2000.03.31更新

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1999年度受講者用 古典文法(必修)

〜継続と協力が何よりも大切です。〜

[前期分の課題内容]

1999.4.8

古典文法と課題

担当:萩原 義雄

課題テーマ

課題1和語名詞「いけ【池】」と「ぬま【沼】」の検討方法

[課題1]:基本語彙である「みづ【水】」とその周辺のことばである「溜まり水、水溜り」→「池」→「沼」→「湖」→「海」などについて考察する。そのなかで、“ことばの縁(つながり)”として、和語名詞の「いけ【池】」と「ぬま【沼】」は、どこがどう違うのか?考えて見よう。また、漢語名詞でいう「湖沼」とは、どういう意味合いかも考察されたい。

[導入]:王朝文学作品の代表でもある紫式部の『源氏物語』を対象に検索して見ると、「池」の語は数十例あるが、ここで比較する「沼」の語は一例も見えないことが知れるのである。では、他の王朝文学作品において、「ぬま【沼】」という語は全く用いられていないかというと、歌物語である『伊勢物語』第五十二段に一例が見えている。当然、それ以前の『古事記』や『万葉集』にも見えていることばでなのである。紫式部にとって「ぬま【沼】」は、「いけ【池】」とどう異なるものであったのかをここで探って見ようではないか。

 ポイントは、『源氏物語』中の「いけ【池】」という和語名詞の表現をまずすべて分析する(@どういう場面状況で用いられているのか?Aその状況は、現代の私たちの「池」と言うことばの認識内容とすべてが同じなのか?B其の意味から、「ぬま【沼】」ということばでその文意を置換したとき問題が生じてくるのか?)ことです。

 次に、紫式部は、「沼」ということばをどう認識していたのかを考察します。その方法として、『源氏物語』中には一例も見えない「ぬま【沼】」をご自分が知ることから始まります。そして、他の作品資料における「ぬま【沼】」の使用状況を確認します。伊勢物語・大和物語・紫式部集・和泉式部集にあることをです。ここで、なぜ、和歌集や歌物語に「ぬま【沼】」が用いられているのかという問いかけが問題を解く一つのカギになるでしょう。作者紫式部は、両語の表現を理解していたのですから……。そのうえで、かたや「ぬま【沼】」の表現を用いていないということ。引いては、古代人と王朝人の「池沼」の景物観を知ることにもなるのではないでしょうか。

 ここにはじめて、紫式部の和語名詞「いけ【池】」と「ぬま【沼】」に対することばの意識的違いを読み取ることに成ります。では、トライしてみてください。<講義抄録より>

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課題2代名詞「某甲(それがし)」「某(それがし)」について

[課題2]:代名詞は、T人称代名詞(再帰代名詞)。U指示代名詞。V疑問代名詞。という三種に分類する。この代名詞の中核をになう“こそあど”に注目し、平安時代に男性会話中に用いられるようになった「某甲(それがし)」という人称代名詞について言及してみよう。他称から自称への意味の変化は何を意味しているのだろうか?語の構成要素である「これがし」「あれがし」「どれがし」ということばを現代まで日本語に見ないのは、一体なぜなのか?

[参考]:コ系は近き人・物。ソ系は中ほどの人・物。ア系は遠き人・物。ド系は未定な人・物を表示対象とする。

 

場所表示 指示表示 方位表示  人称表示

ここ  これ   こち(ら) こなた

そこ  それ   そち(ら) そなた

あこ  あれ   あち(ら) あなた

どこ  どれ   どち(ら) どなた

 

[導入]:院政時代成立の古辞書観智院本類聚名義抄』に収載されている「某甲(ムカウ/ソレガシ)」は、『妙法蓮華經』中に三例確認できる語である。これを当代の知識者は、著作文筆活動を通して、いかようにこのことばの意味を拡張表現していったのかを考えて見よう。王朝文学作品にては、『蜻蛉日記』『宇津保物語』には他称表現として用いられていて、院政時代以降には、男性会話における自称表現へと転用が見られる。そのきっかけとなったのが『法華経』中の「某甲」の和解注記である「それがし」ではなかったか(“ことばの溜池”19990523を参照)?また、『宇治拾遺物語』に、「それがしかれがし」の畳語表現が見える。江戸時代まで目下の者が目上の者に対して表現し、一種の“武士のことば”として定着しつづけた「それがし」であったが、今では、「わたくし」に代替えし、使用を見ないことばとなっているが、そのことばの全盛期及び衰退期を整理しておこう。

[関連]:疑問代名詞に「なにがし」「たれがし」という語がある。「それがし」より先に用いられている。

 『宇治拾遺物語』の九例を前提にして「某甲」「某」という漢字表記される和語代名詞について考察しました。其の九例のなかには、自称に用いた例と他称に用いた例が混在していることを発見しましたか?

