学生が卒業生にインタビュー 京王観光 佐藤先輩 編

学生が卒業生にインタビュー 京王観光 佐藤先輩 編

「現代マネジメントVII」は学生とOBOGの組織化について学ぶ授業です。

前回の 東急リバブル株式会社の車田 優太さん に引き続きまして、今回は京王観光株式会社の佐藤 透さん(1995年3月経営学部経営学科卒業)への学生によるインタビューを紹介します。佐藤 眞里奈さん(経営学科 2年)と渡辺 朝子さん(市場戦略学科 2年)が、2018年9月5日に京王観光調布支店にお伺いして、佐藤先輩にインタビューしました。 以下インタビューの内容です。

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1.仕事について(業界、会社、仕事内容など)

京王観光では、学生の修学旅行に対しての営業(学校回り)や企画提案、同行、ホテルなどとの連携など集団旅行に関する全てを行なっています。他にも大学のゼミ・サークル合宿や企業の社員旅行なども行なっているそうです。 大きい団体の旅行を競合他社がいる中で契約から手続き、精算までを行なった時、やりがいを感じるとおっしゃっていました。最近では、旅行業務の複雑化に伴い、営業に回れないほど社内業務が忙しいとのことでした。 佐藤さんが社員になって3年目に初めて修学旅行の契約ができたが、うまく行かず、担当を変えてくれと学校に言われたことがあったそうです。色々なトラウマもあったが翌年に隣の学校と2泊3日の神戸を回る修学旅行を無事成功させたことが今まででもっとも印象に残っているとのことでした。学校と親しくなったり一緒に行程を考えたり準備をするのは楽しく、出発までこぎつけた時や、お客様に感謝された時はやはり嬉しいそうです。 修学旅行などはすべて1人で担当するので、プレッシャーがあり、責任感が必要ですが今は、以前よりも社内でサポート体制も整っており、働きやすい環境になっているそうです。

2.就職活動について

実際に就職活動に取り組んだのは大学3年の夏くらいからで、なかなか行きたい業界を絞れず、経営学部で学んだ流通業や商業理論のようなものを活かせればと考えていたそうです。最初は観光業界を目指していたわけではなくスーパーや百貨店などを考えていたそうですが、観光業界を選んだきっかけは、企画などに興味があり、オフィスや店舗だけの世界でなく、国内海外への旅行という広くて大きい世界に魅力を感じたからだそうです。 なかなか思い通りの企業に進めない就活生も多いとは思うが、仕事をしていく上で徐々に楽しさを見出せるとおっしゃっていました。

3.最後に

初めてのOBOG訪問だったので、卒業生との連絡の仕方から何から何までわからないことばかりでとても緊張しましたが、佐藤さんが快く訪問を承諾してくださったので安心しました。やはり、社会人として働くことはとても大変そうで自分の納得行かない業種についてしまったら後悔が残りそうなので、私自身まだ2年生ですがもっとちゃんと進路について考えようと改めて思いました。(佐藤)

実際に働いている現場を訪れて、社会人のお話を聞くことが初めてだったので、とても貴重な時間を過ごすことが出来ました。佐藤さんに会うまでは、とても緊張していましたが、とても優しい方で、会社内の雰囲気も明るく、実際に働くということが想像しやすくなりました。今はまだ進みたい業界が決まっていないので、自己分析や多くの人と話すことで少しずつ就活の準備を進めたいと思います。(渡辺)

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ご協力賜りどうもありがとうございました。

次回は、日本住宅株式会社の 國分 輝幸 さんへのインタビューです。どうぞお楽しみに。

(H.O.)