学生が卒業生にインタビュー 日本住宅 國分先輩 編

学生が卒業生にインタビュー 日本住宅 國分先輩 編

「現代マネジメントVII」は学生とOBOGの組織化について学ぶ授業です。

前回の 京王観光株式会社の佐藤 透さん に引き続きまして、今回は日本住宅株式会社の國分 輝幸さん(2014年3月経営学部経営学科卒業)への学生へのインタビューをご紹介します。 深澤 萌子さん(経営学科3年) と山縣 一輝さん(市場戦略学科3年)が2018年10月18日に、日本住宅株式会社東京本部にお伺いして先輩にインタビューしました。 以下インタビューの内容です。

*****

1.仕事について(業界・会社・仕事内容など)
日本住宅株式会社はもともと岩手県の会社で、ビズハウジング事業(賃貸住宅)やコンパスホーム事業(戸建住宅)などの5つの事業を行っています。東日本大震災の際は、仮設住宅建築数1位を誇り災害住宅の建築も行っています。日本住宅株式会社の強みは、規格品の同じような家を提供するのではなくお客様のニーズに合わせた自由設計であること、また大手企業の多くは海外進出し成熟段階にある一方で、日本住宅株式会社はこれから西日本へと進出していくため成長段階の企業であることです。

國分様はもともと営業職で就職され、水戸に約2年間勤務をしていたそうです。ルート営業という営業法を使って土地を活用して賃貸事業向けの営業を行い、次に社長室勤務で日本全国の市場調査を行っていました。そして営業、社長室勤務を経て人事部に異動されました。主に人事部では、新入社員の研修、就職活動生やインターン生を相手に仕事をされています。

2.就職活動について

就活の際には業種・業界を絞り、インターンにはいった方がいいとのこと。また一番重要なことは、自己分析をすることだそうです。面接官は基本的に①その会社に入りたい気持ち、真剣さ、その会社でどのように自分を活用できるか②自己分析がしっかりとできているかの2点を見ているとおっしゃっていました。

3.その他

●大学で必要なこと、やっておいたほうがいいこと 営業や人事部にいても基本的な経営知識は必要で、論理的思考が大切になるそうです。 また学生のうちにいろいろな話題や感性を作り出すために学生のうちに多くのところに行っておいたほうが良いとお話してくださいました。

●働く中で大変だったときに、乗り切るモチベーション 同僚と飲みに行ったりすることだそうです。

●今後のキャリア設計 人事部長になること。自分のステップアップのためには後輩を育てることが大切であるとお話してくださいました。

●大学時代に打ち込んだこと 「アルバイト」 バイト仲間が辞めていく中で頑張って働いたこと。

●その他 失敗を恐れないことが大切。 お給料をもらうようになったことでマインドが変わり、責任感をもつようになったとおっしゃっていました。

4.最後に

私(深澤)の所属するゼミの先輩というご縁でOB訪問をさせていただきました。お忙しい時期でしたが快くOB訪問を承諾していただき、大変貴重な時間をいただきました。私自身、就職活動を控えた身として業界のことから國分様の仕事内容、学生時代のお話まで伺うことができ、めったにない機会を頂戴し勉強になりました。また社会人としてお給料をもらい働くこととはどういうものなのか、自分が想像していた以上で自分の甘さを痛感しました。 今回初めてOB訪問をさせていただきましたが、自分の視野の狭さや甘さを改めて認識しました。この経験を就職活動に活かしていきたいと思います。

*****

ご協力賜りどうもありがとうございました。

(H.O.)