 次に此作品は、平安末期の説話を題材にして室町時代に成立したことを基礎にどちらの時代のことばとして作品中に反映しているのかを酌量するのです。その方法としまして、室町時代の作品資料である御伽草子・狂言・謡曲などの作品中から「某甲(それがし)」「(それがし)」の語を見出し、そのことば表現が自称表現なのか?それとも他称表現なのか?ひとつずつ丹念に考察する(用例一文抜粋する。次に其の用例中の表現を分析指摘する)ことからはじめてください。

 これをさらに、確実に検証するには、平安末期成立の説話集『今昔物語集』における「それがし」の語用例を添えて見ては如何でしょうか?より、はっきり結論が出せるものとなります。

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課題3数名詞について−『今昔物語集』による−

[課題3]:数名詞について和語数名詞・漢語数名詞を含め、「ひと【人】員数・年齢・世代」「もの【物】測量・金額」「こと【事】日月・時刻」に分類し、曖昧な数名詞について考えて見よう。たとえば、よく耳にする「三四」がなくて「一二」「二三」「五六」「七八」「九十」の表現。さらには、誇張表現となる数名詞など基調作品を選定し、分析してみよう。

[参考]鈴鹿本今昔物語集』巻第十二の数名詞の分析一覧表を参照(公開ホームページ)。

 一人で学習するよりグループ三四名で作業されては如何でしょうかと提案をしました。巻数を選択し、その巻における一から十、さらに百・千・万・億の位までの数名詞を検索抜粋します。次にこの抜粋した資料を「イチニチ【一日】」<暦日>「しちせい【七星】」<天文>などと見出し語に読み方をつけ、これを使用語に基づいて<>印のなかのように意義分類をします。このとき、どのように認知してよいのかわからないといけませんので、巻第12を「今昔数詞.xls(FD)に見本として示したものを用意してあります。これに基づいて認定作業を進めてください。この記述が終了しましたら、同じく「今昔12.xls(FD)の表にならって、このそれぞれの数値を入力していきます。縦軸が意義分類項目、横軸が数名詞の単位としましてデータ表を作成します。最後にこの表の統計値にしたがって並び替えを行い、その数値の結果をもとに『今昔物語集巻○○の数名詞についての報告書を作成することで完成です。

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課題4和語動詞「−る」と「−す」

[課題4]:動詞について考察する。動詞の分類は、和漢単純語動詞、複合動詞、派生動詞、和漢サ変動詞、自動詞・他動詞などと区分される。逆引きによる動詞の縁(つながり)を検索考察する。

“一語一解”の動詞と題し、活用語尾「る」と「す」を有する和語動詞を各自が一語自己選択し、その選択した動詞語についてインターネットから古典語を絞り込み検索し、用例を集約したうえで「る」のなりゆきの心地よさと「す」の作為性の心地あしき状況について考察しなさい。さらに、漢語サ変動詞の活用である終止形「す」と連体形「する」の度合いについても検討確認しなさい。

 『源氏物語』中における和語動詞を各自が一語選び、その語について考察します。たとえば、「おもふ・おもほす【思】」を選んだ場合、対象となる用例数は、6521例となります。これを各々の活用形毎に並び替え、それぞれの語の“動作レベルの位置”を確認します。「開始レベル・継続レベル・状況レベル・終結レベル」という具合にです。その確認した内容にしたがって、検証報告をまとめてください。複合動詞としての語の位置関係や意味が重要なカギになるでしょう。

