硬式野球部

DATE:2023.05.03硬式野球部

松村好投もミスから5失点 武内の前に完封負け

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5回ノーヒット投球の松村(撮影・中島健士郎)
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好リリーフをみせた南(撮影・東海圭起)

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9回に安打を放った角田(撮影・東海圭起)

東都大学野球1部春季リーグ対国学大2回戦が5月2日、ZOZOマリンスタジアムにて行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

チーム/回123456789
駒大 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
国学大 0 0 0 0 0 2 0 3 × 5

◆打者成績
守備位置選手
1 (8) 大森 4 0 0
2 (7) 小林 4 0 0
3 (D) 出村 3 1 0
H 角田 1 1 0
4 (5)2 岩本 3 0 0
5 (3) 神宮 4 1 0
6 (9) 橋口 4 1 0
7 (6) 工藤 2 0 0
8 (2) 薩美 2 0 0
H 柳野 1 0 0
5 平井 0 0 0
9 (4) 髙田 3 1 0

◆投手成績
投手被安自責
●松村 5 2/3 21 1 0
1/3 2 0 0
米山 2 10 3 3

前日の勢いに乗り、勝ち点獲得といきたい駒大。先発のマウンドに上がった松村青(商3)は5回までノーヒットピッチング。6回に先制点を許すと、リリーフも打たれ5失点。打線もつながらず完封負けとなった。

◆戦評

連勝で今季初の勝ち点獲得を目指す駒大。打線は初回、二死から③出村夢太(法2)が内野安打で出するも、④岩本が倒れ無得点。
先発の松村は四球を与えながらも、変化球を織り交ぜた投球で安打を許さない好投を見せる。

先制したい打線は、2回に⑥橋口采生(法4)、4回に⑤神宮隆太(市4)、5回には⑨髙田祐輝(政4)の安打が出るも得点につながらない。

国学大打線は6回、松村を捉え始める。⑨伊東(国学大)がこの試合チーム初安打となる中二塁打を放つと、①神山(国学大)の投ゴロを松村が3塁へ悪送球。送球が転がる間に走者が本塁に還り先制を許す。さらに走者を進められると、犠飛を放たれ追加点を奪われたところで松村は降板。5 2/3回、被安打1とまとまった内容に抑えたが、ミスが大きく響いた。ここで南琉人(市1)へスイッチ。南は先頭に死球を与えるが、後続を断つ。

7回からは今季初登板となる米山魁乙(商4)が登板。7回は無失点に抑えるが、8回二死から③柳舘(国学大)に中安打、④冨田に左二塁打、⑤吉川(国学大)に左本塁打を浴び3失点。

突き放された駒大は表の攻撃、先頭の代打角田蓮(法3)が左安打で出塁。役割を果たすも、後続は武内(国学大)の前に倒れ、反撃ならず。

武内(国学大)に完封勝利を渡す形で敗戦を喫した。

◆大倉孝一監督

――5回までは完璧だったが
「今までここまで来るまでの、反省だったり課題だったりを一個ずつやってきて、今日はそれが5回までできたということ。明日試合がなければ続投だったと思うが、明日のことを考えての(降板)」

――球数などか
「そうそうそう」

――(相手先発の)武内くんについて何が良かった
「キレが良かった、四球も出さないし。もう少し苦しめることができれば。ヒットは4、5本出ていたが、ノーアウトから出してこないから。なかなか簡単には(打てない)」

――明日は勝って勝ち点を取りたい気持ちは強いか
「弱かったら困る。売っているなら買いに行きたいよ。勝ち点。頑張りますよ」

――野手にまず打って欲しいか
「それは当然打って欲しいし、抑えて欲しいけど、向こうも一生懸命。できることをやって必死に戦うそれを続けるだけ」

◆松村青(商3)

――今回の登板の今日の調子はどうだったか
「春季リーグが始まってから、僕は不甲斐ないピッチングをして、自分の思うようなボールを投げられていなかったので、そういう面を考えれば、少しは成長したのかなと感じる」

――どのような部分が成長した
「今年の春始まる前のオープン戦などで、去年と違って良いボールを投げられていたのでそこに少しは近づけたかなと思う」

――6回の失点はどんなことが悔やまれるか
「5回まで良いピッチングをしたのに、ああいう大事な時に失点してしまうのは自分の弱さだと思う」

――明日も(試合が)あるが、投げる準備は
「自分はいきます」

(執筆者:東海圭起)

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