文字が「踊り字」という名称だとは知りませんでした。
 他にもふだん使っている言葉で知らないことがあるのかなと思いました。
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日本言語文化研究T 投稿者:nr2061 投稿日:2012年 7月11日(水)12時56分48秒
 普段普通に使っている「々」、踊り字のことについて知ることが出来て良かったです。
 「踊り字」という言葉も初めて聞いたので興味が湧きました。
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日本言語文化研究T 投稿者:ck2113 投稿日:2012年 7月11日(水)12時52分19秒
 今回の内容は「踊り字」についてでした。
 今は1文字を繰り返すのに使いますが、昔は4文字も繰り返して読むなんて驚きでした。
 特に夢見夢見は印象に残っています。
 しかし繰り返しがどこから始まるのか意見が割れてしまうのは不便だと思いました。
 書くのが省略できても曖昧になってしまうのはあまり良くないなと思いました。
日本言語文化研究T 投稿者:nb2091 投稿日:2012年 7月10日(火)23時49分29秒
 今回の講義では、踊り字がやはり印象に残りました。
 漢字に親しんだころから特に深くは考えずにこういうものなんだなという認識下において「々」は用いていたので、いろいろ知れてよかったです。
 日本語を普段からつかう私たちにも、まだまだこういう未知の世界があってわくわくしました。
 こういった小さな発見は、勉強になると同時にすごく惹かれます。
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日本言語文化研究T 投稿者:cg2058 投稿日:2012年 7月11日(水)11時42分7秒
 よくよく使いなれている踊り字もしっかりと調べると深いものだとわかりました。
 何処からを繰り返すかという話で、単語で字が途切れるところがあるという話を以前聞いて、繰り返しもその独立した単語だけかと思いましたが違うのですね…。
 確かに意味合いからすると4文字以上と長くても、そこから繰り返した方が正しいと思いました。
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日本言語文化研究T 投稿者:nb2010 投稿日:2012年 7月10日(火)22時20分42秒
 あの2つの文字が踊り字というのだと初めて知りました。
1文字に用いる表記と畳字熟語に用いる字が違うことや、
縦書きで書かれているからこそできることなのかなと思いました。
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日本言語文化研究T 投稿者:nb2007 投稿日:2012年 7月10日(火)21時48分14秒
 先週の講義内容は「踊り字」についてでしたが、現代では馴染みの無い手法なので、
資料を見ながらこのような使い方もあるのかと驚きました。
 中でも、「夢見夢見(ゆめみんゆめみん)」は、発音も面白いし、耳に入る感覚が新鮮で、しかもこの長さの言葉を踊り字によって上手く縮められてるのがすごいです。
 今回の資料は「古本説話集」でしたが、他の作品を手に取る際、注目すべき点であると思います。
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日本言語文化研究T 投稿者:cb2064 投稿日:2012年 7月10日(火)21時32分57秒
 踊り字は現代では「々」で表されることが多く、私たちにもなじみがあるので、かえって「ゝ」は未だに読みにくいです。たくさんある踊り字の中でとくに気になったものは「夢見夢見」です。ひらがなで表すと8字にもなるので、こんな長い言葉も重ねて使っていたと思うと、現代の言葉とは全く違うなと思いました。
また、だれがこのような便利なシステムを使い始めたのか気になりました。
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日本言語文化研究T 投稿者:cb2093 投稿日:2012年 7月10日(火)18時55分8秒
 古本説話集を今回勉強しました。
 筆跡が違う文字とかがあることに驚きました。
 また、「人々」や「きりぎりす」など繰り返す文字のことも少しわかった気がするので明日の授業でも新しい発見や今までやってきたことの探求をできるよう集中して取り組みたいです。
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日本言語文化研究T 投稿者:ck0242a 投稿日:2012年 7月 9日(月)17時47分23秒
 今回の資料の『古本説話集』に、『今昔物語集』と似た話や共通した話があり、『今昔物語集』で虫食いになっている所も推測できると聞き、興味深く感じました。
 三人で書いているので、筆跡が変わっていることを聞き、資料からそんなことも分かるのか、と感じました。その例として、一人目は太く書く所と細く書く所を使い分けていること、「し」などの文字に特徴があることを知り、実際に見てみたいな、と感じました。
 今の踊り字が「々」ということを再認識しましたが、いつからこの文字を使い、ほかの文字は使わなくなったのか、疑問に感じました。また、踊り字の、「?」と「ゝ」の違いはどうなっているのか、疑問に感じました。
 踊り字の「?」を、二文字の平仮名はもちろん、「たえま」や「をそし」などの三文字の平仮名にも使うことが分かりました。また、それだけではなく、「かならす」や「うつふし」などといった、四文字の平仮名にも用いられていることを知りました。その他にも、一文字の漢字の「人」にも用いられていて、大変凡庸性が高いな、と感じました。
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日本言語文化研究T 投稿者:cg2012 投稿日:2012年 7月 5日(木)09時38分50秒
 「いよいよ」や「すずめ」などの踊り字はよく目にするし、自分でも使ったことがあるが
「うううう」など全て同じ文字でできた言葉の踊り字は初めて見た。
 踊り字は日本独特の面白い文化だと思うので、もっと興味をもっていきたい。
 
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2012年09月19日(水)第三時限め(13:00〜14:30)1-404教場

  17の講義内容 延慶本『平家物語』の世界
 
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日本言語文化研究T 投稿者:mg2064 投稿日:2012年 9月26日(水)14時27分40秒
 平家物語は冒頭以外あまり知らなかったので琵琶法師の音源がきけてよかった。
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日本言語文化研究T 投稿者:nr2061 投稿日:2012年 9月26日(水)13時19分58秒
 平家物語というのは中学校の頃から勉強していましたが、琵琶法師の音源を聞いたのは初めてで、前奏の長さとゆっくりさに驚きました。
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日本言語文化研究T 投稿者:1cg2012k 投稿日:2012年 9月26日(水)13時01分5秒
 平家物語は文章で読んだことはあったが、実際の琵琶法師の語りで聞くのは初めてだったので、おもしろかった。
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日本言語文化研究T 投稿者:ck1149 投稿日:2012年 9月26日(水)12時58分38秒
 琵琶法師の音源を聴いて、とてもゆっくりしゃべっているなぁと思いました。
貴重な経験ができました。ありがとうございました。
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日本言語文化研究T 投稿者:ck2113 投稿日:2012年 9月26日(水)12時49分28秒 編集済
 今回の授業で初めて琵琶語りの平家物語を聞きました。
 琵琶の音がきれいで、全部聞いてみたいと思いました。
 踊り字についても出てきたので夏休み前にやったことももう一度見直したいと思いました。
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日本言語文化研究T 投稿者:nb2007 投稿日:2012年 9月26日(水)10時46分48秒
 先週の講義ではひらがなの発生について教えていただきました。
 鎖国が起こらなければひらがなは生まれなかったという話にはとても衝撃を受けました。
平家物語を始めて耳て体感して、前奏の長さに驚きました!
機会があればもう少し長く聴いてみたいです。
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日本言語文化研究T 投稿者:nb2010 投稿日:2012年 9月26日(水)08時14分1秒
 今回の授業で初めて琵琶を聞いてきれいな音だなと思いました。
文字が難しかったです
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日本言語文化研究T 投稿者:cb2064 投稿日:2012年 9月25日(火)07時21分4秒
 人生で初めて琵琶の音を聴きました。平家物語は語りものなのに、よく間違ったりすることなく、現代まで伝わってすごいと思いました。
また、今回の授業でも踊り字がでてきたので、授業で学んだことが応用できるととても楽しいと思いました。
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2012年08月25日()第三時限め(13:00〜14:30)各自居住する現地で