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課題5色彩形容語「黒白赤青黄」

1999.07.12

[課題5]:古典文学作品における色彩感覚の形容語表現の語彙について考察してみよう。

[導入]:『古事記』(712年成)の世界に、色彩語「黄色」がないことを最初に着目したのは英国人チェンバレンであった。彼は、明治16(1883)年に英訳『古事記』を発表し、その総論で、「The words relative to colour which occur are:Black. Blue(including Green). Red. Piebald(of horses). White. Yellow is not mentioned (except in the foreign Chinese phrase “the Yellow Stream”, signifying Hades, and not to be counted in this context), neither are any of the numerous terms which in modern Japanese serve to distinguish delicate shades of colour. We hear of the “blue(or green), i.e. black ……」と論じている。この後、明治37年に新村出「色彩空談」を発表する。ここでも「『古事記』などには、色の名といへば、青・赤・白・Kの四色ぐらゐなもので、黄の如きは殆ど無いというてもよく、云々」と日本語に「黄色」を表現する語が存在していないことを明かにした。このことは、『万葉集』においても同様である(ただし、「みどり、くれなゐ、むらさき」と云う今日の色名も登場するが、これ自体はあくまで“草花の名”であって、実際の色名ではない)。私たち、現代日本人における色彩感覚の根幹を担う基調色彩語はといえば、やはりこの「青・赤・白・K」の四色ということになるのである。大陸中国から流入した“黄”は、「黄泉・玄黄・黄金」として、日本人の色彩意識を幾分かは変貌させた。そうしたなかで、「虹の七色」などという実際の色彩形容表現を古典文献資料から検索し、その過程を垣間見てみようではないか。

 色彩名詞についてですね。まず、時代区分をしました。平安時代・鎌倉時代・室町時代・江戸時代の四区分でした。(あなたはどの時代を選択されましたか?)なぜ、奈良時代をいれないのか?それは課題提示のなかでその論点を説明し、これを示したからです。

 問題は、「」の五色についてです。それぞれの時代を代表する作品を一つ選択し、そこにおける上記の五色の使用状況をまず、例示して見てください。次にこの色の用いられている内容を確認しましょう。たとえば、風景について表現されたものか、衣服について表現されたものか、身体部について表現されたものかという意義分類により区分をして見てください。具体的なものでない抽象表現も時代が下るにつれ考えられるようになります。

 このうえで、其の時代のキィワード「平安時代であれば、“みやび”と“ひな”。鎌倉時代であれば、“はり”と“たるみ”。室町時代であれば、“わび”と“さび”。江戸時代であれば、“いき”と“やぼ”でした。これも自分で答えるようにしています。」を機軸としてその色彩形容のことば表現がうまく浮き彫りにできればよいのです。新しい、色彩語の有する時代性を自ら発見してみてください。

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課題6「おなじ【同】」という形容語

[課題6]:「同」の和語の読み方「おなじき」と「おなじく」について、下接語名詞を探る。

[目的]:和洋女子大学教授遠藤和夫さんが“文献学(Philology)への回帰―「おなじき(人名)「おなじく(人名)」の場合から」”<『和洋女子大学紀要』第二十七集(文系編)昭和六十二年三月発行>で唱えた下接語に人名が立つ場合、江戸初期までは「おなじき○○」と読む。「おなじく○○」と読むのは、江戸初期から江戸中期に確立した二次的な読み方である。

[効果]:古文献学による古写本の認定基準の一方法として利用ができる。@活字テキスト・索引は、万能ではない。例に『平家物語』(高良本)。

土井本太平記』(テキストデータ)には、下接語(人名)について両混用が見うけられる。

 形容詞の表現「同じ」について調べることになります。対象語の取り扱い方です。

あつい⇔さむい くらい⇔あかるい おおきい⇔ちいさい とおい⇔ちかい

たかい⇔ひくい ひろい⇔せまい つよい⇔よわい

といった、通常の形容語表現はこのように形容語で対象となっています。

ですが、「なし【無】」と「おなじ【同】」という語は、どうもそううまく行かないのが現実なのです。

なぜ、異質なのでしょうか?此点をもとに「おなじ」について、実際の用例を示す形で検証確認していただきたいのです。その対象となることば「異なる」「違ふ」も十二分に考慮に入れながら考えてみましょう。その使用は、年号・人物・器物などさまざまな事象が使われています。古典作品中を広く見まわしてみてください。

さて、どうでしょうか?ひとつひとつゆっくりでいいのです。ことばのもつ不思議さを理会しようというあなたの意欲的な取り組みが必ずことばの奥底に導いてくれます。

では、回答になっていることがらを踏まえて、次の問題箇所の連絡をお待ちします。

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これまでの伝言

  1. 夏休み以降、教科書FDの保存状態によるデータ読み取り不良ディスクが増えています。必ず、ご確認して講義に臨むようにしてください。また、不良ディスクにつきましては、再発行できますので、研究室に新しいFDを持参してお越しください。
  2. 操作手順、まとめかたなどでお困りのときは、メールでご連絡戴くか、研究室にお越し願います。

以上.

