硬式野球部

DATE:2023.05.31硬式野球部

今季5度目の完封負け、勝ち点を落とす

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先発の東田(撮影・熊木桃)
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2回を完璧に抑えた仲井(撮影・熊木桃)

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2安打の工藤(撮影・岩渕隆悟
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好調の角田(撮影・岩渕隆悟

東都大学野球1部春季リーグ対日大2回戦が5月25日、UDトラックス上尾スタジアムにて行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

チーム/回123456789
駒大 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
日大 0 0 3 0 0 0 0 0 × 3

◆打者成績
守備位置選手
1 (8) 大森 3 1 0
2 (5)6 工藤 4 2 0
3 (2) 岩本 4 0 0
4 (3) 神宮 4 0 0
5 (4) 角田 4 1 0
6 (9) 橋口 3 0 0
7 (D) 柳野 2 0 0
HD 出村 1 0 0
8 (7) 小林 2 0 0
H 西田 1 1 0
R7 阿部 0 0 0
9 (6) 髙田 2 0 0
H 藤原 1 0 0
5 平井 0 0 0

◆投手成績
投手被安自責
●東田 6 24 5 0
仲井 2 6 0 0

1敗で迎えた2回戦。ここまで勝ち点0の駒大は、5番に角田蓮(法3)を置くなど大きく打線を入れ替えた。先発の東田健臣(商3)が6回を3失点とゲームを作り、リリーフの仲井慎(法1)も2回無失点に抑えるが、打線が散発5安打。終わってみれば坂尾(日大)に完封を許し、痛い敗戦を喫した。

◆戦評

相手先発は今季2先発目の坂尾。初回、先頭の①大森廉也(法4)が四球を選ぶと続く②工藤波音(政3)が中前安打で続き1、2塁に。しかし③岩本皓多(経4)が犠打を失敗し、走者を進めることができない。後続の④神宮隆太(市4)、⑤角田も凡退し、先制機を逸する。

駒大先発の東田は、力のあるストレートで相手打者を抑え込む。3回二死までは被安打0だったが、二塁手角田の失策からリズムを崩し連打を浴び満塁にされる。すると③小濃(日大)に速球を捉えられ走者一掃の適時三塁打を浴び、3点を先制される。

打線は坂尾(日大)の前に凡打の山を積み重ねる。2回以降、7回まで2塁を踏むことが出来ない。7回には⑤角田が中安打を放つも⑥橋口采生(法4)が遊ゴロ併殺打に倒れる。8回表に代打攻勢で西田翔哉(法1)、出村夢太(法2)、藤原涼雅(営4)が出場。⑧西田が中前安打で出塁すると⑨藤原が中飛で凡退の後、①大森も左前安打で続き、二死ながら1、2塁に。1回以来の得点圏の走者だったが②工藤が左飛に倒れ無得点。

7回裏、東田の後を継いで仲井が登板。前回登板の亜大2回戦では負け投手となっている。この日は2イニングを投げて被安打0の完璧なピッチング。テンポ良く日大打線を抑え、完璧な投球を披露した。

一矢報いたい打線であったが、9回も三者凡退に終わり、0-3で坂尾(日大)に完封勝利を許してしまった。残り一戦を残し、勝ち点を獲得できていない駒大だが、リーグ最終戦となる次戦の中大戦で勝利を収めれば残留が決まる。

◆大倉孝一監督

――最後まで打ち崩せなかった
「完封だからね」

――8回には左の代打を3人続けたのは、左の方が合うと思ったからか
「全然。いる奴から出していくということ」

――どんなところが最後まで打ち崩せなかったか
「今日だけじゃなくで、コンパクトに反対方向というバッティングができないから、チャンスがつかめない」

――東田の内容は
「いろいろ発展途上。相手は真っすぐを張ってきていて、正面衝突してくしかない。レベルアップしていくところ。試合だからゼロに抑えられたらよかったということだろうけど。経験しながらどんどん(レベルが)上がっていってくれたらなと思う」

――最終戦に向けて
「(残留する可能性があるなら)勝たなければならない。思いの丈をぶつけてみるしかない。相手も一生懸命なわけだし」

――修正すべきポイントは
「練習して対応できないということは、もっと頭を整理して、勇気を持って取り組むということ」

――エーアンや髙井がベンチ入りしていないのは
「投球に課題が見つかってきて、ベンチに入っていない選手を見たときに、後者を試した方がいいということ」

◆岩本皓多(経4)

――次の一戦に向けては
「とにかく次に向かっていくしかない。出た結果を受け止めて、チームで修正して向かっていくだけ」

(執筆者:小川裕貴)

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