  16の講義内容 自主ゼミ講座:かな表記の文章『仮名書き法華経』を読む
 
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2012年07月25日()第三時限め(13:00〜14:30)各自居住する現地で

  15の講義内容 自主ゼミ講座:カナ表記のうた『極樂願往生歌』を詠む

 

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2012年07月11日(水)第三時限め(13:00〜14:30)1-404教場

  14の講義内容 夏季リポート課題について〔html版〕 報告書の書き方を説明します
 
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日本言語文化研究T 投稿者:cb2064 投稿日:2012年 7月20日(金)21時54分42秒
 前期はありがとうございました。
夏休みにたまった課題などを終わらせたいと思います。
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日本言語文化研究T 投稿者:nb2007 投稿日:2012年 7月17日(火)22時43分7秒
 先週の講義では夏休みのレポートについて解説していただきました。
夏休みいっぱいを使って、良いレポート作りの精進します。
前期の講義、ありがとうございました。後期もよろしくお願いします。
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日本言語文化研究T 投稿者:ck0242 投稿日:2012年 7月17日(火)18時30分8秒
 すみません、今回の書き込みの、投稿者と題名が逆になっていました。前回の書き込みも投稿者のところを、ck0242のあとに「a」を付け加えて、「ck0242a」と打ち込んでしまい、すみませんでした。以後、間違えないように、気をつけます。
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ck0242 投稿者:日本言語文化研究T 投稿日:2012年 7月17日(火)18時23分9秒
 今回は夏季課題について扱い、その課題に取り組むために必要な資料等がある施設やホームページとして、都立中央図書館や国立国会図書館、そして内閣文庫の詳しい情報や電子資料の使い方等を紹介していただき、大変参考になりました。ありがとうございました。今回、紹介していただいた施設やそこにある資料等を使い、夏季課題に取り組んでいきたいと思います。
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日本言語文化研究T 投稿者:nb2010 投稿日:2012年 7月17日(火)17時20分47秒
 訓点の記入が個人の備忘のためだったことを初めて知りました。
課題、頑張りたいと思います。
 
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2012年09月26日(水)第三時限め(13:00〜14:30)1-404教場

  18の講義内容 鴨長明筆『方丈記』について
 
日本言語文化研究T 投稿者:nb1074 投稿日:2012年10月 3日(水)14時01分49秒 編集済
 昔の人は文字を間違えたら最初からやり直すということでしたが、たしかにそういうマメな気持ちは、自分も含め現代人には薄いなぁと感じました。
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日本言語文化研究T 投稿者:mg2064 投稿日:2012年10月 3日(水)13時30分56秒
 誤字の扱いが現在と前々違くて驚きました。
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日本言語文化研究T 投稿者:ck2155 投稿日:2012年10月 3日(水)13時09分40秒
 先週の講義には出席出来ませんでしたが他の方のコメントを見た限りでは、昔の字の訂正のことを学んだのだと思いました。
 昔は、現在ではしないような訂正の仕方をしていたようで、とても興味深い内容だったので、講義に参加出来なかったのがとても残念です。
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日本言語文化研究T 投稿者:mg2383 投稿日:2012年10月 3日(水)13時08分58秒
 版木に桜の木が使用されたということを聞き、興味深いと感じました。他にも版木にどのようなものがあるか気になります。
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日本言語文化研究T 投稿者:NR2061 投稿日:2012年10月 3日(水)13時07分5秒
 誰もが知っている鴨長明があんな字の間違いをしていたことに驚いたし、鴨長明でもそんな事をするんだと面白かったです。
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日本言語文化研究T 投稿者:mg2339 投稿日:2012年10月 3日(水)13時02分23秒
 前回の誤字を訂正する講義を聞いて昔の人は字を間違えたら最初から書きなおすと言う風習があったことに非常に驚きました自分だったら絶対しないと思います
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日本言語文化研究T 投稿者:ck1149 投稿日:2012年10月 3日(水)13時00分8秒
 桜の木は柔らかくて文字を彫りやすかったときいて、なるほどと思いました。
また、当時の○は()こんなかんじで二画で書いていたことを知り、不思議だなと思いました。
「き」を書くとき簡略化されすぎているのを見て面白いと思いました。
 今では訂正するときに訂正印だけれど、小さく○を書いて訂正する方法を知りました。
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日本言語文化研究T 投稿者:ck2113 投稿日:2012年10月 3日(水)12時58分30秒
 今回の授業は字の訂正についてでした。
 鴨長明はなぜあんなに変な間違いをしたのかが気になりました。
 誤字の訂正の仕方は、昔は間違えたら最初から書き直すというのをどこかで聞いたことがあったので、ちゃんとした訂正の仕方があるのは初めて知りました。
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日本言語文化研究T 投稿者:cg2012 投稿日:2012年10月 3日(水)12時55分43秒
 意識的隠字などは資料などを読んでも読み取ることはできたけど、字の訂正については初めて知りました。確かに資料を読んでいて、○を見たことがあり、そのときは意味がよくわからず、飛ばしていたけどこれからは読めると思うので、いろんな資料を読んでいきたいと思います。
日本言語文化研究T 投稿者:ck2093 投稿日:2012年 9月19日(水)13時45分30秒
 授業の始めに京都の一条戻橋と式神、小野篁の話がありましたが、小野篁が地獄へと下りていた入口は一条戻橋ではなく六道珍皇寺にある井戸ときいてます。一条戻橋にもいろいろな伝説があるようなので調べてみたくなりました。
日本言語文化研究T 投稿者:ck0242 投稿日:2012年10月 3日(水)00時20分9秒
 琵琶は貴族社会でしか使われていなかったと聞き、なぜ、それが、一般に普及したのか、疑問に感じました。
 鴨長明の過去を知り、同情してしまいました。
 『方丈記』には二種類あり、大福光寺本は片仮名で書かれていて、嵯峨本は平仮名で書かれていることを知り、なぜ書き分けたのか、書き分ける必要があったのか、疑問に感じました。 また、嵯峨本は版木に彫って印刷されたもので、その版木にはやわらかいという理由から桜の木が使用されたことを聞き、興味深く感じました。
 見せ消ちは知っていましたが、上から訂正して書き直す、重ね書きがあることを初めて知り、興味深く感じました。その他にも書いている途中で直しているものもあり、それも興味深く感じました。
 「嵯峨ノ天皇」というように嵯峨と天皇の間に必ず「ノ」を付けていること、「キ」や「ク」、「シ」、「テ」、そして「ホ」の書き方に特徴があること、「アサ」と「ユウ」は片仮名表記で、「あした」と「ゆうべ」は漢字で書かれていること、自筆本は「薗」で、嵯峨本は「園」であることを知り、大変面白いなと感じました。
 漢字で書いてあるけど和語で読む和語名詞の漢字があること、漢字に送り仮名がついている振り仮名文字があることを知り、興味深く感じました。
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日本言語文化研究T 投稿者:nb2007 投稿日:2012年10月 2日(火)23時24分21秒
 先週の講義では、誤字の訂正の仕方が印象に残っています。
 小さく丸を書きその隣に正しい文字を書くという訂正の方法は、現代の人間が読んでも一見よくわからないと思いましたが、当時ではこのように訂正するのが一般的だったのでしょうか。
そこが気になりました。
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日本言語文化研究T 投稿者:cb2064 投稿日:2012年10月 2日(火)21時38分42秒
 今回の授業では、字の訂正の仕方を見ていきました。今までは間違えてしまったら、また一から書き直すと思っていたので、それ以外にもやり方があることに驚きました。上から重ねて書き直すところは今も昔も同じなんですね。
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日本言語文化研究T 投稿者:nb2010 投稿日:2012年10月 2日(火)20時33分44秒
 桜の木に文字をかいたことや、マを書き忘れたからヲの下に○をつけて横にマを書いたなどおもしろかったです。
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2012年10月03日(水)第三時限め(13:00〜14:30)1-404教場