 夏休みに掲示板から移行。掲示板が動かない状態が続いております。その間、多様な内容を旨くお知らせすることがでません。そこで、これに変わる手段といたしまして、ここに伝言板を開設しました。

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[後期分の課題内容]

九月の講義内容概要

9月2022 課題8副詞について 教科書ファイル“仮名法華副詞.doc

1漢語副詞と和語副詞 2漢語再読文字と副詞の呼応 3漢語副詞と程度の副詞 について学習しました。ここでの課題は、副詞の呼応における自己解析と応用です。

9月2729 課題7係助詞について 教科書ファイル“係助詞.doc

1「は」と「も」 2「ぞ」「なむ」「や」「か」 3「こそ」 4「な…そ」について学習しました.。ここでの課題も教科書内の自己解析と応用です。応用は、1から4における係助詞の語を一つだけ選択し、古典作品を用いて係り結びの関係を明らかにします。

十月の講義内容概要

10月25・27 課題10副助詞「ばかり」(『源氏物語』をもとに)

使用手順“秀丸”テキスト⇒“エクセル97”に置換後、紙出し(A4・50枚程度)。

印刷の留意点…紙はA4横に指定。項目は本文。上接語。当該語。ページ。行数。巻名。上接語の種類。語意の七項目を設定。本文は、書式→セル→配置→文字の制御→(折返して全体を表示する)でセットする。そこで、語意の箇所をすべて調べ、記入してみよう。

10月18・20 課題9条件句・連語の表現、そして「複合辞」(国立国語研究所内リンク)と「連語」

室町時代の文献資料の利用方法

10月0406 今までの課題について作業経過の再点検。

十一月の講義内容概要

11月8・10   課題14否定助動詞「ず」(『今昔物語集』巻第二十九)

        課題14否定助動詞「ず」その2(『今昔物語集』巻第二十九)

11月15・17   課題13否定助動詞「で」(『今昔物語集』巻第二十九)

11月22・24   課題12詠嘆助動詞「けり」(『今昔物語集』巻第二十九)

11月29・12月1 課題11意志推量助動詞「べし」(鈴鹿本今昔物語集』)

項目は、A本文。B上接語。C当該語。D下接語。E巻名。F目録。Gページ。H行数。I上接語の品詞種類と活用形。J識番の十項目です。この中で、A・B・C・D・Iを完成させ、B項目による五十音排列に並び替えをしてください。A本文は、B・C・Dの語にあたる部分に「太字・下線、色塗り」して位置を明確にしていきましょう。ここまでが基礎編です。さらに、応用篇として、その結果を整理し、“文法コメント”として記述してください。

文法コメント”は、

@取り上げた範囲

A用いた資料

B用例数。[3-1]全体の傾向、[3-2]用例のかたより(孤例・少数例)。

C分布の形態状況。

D今後の分析。

といった構成で作成してみてください。

ファイル作成のポイント・アドバイス

ファイル作成後は、[名前・今昔物語集「で」.xls]ファイルの種類を開いてエクセル97および5.0/95ブックに設定するところがポイントです。

十二月の講義内容概要

12月6・8   敬意表現(現代語編)

 “テキストFD”中の、ファイル名「敬意表現.doc」(古典編)を開いてみよう。

 『源氏物語』における敬意表現、課題16「さぶらふ」(141件)と課題15「はべり」(691件)。

 アプリュケーションソフト“ワード'97”によるファイル「さぶらふ」と「はべり」の検証。

12月13・15日 課題17「お・み・ゴ・ギョ【御】」による敬意表現

[特記] 1999年12月10日(金)付の夕刊各新聞の第一面における見出し文字に注目!記事内容における文面はそれぞれが確認されたい。

朝日新聞「雅子さま 懐妊の兆候」。13日にも詳細な検査。

毎日新聞「雅子さま 懐妊の兆し」。来週初め検査。公務減らし静養。

読売新聞「雅子さま 懐妊の兆候」。週明けに精密検査。順調なら8月出産。

この上記に示した記事比較文から古典を含めての「ご」を用いた敬意表現について、自己の考察をまとめてみなさい。

1999.12.26

昨日まで、FDにおけるノートファイル提出、ご苦労様でした。

実施してよかったこと。

@“拡張子の二重書込み”をされた方が多く、これによるファイルの読み取りが不可能となっていたFDを早期に訂正することができました。(なかには、既にエラーメッセージが表示され、開くことが不能なファイルをご持参の方も若干ございました)

“拡張子の二重書込み”の実際状況

○○○○今昔物語集「ず」.XLS.xls

○○○○今昔物語集「ず」.TXT.xls

○○○○今昔物語集「ず」.xls.TXT   ★「○○○○」にはご自身の名前が入ります

Aファイルの整理を全くしないでお持ちになられますと、その方のファイル訂正作業が多くなり、待ち時間が非常に長くなったことは、今後、一月提出時の反省点になりましょう。

