令和5年度入学生へのメッセージ

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令和5年度入学生へのメッセージ
経営学部長 中川淳平

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 ご入学おめでとうございます。入学定員厳格化、あるいは近年の経営学部人気という二重の狭き門を突破した皆さんを歓迎いたします。

 経営学部が人気を得ている大きな理由としては、変化への適応能力を養う学問であるからだと考えられます。ここ3年あまりのコロナ禍にあって、皆さんの日常生活、学校生活は大きな変化を余儀なくされましたが、ビジネスの世界でもオフィスでの集団的な活動からテレワークに置き換わり、ステークホルダー(利害関係者)との対面での交渉ができなくなるなど、働き方が大きく変化しました。既存の習慣にはない、新たな環境のなかで、経営学を学んだ方々の活躍ぶりが高く評価され、大学進学を目指す人たちに経営学部を強く勧められているのではないでしょうか。

 新入生の皆さんは経営学部に入学するための対応策を研ぎ澄まし、このキャンパスで学ぶ権利を得たわけではありますが、まだスタートラインに立ったにすぎず、皆さん自身が経営学を学ぶ意欲が持てるかどうかはこれからにかかっています。ようやく活気が戻りつつあるこの東京の地で、オフィス街や商業集積地、あるいは観光地の現場で感じたことをキャンパスに持ち帰り、問題意識を高めて学習に励まれることを願っております。

(J.N.)