  19の講義内容 細川三斎忠興筆『徒然草』について
 
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日本言語文化研究T 投稿者:mg2064 投稿日:2012年10月10日(水)13時13分33秒
 昔の良質な紙で作られた本は食べれたということに驚きました。いまでも作ることは出来るのかと思いました。
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日本言語文化研究T 投稿者:ck2155 投稿日:2012年10月10日(水)13時11分35秒
 先週の講義は徒然草についてでした。
徒然草は徒然草でも、いくつかの系統に別れており、同じ作者なのにも関わらず文章の書き方が微妙に違ったりしているいのはなぜだろうかと疑問に思いました。
また、写し終えた原本はたべてしまう、というのは現在ではとても考えられないことなので驚きました。
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日本言語文化研究T 投稿者:mg2339 投稿日:2012年10月10日(水)13時06分58秒
 当時描かれていた徒然草に生活が関わっていないということに大変驚きました。何といっても吉田兼好が関東出身の人だとは思いませんでした。
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日本言語文化研究T 投稿者:ck1149 投稿日:2012年10月10日(水)13時04分22秒
 徒然草は王朝擬古文で読み手がすくなかったためあまり読まれなかったということがわかりました。
 兼好の原本が残っていないのは、増水(雑炊)にして食べてしまったからだということもわかりました。
 兼好は関東で生まれ、京都に行ったということもわかった。
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日本言語文化研究T 投稿者:nr2061 投稿日:2012年10月10日(水)13時03分3秒
 今回の講義は『徒然草』についてでした。一番印象に残っているのは「増水」が現在の「雑炊」になったということでした。他にもこのような言葉がたくさんあると思うので、調べてみたいと思います。
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CG2012 投稿者:日本言語文化研究T 投稿日:2012年10月10日(水)13時01分58秒
 徒然草は高校の時何度か授業で取り上げたが、京都の人だと思っていたので、関東だと知った時は驚いた。
 あとは墨で書いた書物は食べることができるということも、考えたことがなかったので面白かった。
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日本言語文化研究T 投稿者:ck2113 投稿日:2012年10月10日(水)12時51分40秒
 今回は徒然草についてでした。
 一番印象に残っているのは吉田兼好が関東人だったということです。
 原本を写したら食べてしまうということでしたが、ぞうすいの語源がここからきていることに驚きました。
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日本言語文化研究T 投稿者:cb2064 投稿日:2012年10月10日(水)07時23分0秒
 私はよく徒然草のように、違う書き方がされていることが気になります。作者は1人なのになぜ文の終わりなどに違いがでてきてしまうのでしょうか?また写し終えた原本を食べてしまうというエピソードはとても面白かったです。先生はいい墨で書かれた紙は美味しいとおっしゃってましたが、それは本当なのでしょうか?ぜひ機会があれば食べて見たいとおもいました。
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日本言語文化研究T 投稿者:cb2064 投稿日:2012年10月10日(水)07時23分0秒
 私はよく徒然草のように、違う書き方がされていることが気になります。作者は1人なのになぜ文の終わりなどに違いがでてきてしまうのでしょうか?また写し終えた原本を食べてしまうというエピソードはとても面白かったです。先生はいい墨で書かれた紙は美味しいとおっしゃってましたが、それは本当なのでしょうか?ぜひ機会があれば食べて見たいとおもいました。
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日本言語文化研究T 投稿者:nb2007 投稿日:2012年10月 9日(火)23時52分30秒
 全開の講義では『徒然草』を取り上げてくださいました。
 日本人はよく慣れ親しんだ文学作品なのに、専門的な分野ではいくつもの系統で分かれ様々な視点から見られているのを初めて知りました。それらを比較するのは面白そうです。
 そして、歴代の作品の著者は、周りの作品や他の著者にも大きな影響を受けるのだと知って、たくさんの刺激を受けて良い作品が生まれるんだと実感しました。
 次回も楽しみです。
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日本言語文化研究T 投稿者:ck0242 投稿日:2012年10月 9日(火)21時47分23秒
 『徒然草』が書かれた当時は、生活に直接関わらない、王朝擬古文である、文学的であることから読み手がいなかったと聞き、大変驚きました。そして、100年くらいたって読まれ始めたこと、公家の烏丸光広が最初で、次は公家の細川幽齋、その次は僧侶の正徹であると聞き、なぜ、公家が二人連続で読んでいるのか、理由を知りたくなりました。
 原本が残っていないこと、もしかしたら増水にして食べてしまったこと、そして雑炊の説明を聞き、大変面白かったです。「増水」と書かれていたものが「雑炊」となったこと、炭は健康食品で昔は炭も粉々にして食べることもあったこと、「増水」はまず本を二、三晩水に浸してやわらかくして、グツグツ煮て食べたこと、墨の味がついていたこと、今はインクが有害だから食べてはいけないことを聞き、大変面白かったです。
 「源氏の物語」など、物語に「の」を補っていること、「京」の俗事である「亰」の方が多く使われていること、「夕」が先で「朝」が後に書かれていることが主であることをしり、大変興味深く感じました。
 「便利」はトイレに行くことで、「言語」は人と話し合うこと、「行歩」は歩くことと知り、大変興味深いなと感じました。
 また、「あつま」の一文が重要であり、この「あつま」は鎌倉の人のことを指しているのではないかということを聞き、高校の日本史の受験のためのとある問題を聞きに行き、日本史の先生に「ここで書かれている都とは、鎌倉のことだよ。」と言われたことを思い出しました。
 魚と野菜の戦争を書いた『精進魚類物語』があると聞き、肉が嫌いで、魚と野菜はどちらとも好きなので、内容がとても気になりました。
 「…をゑすして」の「ゑ」は「え」で、「得」はア行下二段活用だから、この表記は間違っているのではないか、と感じた。
 「ものくるをしけれ」が、烏丸本では「ものぐるおしけれ」、嵯峨本では「物くるおしけれ」、そして陽明文庫本と細川家永青文庫本では「物くるをしけれ」となっており、なぜそれぞれの本で表記が違うのか、また、起きたのか、他の語でもこのようなものがあるのか、すごく気になりました。
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日本言語文化研究T 投稿者:nb2010 投稿日:2012年10月 9日(火)21時30分8秒
 徒然草は、人によって文の切り方が違うことはおもしろいと思いました。
自分が写したら原本は食べてしまうこと、吉田兼好は関東人だということに驚きました。
 
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2012年10月10日(水)第三時限め(13:00〜14:30)1-404教場

