第7回学生シンポジウム 開催報告

第7回学生シンポジウムの開催を終えて


代表 徳岡伶美・副代表 岩田璃玖

 11月12日(土)、駒沢キャンパス3号館で経済学部ゼミナール連合主催「第7回学生シンポジウム」が開催されました。全学部のゼミ生を対象に行われた今回のシンポジウムには、全57チーム、延べ259名の学生の皆さんにご参加いただくことができました。当日お忙しいなか駆けつけてくれた先生方を始め、学生への励ましの言葉とともにご挨拶を文章で寄せていただいた経済学部同窓会長の大場やすのぶ様には、この場をお借りして心よりお礼を申し上げます。

 今年度は行事スタイルの創造的な発展を目指し、3つの新たな試みを行いました。1つ目は、主催となる経済学部以外からの参加促進です。全学部行事としてこれまで以上に広報活動に力を入れた結果、法学部や経営学部からのエントリーを増やすことができました。テーマ毎に分かれた小規模な分科会の中で、他学部の学生と議論が行えたことは、普段は経験ができない密度の濃い時間になりました。2つ目は、ポスターセッションの導入です。参加形態を多様化させたことで、新しい切り口から発表機会が提供できるようになりました。コンパクトな中にも内容がしっかりと詰まった質の高いポスターに、多くの学生が見入っていた姿が印象的でした。3つ目は、学外からの学生招待です。中央大学、津田塾大学、武蔵野大学、留学同東京の4チームに参加していただきました。どのチームも熱の入った魅力的な発表ばかりで大変良い刺激をいただくことができました。
 
 全17分科会では、司会者を中心に質問や議論がとても活発に交わされました。本シンポジウム終了後に寄せられた感想には、「他のゼミや学部の皆さんと意見交換ができたことは貴重な経験になった」といったコメントが多数寄せられました。学際的な交流の場として、また複雑化する経済社会を的確に捉え、さまざまな問題解決のための知恵や新しい発想が生まれる場として、学生シンポジウムを盛り上げていきたいと考えております。

 私たち学生運営委員は、打ち合わせを何度も重ねてきたものの、とても緊張して当日の朝をむかえました。実際に続々と参加者が会場に集まってくる様子を目にした時、とても身が引き締まる思いがしたことは、素晴らしい思い出になりました。

 来年度以降も、学生の研究交流にとって有意義なシンポジウムが開催できるように、今年度の振り返りをしっかりと行い、後輩にバトンを引き継ぎたいと思います。最後にあらためて、学生シンポジウムにお力添えをくださったすべての関係者の皆さまに感謝いたします。

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