今後の予定:27日(月)は、午前11時ごろから大学研究室に常駐しています。年明けは、1月5日から同じく常駐しています。何か学習内容のことでお困りのことがございましたら相談に応じます。

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 1.作成したノートFDの枚数が多い方は、“MO_230”を購入し、“MO”に変換して提出戴いてもかまいません。第一次の提守日程は、以下の如くです。

1999年12月25日(土)14:00までと致します。

冬休み中に、万が一データファイル損失があるといけませんので、データ管理保証だと考えてください。また、内容の出来具合について“レベル判定”もこれでできます。

 2.提出すべき課題のファイルは、“ノートファイル”のFDです。古典文法テキストFDおよび参考資料FDそして、「○○○○.txt」の作業用FDは、対象外になります。これはご自分で管理しましょう。

“ノートファイル”のFDのファイル名は、

○○○○源氏物語「ず」.xls

○○○○条件句「あひだ」.doc

★「○○○○」にご自分の名前を入れてください。

といった二種類のものが、全部で17あります。その内訳は、

前期 課題が6です.

後期 課題が11です.

 3.結果については、電子メールにて、お送りすることも可能です。

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2000.01.17

 FDの最終提出日は、教務課の掲示板で各自が確認してください。

 ただいま、随時提出を実施しております。

毎日、13:00から21:00まで。<2-402研究室於>

最終日当日は、チェックを含めたいへん混雑します。整理番号を発行致しますので、時間調整にご協力、ご留意願います。特に、まだ、一度もご提出されておられない方は、ノートファイルFDに変換されているかを、もう一度ご確認のうえで提出願います。

 提出が不備なFDの場合については、二月四日(金)までに再提出してください。

 これ以降については、二年生は判定会議に委ねられます。一年生につきましては、三月末日までノートFD内容について点検確認を続けていきます。

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2000.01.24

提出するfdファイルについて

課題1 ○○○○和語名詞「池」と「沼」.doc

課題2 ○○○○代名詞「某甲」.doc

課題3 ○○○○『今昔物語集』02数.xls  巻数は選択。02.05.07.09.10.27.29

課題4 ○○○○『源氏物語』動詞「○る」.doc

課題5 ○○○○色彩形容(平安).doc  ( )内は選択。平安・鎌倉・室町・江戸

課題6 ○○○○「同」形容語.doc

課題7 ○○○○『源氏物語』係助詞「ぞ」.doc  「 」は選択。ぞ、なむ、や、か、こそ、は、も、な?そ。

課題8 ○○○○副詞の呼応.doc

課題9 ○○○○条件句.doc

課題10 ○○○○副助詞「ばかり」.xls

課題11 ○○○○『今昔物語集』推量「べし」.xls   (鈴鹿本『今昔物語集』)

課題12 ○○○○『今昔物語集』詠嘆「けり」.xls  『今昔物語集』巻第二十九

課題13 ○○○○『今昔物語集』否定「で」.xls   『今昔物語集』巻第二十九

課題14 ○○○○『今昔物語集』否定「ず」.xls   『今昔物語集』巻第二十九

課題15 ○○○○『源氏物語』「はべり」. doc

課題16 ○○○○『源氏物語』「さぶらふ」. doc

課題17 ○○○○敬意表現「御」.doc

以上の17件のノートファイルです。

「○○○○」には、ご自分の名前を入力します。

ファイル形式が不備なものは、後日(31日まで<第三次提出。判定は「優」>。二月四日まで<第四次提出は判定「良」>。三月三十一日(金)まで<第五次提出は判定「可」>)再提出となります。

13:00から21:00まで。<2-402研究室於>

ただし、二月九日から十五日までは入試の関係で構内に入れません。ご承知おきください。

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 2000.03.04

FD提出者及び質問者に対するご連絡

 手続きされた皆様方へ。残り僅かとなりました。毎日少しずつですが終了<合格>が実施されております。今後の私の出講できない、その他学内にいても対応できない予定日表を載せておきます。

三月四日(土)〜六日(月)は学会でいません。

七日(火)は二部入試。

十日(金)会議。

十八日〜二十日は学会でいません。

二十三日(木)学内コンピュータ整備につきすべての連絡停止。

二十四日(金)卒業式前日準備。会議13:00〜。

二十五日(土)卒業式

三十一日(金)午前中まで取り扱いが出来ます。

 

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