  20の講義内容 蒙古襲来絵詞』について PDF版

 
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日本言語文化研究T 投稿者:mg2383 投稿日:2012年10月17日(水)14時00分30秒
 『蒙古襲来絵詞』の模本が今現在、40種類ほどあるということに驚きました。また、資料から当時のモンゴル帝国と日本の戦い方の違いをさらに詳しく知ることができました。
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日本言語文化研究T 投稿者:mg2064 投稿日:2012年10月17日(水)13時52分10秒
 『蒙古襲来絵詞』は受験勉強でやったこともあって知っていることがあって楽しく講義を聞けた。昔はあったことを絵で残すのは後の世代にわかりやすく伝える手段だったんだなと思った。
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日本言語文化研究T 投稿者:ck1149 投稿日:2012年10月17日(水)13時09分20秒
 『蒙古襲来絵詞』を見ました。人にあてるのかと思っていたけど馬を驚かすためだと知って驚きました。
 受験でひととおりやったつもりだったけど、まだまだ知らないことがたくさんあって、有意義な講義でした。
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日本言語文化研究T 投稿者:mg2339 投稿日:2012年10月17日(水)13時01分43秒
 普段自分が知っていた『蒙古襲来絵詞』の絵巻物よりも詳しく知ることができてとてもためになりました。絵巻物から見て日本とモンゴルがどんな感じで起こっているのが分かったので素晴らしかったです
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日本言語文化研究T 投稿者:ck2113 投稿日:2012年10月17日(水)12時58分57秒
 今回は『蒙古襲来絵詞』についてでした。
 日本史で習ったことがあったので内容がよくわかりました。
 「てつはう」は爆発物として習っていたので、どんなものかよくわからなかったのですが、鉄砲と言われたときにすごく納得しました。
 絵があったので、より分かりやすかったです。
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日本言語文化研究T 投稿者:cg2012 投稿日:2012年10月17日(水)12時55分33秒
 『蒙古襲来絵詞』は好きな作品なので、今回の授業はとても面白かった。
毒矢などは知っていたけど、絵から弓のひきかたの違いを考えたことはなかったので、勉強になった。
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日本言語文化研究T 投稿者:cb2064 投稿日:2012年10月17日(水)07時20分6秒
 今回取り扱った『蒙古襲来絵詞』は高校の時、日本史で学習したので、とても面白かったです。やはり、文字ばっかではなく絵があるだけで、こんなにも印象が変わってくるんだなと思いました。絵巻物をもっと見てみたくなりました。
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日本言語文化研究T 投稿者:nb2007 投稿日:2012年10月16日(火)23時55分4秒
 前回の講義では『蒙古襲来絵詞』の絵巻物について解説してくださいました。
 絵から様々なことを読み取り、日本とモンゴル帝国の戦略の違いや、戦のやり方の違いなど、様々な意味がこめられた絵でした。
 絵巻物について意味を確かめながらじっくりと鑑賞するのが始めてだったので、すごく面白かったし、新鮮でした。
 次回もよろしくお願いします。
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日本言語文化研究T 投稿者:nb2010 投稿日:2012年10月16日(火)20時44分59秒
 武勇伝を絵巻に書いてのこしたことや、中国と日本では戦い方がまったく違うことがおもしろかったです。今まで何回も『蒙古襲来絵詞』の絵を見たことがありましたが戦い方の違いに改めて気づきました。とても興味深く感じました。
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日本言語文化研究T 投稿者:ck0242 投稿日:2012年10月16日(火)17時11分2秒
 頼朝と義経の話を聞き、頼朝は、義経の首が鎌倉の直前に来たのにもかかわらずに、入れることを拒んだこと、「弁慶の泣き所」、「判官贔屓」を連想しました。また、義経が大陸に渡り、ジンギスハンになったという伝説を思い出しました。
 中尊寺の金色堂から、清衡、基衡、重衡のミイラが出てきたことは知っていたが、泰衡は首だけが出てきたことは知らなかったので、大変驚いた。
 北条時宗は、仙台の宮城に行った時にリンチにあい、その時に蜂須賀氏に助けられたことを初めて知り、そのような出来事があったのか、と大変驚きました。
 蒙古襲来のように、先に侵略を仕掛けてきたのは中国や韓国であると聞いたが、白村江の戦いはどのような扱いになっているのか、疑問に感じました。
 『蒙古襲来絵詞』は、言葉書きの次に絵があること、「狼藉」などの言葉に振り仮名をつけていて、終わりになるほど多くなっていることを知り、興味深く感じました。
 住の江の鳥居が描かれていることを聞き、最近のゼミ(演習)で出てきたことを思い出しました。
 『蒙古襲来絵詞』の絵には、今まで気づかなかったことが描かれていて、大変面白かった。例えば、一回目の侵略では、敵の短い矢が飛んできていること、蒙古の兵隊は毛皮を着ていて、頭にかぶり物をしていること、この兵隊は日本の兵をおびき寄せるための兵士であることが分かった。また、蒙古兵は爆裂弾を使って馬を驚かせていること、槍を投げていること、乗っている人物を倒すだけで馬は狙わない日本の兵と違い、馬を狙っていることも分かった。さらには、蒙古側の弓矢には毒が仕込まれていること、左足をあげて、つま先を上に向けて放つこと、顔がみんな違うことから人種が違うこと、総大将がいないこと、待ち伏せしていることも分かった。中学生の時に社会で見た、元寇のビデオでも日本側と元側が異なっていたことが分かったが、今回、さらに両者の違いが理解できた。日本側はそれほど気にかけておらず、寝ている人もいる絵が描かれていたが、戦いに行っていたのにどうして分かったのか、疑問に感じた。 そして、二回目の元寇では、船戦の武器を持っていて、小舟を使って船戦をしようとしていること、そして海戦をし、相手の船に乗り移ってゲリラ戦をしていることが分かった。また、これらの戦いを京から派遣されて記録をする人がいたことを知り、興味深く感じた。
 蒙古軍の僧侶は助けられ、北条時宗の因縁がある、仙台の宮城に送られたこと、モンゴルの文字で書かれた史料が残っていることを聞き、大変面白く感じました。また、蒙古側の兵士は、瀬戸内に逃げて捕まったのもいる話、皆殺しにされた話、逃げ帰ったけど殺されてしまった話、対馬を乗っ取った話など、様々な説があり、大変面白いなと感じました。
 韓国では「ふね」を「?」と書くこと、本文との関係について聞き、興味深く感じました。
 
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2012年10月25日(水)第三時限め(13:00〜14:30)1-404教場

  21の講義内容 中世藝術論〔謡曲・能・狂言〕の言語文化について PDF版
 
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日本言語文化研究T 投稿者:ck2155 投稿日:2012年10月31日(水)13時17分37秒
 前回は能、狂言についての講義でした。
能、狂言という言葉自体は、日本史を学んだ際によく目にしていたのでわりと馴染みはありましたが、それぞれの違いや今まで知らなかった新しい事実を知って関心が深まりました。
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日本言語文化研究T 投稿者:nr2061 投稿日:2012年10月31日(水)13時05分52秒
 能や狂言という言葉は知っていましたが、内容は知りませんでした。しかし、先生が再現してくださった狂言「舟舩」を聞いて、少しでも狂言が分かることが出来て良かったです。
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日本言語文化研究T 投稿者:ck1149 投稿日:2012年10月31日(水)13時01分33秒
 能、狂言、謡曲についての授業で、先生が本文を読み上げてくださったのが印象に残りました。生できいたのは初めてだったので、今度ぜひ見に行ってみたいと思いました。
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cg2012 投稿者:日本言語文化研究T 投稿日:2012年10月31日(水)12時57分2秒
 能・狂言をやりましたが、本文を読んでもいまいち馴染みがなく、日本の伝統の文化が消えつつあるという現実を知りました。自分からもっと自国の文化に触れていきたいと思います。
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日本言語文化研究T 投稿者:nb2007 投稿日:2012年10月30日(火)23時06分39秒
 先週の講義は謡曲、能、狂言についてでした。
先生が本文を読み上げてくださいましたが、ただ耳を傾けるだけでは言い回しや単語がすぐに理解できず、パソコンの文字を目で追いながら理解するのに必死でした。
 このような文化を耳で楽しむのには、前準備が必要なのだと感じました。
 次回もよろしくおねがいします。
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日本言語文化研究T 投稿者:nb2010 投稿日:2012年10月30日(火)22時11分4秒
 世阿弥の書いた資料は本当にたくさんあるということがわかりました。
狂言が能とは違い面をつけないということや、2人でやっていて片方は休めるということがおもしろいとおもいました。
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日本言語文化研究T 投稿者:ck0242 投稿日:2012年10月29日(月)16時43分5秒
 長崎の高校で元軍が使っていた投石機を復元したこと、『神歌抄』では途中までは万葉仮名で書かれているが、その後は連綿体で書かれていない、一字一字離して書いている、男仮名が使われていること、踊り字も使われていること、紙の裏面に書いてあること、私の出身県である長野県の信州大学の人が指摘していること、といった二つのニュースを聞き、大変驚きました。また、平仮名という概念が出てくるのは室町時代からであることを聞けて、良かったです。
 能や謡曲が出てきた理由が、武芸をしなければならず、学習する時間が限られている侍に教養をつけさせるためであることを知り、大変驚きました。そのような侍でも歌いやすく、覚えやすく、そして舞いやすい教本を作ったのが観阿弥と世阿弥だと知り、興味深く感じました。また、その内容は、何回も何回も繰り返す、つまりリフレインしているため覚えやすいことを聞き、道理にかなっている書き方をしているのだな、と感じました。
 能の合間を和らげるために狂言をやったことは聞いたことがあったが、能と違い面をつけないこと、二人でやっているから、一人がやっている間に休むことができて楽だと聞き、興味深く感じました。また、狂言の流派によって言い回しが異なることを知り、おもしろいな、と感じました。
 『風姿花伝』には、まず各年齢ごとにやることが書かれており、次に各役割の中身を書き、その後に問答形式になっていることを知り、そのようなことが書かれていたのか、と感じました。また古歌や古人のこと、神話や仏教、しまいには自分の家の事も書かれていることを知り、大変興味深く感じました。書物の名前だけを知っているのと、中身まで知っているのとでは、大きな違いだな、と感じました。
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日本言語文化研究T 投稿者:cb2064 投稿日:2012年10月31日(水)09時24分16秒
 授業で先生が狂言を再現して下さったので、実際、本物を見たことがない私でも、こんな感じなんだなと想像できました。昔はこのようなことを人々は娯楽としていたのに、現代では娯楽の種類が増え、能や狂言などの日本の文化が廃れていってしまうことが残念に思いました。後世に伝えていかなければならないという責任感も感じました。
 
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2012年10月17日(水)第三時限め(13:00〜14:30)1-404教場

  21の講義内容 太平記』について PDF版

 
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日本言語文化研究T 投稿者:cb2064 投稿日:2012年10月24日(水)09時42分37秒
 『太平記』は高校時代の日本史の先生が好きだった作品であるため、授業で熱弁させたことを思い出しました。軍記物は各々の立場を考えると感情が入り、読み解くのが難しいですが、そこがまたよんでいくうえでの楽しみであるのかなと思いました。
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日本言語文化研究T 投稿者:nb2007 投稿日:2012年10月24日(水)00時12分43秒
 『太平記』は多く出版されていますし、大河ドラマなどで知っていたので、掘り下げた解説がすごく興味深かったです。
 後醍醐天皇などが主要人物として、表向きに表現されるのは難しいこの作品ですが、そのような人物たちがどのようなことを成してきたのか読んでみたくなりました。
 また、変わった漢字の読みなどは読み込む必要があると思いました。
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日本言語文化研究T 投稿者:ck0242 投稿日:2012年10月23日(火)22時40分0秒
 水戸黄門こと、徳川光圀が、兵庫県に楠正成をまつるために湊川神社を作ったと聞き、そのようなこともしていたのか、と大変驚きました。また、楠正成のことを「大楠公」とも表記することを初めて知り、大変勉強になりました。
 南北朝と聞き、高校の日本史で持明院統や大覚寺統といった単語が出てきたことを思い出しました。
 『太平記』には、持ち主が気に入った場面が彩色、すなわちぬり絵がされていることを初めて知り、大変興味深く感じました。また、中国の故事や諺、日本のことが書かれている、侍のための百科事典であること、侍達がバイブルとしていたことを聞き、興味深く感じました。また、「託宣ノ神子、神降の句」の「降」に振り仮名が付いていること、また、「猜」には左側に振り仮名が付いていること、そして、その他にも様々なものにあえて振り仮名が付いていることを聞き、なぜこのようなことをしたのだろう、と疑問に感じました。
 キリシタンが『太平記』を抜き書きしてハイライトにしたこと、そして、キリシタン版の刻字本が刷られたと聞き、侍のバイブルだったキリシタン版が刷られたのかな、と感じました。
 三井寺の頼豪阿闍梨が出てくると聞き、これで自分が今まで受けてきた授業の中で、「三井寺」が出てくるのが三回目なので、本当に三井寺は有名だったのだな、と感じました。
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日本言語文化研究T 投稿者:nb2010 投稿日:2012年10月23日(火)21時28分25秒
 持ち主と思われる人よって色を塗られ視覚的にも楽しもうとしていたことに驚きました。「神日本」と書いて「かみやまと」とよむのがおもしろいなとおもいました。
 
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2012年10月31日(水)第三時限め(13:00〜14:30)1-404教場

  22の講義内容 天草版(キリシタン)資料 PDF版
 
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日本言語文化研究T 投稿者:ck2155 投稿日:2012年11月 7日(水)13時18分18秒
 前回は天草版についての講義でした。 以前日本史を学んだ際に多少印刷術について触れましたが、前回の講義でこの印刷技術の革新はすごいことだということを再確認できました。
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日本言語文化研T 投稿者:ck1149 投稿日:2012年11月 7日(水)13時17分17秒
 今回はキリシタン版についてやりました。シャビエルがキリスト教を布教しに来たところは日本史でやりました、キリシタン大名のこともやりました。信長は彼らが伝えるキリスト教だけではなく文化などもとりいれたかったということがわかりました。
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cg2012 投稿者:日本言語文化研究T 投稿日:2012年11月 7日(水)13時16分1秒
 天草版・キリシタン版について学びました。
 活版印刷という技術がどれほど大きな変化をもたらしたのかよくわかりました。
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日本言語文化研究1 投稿者:nr2061 投稿日:2012年11月 7日(水)12時59分29秒
 天草版については日本史でやったことがありましたが、その資料を見たこともなければ、詳しい内容やこんなに便利だったことも知らなかったので驚きました。
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日本言語文化研究T 投稿者:cb2064 投稿日:2012年11月 7日(水)09時07分15秒
 大学受験のための勉強をしているときに覚えた天草版が、こんなにも便利なものだったとは知りませんでした。今では印刷というと、コピー機で枚数や大きさを設定して、ボタン一つで出来るまで発展しましたが、それの原点とも言える天草版の開発者はすごいと思いました。
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日本言語文化研究T 投稿者:nb2010 投稿日:2012年11月 6日(火)22時24分2秒
 天草版が日本語の発音や意味を理解するうえでとても大事なもので貴重なものだと知りました。「こえ・よみ」の関係を分析して、本当に多くの人の努力でできているものだなと思いました。当時の人にどれだけ役にたったのかを考えるととても興味深いです。
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日本言語文化研究T 投稿者:nb2007 投稿日:2012年11月 6日(火)18時47分6秒
 前回の講義は「キリシタン版」についてでしたが、私には馴染みが無かったので、
最初は先生が何故これを取り上げたのかに興味をもちましたが、
東アジアではじめて西洋印刷術によって印行された、書物・印刷史上重要な刊行物であるということで納得しました。
特に印刷術の話では、日本で最初の活版印刷ということで、何故史学で学ばなかったのかと不思議に思いました。
資料も赴きがあり日本語の活版がとても綺麗に出来ているのが印象的でした。
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日本言語文化研究T 投稿者:ck0242 投稿日:2012年11月 6日(火)17時40分2秒
  能には夜にやる、焚火能というものがあること、また、能は横笛と鼓を使ってやると聞き、興味深く感じました。
 火縄銃は国内で量産できたが、火薬はずっと海外から買っていたと聞き、さすが世界三大発明の一つだな、と感じました。
 高校の日本史の教科書の挿絵でキリシタン資料の『平家物語』があることは知っていたが、その他にも『和漢朗詠集』や『太平記』、辞書である『落葉集』や自分達のことを知って欲しくて書いた『どちりいなきりしたん』等の書物があることを知り、大変興味深く感じました。また、『日本大文典』や『日本小文典』と呼ばれる、文法書を作っていたことを知り、興味深く感じました。また、『落葉集』には音や訓、別の読み方、部首の名前も書いてあること、また、国字本の性格を持っていることを聞き、大変興味深く感じました。また、鉛活字に大、中、小の文字が使われていることを聞き、どのような意味があるのだろう、と感じました。
 コレジオに印刷機を持ってきたことを聞き、宣教師達の学校という役割を果たしていたことしか知らなかったので、大変驚きました。
 昭和になってローマ字で書かれた日本の書物が、一冊の合刷でイギリスで見つかったこと、日葡辞書が何冊もオランダやヴァチカン、フランスのパリなどで出てきたこと、羅葡日辞書も出てきたことを聞き、本当にどこから何が出てくるのか分からないな、と感じました。
 『倭漢朗詠集』のキリシタン版がロンドンから出てきたこと、全部活字であること、キリシタン版の大きな特徴であるが、漢字が使われていること、仏名はキリスト教に関係ないからカットされたこと、そして、「太山(みやま)には」の歌の「みやま」に「太山」が使われていることを聞き、興味深く感じました。日本の『和漢朗詠集』には「みやま」を平仮名のまま、「深山」、「太山」の三パターンがあることがあることを聞き、面白いな、と感じました。また、『倭漢朗詠集』には、目録に「盧橘」が載っている盧橘本や別の言葉になっているもの、目録自体がない本もあることを知り、なぜこのような違いが生まれてしまったのか、どれが原本なのか、疑問に感じました。
 『ひてすの教(あるいは経)』という書物があること、この書物にある「ひてす」とはラテン語で「信仰」という意味であることを知り、勉強になりました。
 それと、天草島原の乱があり、原城から鉛の活字本が韓国に持ち出され、それを秀吉が欲しくて朝鮮出兵をし、戦利品として持ち帰り、それを欲しがった家康が大坂城を攻めて奪い取ると言っていましたが、真っ赤な嘘です。まず、秀吉が朝鮮から持ち帰らせたのは耳塚というものがあるように、耳や鼻を首の代わりに持ち帰らせたこと、家康が豊臣氏を滅亡させたのは、徳川の世を作るための目の上のたんこぶだったからであること、そして決定的なのは、島原の乱がおきたのは、歴史が新しく塗り替えられていない限り、1637〜38年であり、二人とも死んでいることが挙げられる。また、たしかに秀吉の時と家康の時に殉教事件は起きているが、秀吉はバテレン追放令を出しただけであり、本格的にキリスト教を取り締まるのはその後です。歴史がひっくり変わったり、変化したりしない限り、これらのことは変わることはありえません。

 

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2012年11月07日(水)第三時限め(13:00〜14:30)1-404教場

  23の講義内容 往来物『庭訓往來』について PDF版
 
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日本言語文化研究T 投稿者:nr2061 投稿日:2012年11月14日(水)13時01分11秒
 『庭訓往来』については夏休みに課題で少し勉強しましたが、違う資料では漢字の読み方が違うということは初めて知りました。
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日本言語文化研究T 投稿者:cg2012 投稿日:2012年11月14日(水)12時57分33秒
 『庭訓往来』について学びました。仮名や漢字など、ものによって表記が違うのは面白いと思いました。
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日本言語文化研究T 投稿者:ck2113 投稿日:2012年11月14日(水)12時54分48秒
 前回の授業は『庭訓往来』についてでした。
 庭訓往来が教科書として使われていたことを知って驚きました。
 今とは違い、字も絵も手書きでとても細かく書かれていて、一つ書くのにどれくらい時間がかかったんだろうと思いました。
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日本言語文化研究T 投稿者:cb2064 投稿日:2012年11月14日(水)08時44分20秒
 前回の授業では『庭訓往来』についてでした。なにより私が驚いたのは絵でした。筆であれほど細かい絵を書くのはなかなかできないと思うし、とても手先が器用なんだなと思いました。
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日本言語文化研究T 投稿者:nb2010 投稿日:2012年11月13日(火)22時27分30秒
 『庭訓往来』が教科書としてつかわれていたことや最古の写本が今日あることを知りました。
漢字を主体とした和漢混合文で振り仮名がついていなかったり、資料によっては漢字の読み方がちがうことがおもしろいなと思いました。
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日本言語文化研究T 投稿者:ck0242 投稿日:2012年11月13日(火)22時15分0秒
 『庭訓往来』が寺子屋で使われていたことは知っていたが、室町時代から教科書として使われていたと聞き、大変驚きました。また、かつて本ではなく、手書きのものであったと聞き、ますます往来としての性格が強いな、と感じました。また、『庭訓往来』の「庭訓」とは、庭の教えという意味であり、その庭とは中国の孔子の庭で、それにまつわる話があることも分かり、興味深く感じました。
 最古の『庭訓往来』が上下二つの巻物として出てきたこと、尼子氏が持っていたものであること、年号入りであること、振り仮名は付いていないこと、『倭漢朗詠集』も一緒に見つかったことを聞き、興味深く感じました。また、家にあった『庭訓往来』を画像入りで出版した人や、研究したものを自費出版した人がいると聞き、学問に対する熱意がすごいな、と感じました。
 朝倉氏の城を秀吉が攻めて丸焼けになってしまい、その後、その近くに住む農人が田圃を耕そうとした時に、その田圃から灰となった『庭訓往来』が見つかったこと、それを赤外線鑑定で『庭訓往来』だと判明したこと、そして、それには「律令」の「令」などに振り仮名が付いていると聞き、大変興味深く感じました。この他にも、柴田氏を攻めたときにお市の方も殺してしまうなど、天下統一のためとは言え、秀吉は本当に何をしているのだ、もったいないな、と感じました。
 葛飾北斎が挿絵を入れた『庭訓往来』もあること、全部に一枚一枚絵を入れて説明していることを聞き、あの画力で挿絵を何枚も書けるなんてすごいな、と感じました。また、二階で男の先生が男の生徒に、一階で女の先生が女の生徒に教えている、当時の勉強の様子を描いた絵があることを聞き、他の授業で、男と女の先生が男の生徒達に教えている絵は見たことがあったがこの絵のようなものは見たことがなかったので、さまざまな授業の形式があったのだな、と感じました。
 加藤清正が朝鮮から銅活字とその職人も一緒に連れ帰ったこと、活字を欲していたのは家康であり、秀吉はほしがっていなかったことを聞き、先週の書き込みは間違っていたところもあったな、と感じました。そのためにお時間を消費させてしまい、申し訳ありませんでした。ただ、島原の乱の関係がおかしかったのを言いたかっただけです、すみません。
 
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2012年11月14日(水)第三時限め(13:00〜14:30)1-404教場

  24の講義内容 松尾芭蕉『奥の細道PDF版

 
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日本言語文化研究T 投稿者:nb1074 投稿日:2012年11月21日(水)13時54分12秒
 奥の細道について今までなんとなくは理解していましたが、ここまで深くいろいろな話を聞いたのは初めてでした。
貴重なお話をありがとうございました。
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日本言語文化研究T 投稿者:nr2061 投稿日:2012年11月21日(水)13時05分44秒
 日本人なら誰もが知っている『奥の細道』ですが、ここまで本文を読んだ、又は読める人は少ないと思います。貴重な話をたくさん聞くことができてよかったです。
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日本言語文化研究T 投稿者:ck2113 投稿日:2012年11月21日(水)12時51分22秒 編集済
 今回の授業は『奥の細道』についてでした。
 中学のころから知っていましたが、こんなに深く読み込んだのは初めてでした。
 今まで授業で習ったことのあるものも、深く読み込めば今までとは違う感じ方ができるので有名な部分しか知らないものも詳しく読み込みたいと思いました。
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日本言語文化研究T 投稿者:cb2064 投稿日:2012年11月21日(水)11時30分9秒
 『奥の細道』は中学で学習したので、とても懐かしい気持ちになりました。個人的には、松尾芭蕉が旅を楽しんでいるような様子なので、とても好きな作品です。とくに以前行ったことがある平泉が出てくる場面がお気に入りです。
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日本言語文化研究T 投稿者:nb2007 投稿日:2012年11月21日(水)01時33分23秒
 日本の学生が必ず暗記する冒頭として有名な『奥の細道』ですが、こんなに深く読み込んだのは初めてだったので面白かったです。
 芭蕉が永平寺にも行っていたことを知り、その時に詠んだ詩もあるようなので、読んでみたいと思いました。
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日本言語文化研究T 投稿者:ck0242 投稿日:2012年11月20日(火)23時32分58秒
 『奥の細道』では、難しい漢字に振り仮名を付けずに、平仮名に直したところや、「下ル」を「下る」にするなど、片仮名の送り仮名を平仮名に直したところ、また、「処」を「所」にするなど、異体字を直しているところがあること、さらに、「栗」を「西」と「木」にするといった、合成離合文字があることを知り、大変興味深く感じました。
 「道」はどこにでもあるみちを意味し、「路」は人によって整理されたみちを意味すること、「余波」と書いて「なごり」と読み、それが江戸時代まで使われていたこと、「霽」という字は、本当に真っ青に晴れていることを表すこと、「れうれ」は今でいう料理を示すこと、また、腰に竹の水筒を付けていたことを聞き、興味深く感じました。
「酸漿草」とは「ほおずき」のことであり、大きい鬼灯は食べることができて、今でも老舗でよく冷えたものが夏に出されること、広重が描いた七夕の絵には、鬼灯が数珠つなぎになっていたり、西瓜や算盤、帳簿などもあったりすること、鬼灯は堕胎薬にもなったので、幕府は禁じたことを聞き、大変興味深く感じました。また、鬼灯は見たことはあっても吹いたことがないので吹き方を教わってみたいなと感じ、また、食べたこともないので、どのような味がするのか、自分も食べてみたいな、とも感じました。
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日本言語文化研究T 投稿者:nb2010 投稿日:2012年11月20日(火)22時31分2秒
 『奥の細道』は中学のころから知っていましたが、本文をこんなに読んだのは、初めてでした。
西村さんの家に「松風の落葉か水の音涼し」の句碑があってすごいなとおもいました。
 
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2012年11月21日(水)第三時限め(13:00〜14:30)1-404教場

  25の講義内容 町人文化とことば 十返舎一九編東海道中膝栗毛 PDF版

 

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日本言語文化研究T 投稿者:ck1149 投稿日:2012年11月28日(水)13時26分50秒
 今日は「東海道中膝栗毛」でした。資料の『べらぼう』の表現が面白いと思いました。
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日本言語文化研究T 投稿者:nr2061 投稿日:2012年11月28日(水)13時07分37秒
 「東海道中膝栗毛」はもともと題名から面白そうなイメージがありました。実際に今回講義を受けて、面白かったので今度読んでみたいと思いました。
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日本言語文化研究T 投稿者:cb2064 投稿日:2012年11月28日(水)13時04分40秒
 「東海道中膝栗毛」は実写化しているそうなので一度見てみたいと思いました。
課題をやってみたのですが、提出するところに画像を張り付けることができなかったのでもう一度教えていただきたいです。
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日本言語文化研究T 投稿者:ck2113 投稿日:2012年11月28日(水)12時49分34秒
 今回の授業は「東海道中膝栗毛」についてでした。
 十返舎一九について詳しいことは知らなかったので、資料から詳しい情報がわかることを知って驚きました。
 「摩」の字が省略されていたところで、昔の人は省略された漢字をよく使い分けられていたなと思いました。
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日本言語文化研究T 投稿者:nb2007 投稿日:2012年11月28日(水)01時07分6秒
 『東海道中膝栗毛』は、司馬遼太郎の『竜馬がゆく』の中で、竜馬の愛読書として描かれていたので、どんな作品なのだろうと興味があったので、この機会に中身を見てみたら、竜馬がすきそうな愉快な作品ということが分かって嬉しかったです。
読み易そうなので、文庫本の購入を考えています。
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日本 投稿者:ck0242 投稿日:2012年11月27日(火)22時21分1秒
 江戸の大名屋敷には、上と下があったことを初めて聞き、興味深く感じました。
 十返舎一九は酒が好きな人であること、駿河の人であったこと、また、元は侍、しかも旗本であること、しかし、それをやめて物書きを始めたことを聞き、資料からそのようなことも分かるのか、と興味深く感じました。また、肖像画から顔が面長で、身長が高そうなことを聞き、そのようなことも読み取ることができるのか、どんな資料でも疎かにできないな、と感じました。
 2009年に十返舎一九の、取材の御礼状が見つかったと聞き、そのような資料もあるのか、と大変驚きました。また、新聞社はそれぞれ好き勝手に書いていて、中には明らかに間違っているようなものまであったので、ちゃんと分かる人に記事を書いてもらいたいな、と感じました。
 十返舎一九は祖父、父、孫の三代まで続き、明治まで十返舎一九という名前の人物がい続けたと聞き、大変興味深いな、と感じました。
 『東海道中膝栗毛』には狂歌も書かれていること、町人も旅に出る時に一本、小さな刀を差すことを許され、それが作品中の絵にも描かれていること、十返舎一九のサインは独特であること、和歌も載っていること、平仮名と漢字で書かれていること、勝手にお経を変えていることを聞き、大変興味深く感じました。また、「摩」の字の省画体であり、お坊さんしか使わなかった「广」を書いていることを聞き、なぜ十返舎一九はお坊さんしか使わなかった「广」を用いたのか、僧侶と交流があったのか、それともかなりの知識人だったから知っていたのか、疑問に感じました。
 滑稽本の特徴として、仮名と漢字で書かれていること、簡単なものを除いて、全部の漢字に振り仮名が付いていることを聞き、興味深く感じました。
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日本言語文化研究T 投稿者:nb2010 投稿日:2012年11月27日(火)21時41分38秒
 絵が多様されていておもしろいなと思いました。
「摩」の字が省略されていて、今までにもいろいろな作品を学んできましたが省略されている字はほんとにたくさんあるなとあらためて感じました。

 

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2012年11月28日(水)第三時限め(13:00〜14:30)1-404教場 
  26の講義内容 杉田玄白解体新書』 PDF版
 
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日本言語文化研究T 投稿者:cg2012 投稿日:2012年12月 5日(水)13時04分30秒
 『解体新書』について学びました。本の内容を読み取る前に、オランダ語を翻訳することから始めるのはとても大変だと思った。
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日本言語文化研究T 投稿者:nb2010 投稿日:2012年12月 4日(火)22時36分38秒
 今回の授業では、杉田玄白の解体新書でしたが中身に何が書かれているのかを初めて知りました。
 全部漢文で書かれていたことに驚きました。
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日本言語文化研究T 投稿者:ck0242 投稿日:2012年12月 4日(火)20時13分5秒
 徳川の将軍の名前に「家」がついていないのは、よその人だから、と聞き、改めて考えてみると、確かにその通りだな、と感じました。
 シシリーはイタリアの地名であることが分かり、だから、イタリアンのファミレスであるサイゼリヤの、スパゲティーのメニューに、タラコソースのシシリー風があるのかな、と感じました。また、イタリアはとてもよさそうなところなので、機会があったら是非行ってみたいな、 と感じました。
 シドッチはイタリアのパレルモの、王家の出身であること、日本の屋久島に上陸したこと、ちゃんと日本の格好をしてきたこと、島津で聴取され、次に長崎に送られ、そして江戸に送られたこと、最後には餓死をしたことを聞き、興味深く感じました。また、徳川吉宗が、新井白石がシドッチから聞いて書いた文章を、初めて読んだこと、関ヶ原の戦いで敗れた大名がパレルモまで行き、それがシドッチの先祖となったが、誰かはまだ分かっていないことを聞き、大変興味深く感じました。また、シドッチの先祖が日本人だから、シドッチは日本の格好を知っていて、その格好で来ることができたのかな、と感じました。
 杉田玄白が『ターヘル・アナトミア』を翻訳して、『解体新書』を書いたことを聞き、興味深く感じました。また、玄白は斬首した人の死体を見て書いたと聞いているので、なぜ、頭の図も描くことができたのか、疑問に感じました。
 『解体新書』は全部漢文で書かれていること、人体の呼称名を書いたこと、巻之一以降は文章だけで、序編は図入りであることを聞き、授業で簡単にすまされてしまうような書物でも、様々なことが分かるのだな、と感じました。
 『西洋内科撰要』では、間違えたところは白で直していると聞き、この時代から修正には白を使ったのだな、と感じました。
 
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2012年12月05日(水)第三時限め(13:00〜14:30)1-404教場 
  27の講義内容 庶民のサロン 式亭三馬編浮世風呂』 PDF版
―熱湯好きの日本人。裸になれば人間平等。儀作者の商魂―
 
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日本言語文化研究I 投稿者:nb0030 投稿日:2012年12月12日(水)13時29分6秒
 『浮世風呂』について、楽しかったです。
 日本人は昔から風呂好きの民族だと言われていますよね。
 こういった古典作品からもその風呂好きな国民性が垣間見えるというのは、とても面白いです。
 こういった風俗的な部分に関してしっかりと文献が残っているのは、とても素晴らしいことだと思います。
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日本言語文化研究1 投稿者:nr2061 投稿日:2012年12月12日(水)12時09分36秒
 今回の講義は『浮世風呂』についてでした。浮世風呂という作品は知っていましたが、本文や写真、資料を見たことがなかったので面白かったです。他では見られない資料などをたくさん見れる授業で改めて良いなと思いました。
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日本言語文化研究T 投稿者:nb2007 投稿日:2012年12月12日(水)01時06分20秒
 式亭三馬『浮世風呂』という作品は、今まで聞いたり見たことがなかったので、詳しく読み込むことは難しいと思いますが、こうして本文を目にする機会があって嬉しかったです。
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日本言語文化研究T 投稿者:nb2010 投稿日:2012年12月11日(火)22時16分37秒
 今回は『浮世風呂』についてでした。私もお風呂は42、3度くらいでないとなにか物足りないと思いました。『浮世風呂』の資料がたくさんあって驚きました。
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日本言語文化研究 投稿者:ck0242 投稿日:2012年12月 9日(日)18時11分2秒
 『浮世風呂』の最初の上下は男湯、次の二編は女湯、続く三編も女で、そして、四編は男湯について書かれていること、巻末では目薬等、自分の家の商売の宣伝をしていると聞き、大変興味深く感じました。
 温泉には50度のものもあることや、40度に定められた理由を初めて知り、興味深く感じました。
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2012年12月12日(水)第三時限め(13:00〜14:30)1-404教場 
  28の講義内容  仮名手本忠臣蔵 PDF版
 
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日本言語文化研究T 投稿者:nb2007 投稿日:2012年12月19日(水)01時32分51秒
 仮名手本忠臣蔵の仮名手本には、謂われ無き刃傷を暗に批判した意味合いが
込められているという話を聞いたことがあり、
仮名手本に当たる「いろはにほへと・・・」を7文字ずつに区切って並べ、
一番下に並ぶ文字を横から読むととかなくてしす(咎無くて死す)となることが印象に残っていたので、取り上げて頂き嬉しかったです。
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日本言語文化研究T 投稿者:nb2010 投稿日:2012年12月18日(火)21時16分46秒
 12月24日までに大掃除をしたいと思いました。いろは歌が使われていることにおくが深いなと思いました。
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日本言語文化研究T 投稿者:ck0242 投稿日:2012年12月17日(月)18時47分2秒
 『仮名手本忠臣蔵』の元となった忠臣蔵は、徳川綱吉の頃の話であることを知り、興味深く感じました。また、12月14日が事納めで、翌15日が事始めであることを知り、大変勉強になりました。
 忠臣蔵の討ち入りが47人で行われた理由が、いろは歌の「とかなくてしす」をアピールをするためであること、『仮名手本忠臣蔵』の「仮名」が、そのいろは歌からきていることを知り、大変興味深く感じました。
 
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2012年12月19日(水)第三時限め(13:00〜14:30)1-404教場 
  29の講義内容 樋口一葉『たけくらべ
―雑誌「文學界」と「文藝倶樂部」所載直筆原稿― PDF版