硬式野球部

DATE:2023.09.12硬式野球部

三浦が決勝打 カード初戦白星で連勝

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リーグ戦初安打を放った増見(撮影・東海圭起)
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勝ち投手になった髙井

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好リリーフの山川(撮影・井上義郎)
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決勝打を放った三浦

東都大学野球2部秋季リーグ対立正大1回戦が9月11日、大田スタジアムにて行われた。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り

チーム/回123456789
駒大 0 0 0 0 0 2 0 0 0 2
立正大 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1

◆打者成績
守備位置選手
1 (D) 渡邉 2 0 0
2 (2) 岩本 5 1 0
3 (9) 西田 3 0 0
R 橋口 0 0 0
9 増見 2 1 0
4 (3) 神宮 3 0 1
5 (8) 大森 3 0 0
6 (7) 三浦 3 1 1
7 (5) 工藤 4 1 0
8 (6) 髙田 2 0 0
9 (4) 角田 2 1 0

◆投手成績
投手被安自責
〇髙井 5 1/3 5 0
山川 1 2/3 0 0
東田 2 0 0

駒大の先発は開幕投手となった髙井駿丞(経3)。4回裏、ゴロの間に先制点を許すが、5回 1/3回を1失点のまとまった投球をみせる。一方の打線は6回表、無死三塁から⑤神宮隆太(市4)の打球が相手二塁手のフィルダースチョイスを誘い同点に追いつき、1死二塁から⑥三浦颯斗(法4)の左適時二塁打で勝ち越しに成功。リリーフの山川大輝(営3)、東田健臣(商3)も無失点に抑え、カード初戦で勝利をおさめた。

◆戦評

開幕戦を勝利で飾り、まずは本カードで勝ち点を獲得し、勢いづけたい駒大打線は4回まで四死球を4つ奪うが、得点に結びつかない。先発は開幕投手の髙井。初回、2回ともに長打を浴びるが、ストライク先行の投球で後続を断ち、無失点の投球をみせる。4回裏、無死1,3塁のピンチで⑤熊谷(立正大)を三ゴロで打ち取り、一塁走者を封殺するも、その間に三塁走者が本塁に生還し先制を許す。


5回1失点の髙井の好投に応えたい打線は5回表、先頭の③西田翔哉(法2)が遊撃手のファンブルにより出塁すると、西田の代走の橋口采生(法4)が盗塁と捕手の悪送球により一気に三塁へ。この場面で④神宮が二塁へ打球を放つと、二塁手のフィルダースチョイスを誘い、同点に追いつく。さらに、⑤大森廉也(法4)が送りバントで1死二塁のチャンスで、今季から出場している⑥三浦が左適時二塁打を放ち勝ち越しに成功する。

マウンドの髙井は6回裏、1死から③蔵田(立正大)に右安打を浴びたところで降板。山川にスイッチすると、投直に打ち取り、さらに飛び出した一塁走者を封殺で得点を許さない。

点差を広げたい打線は8回表、代わった③増見優吏(社1)にリーグ戦初安打が飛び出すも、得点にはつながらず、1点差のまま9回へ。

8回から登板の3番手の東田は四球を与えながらも、最後は⑥田近(立正大)を右飛に打ち取り勝利。

リーグ戦初の決勝打を放った三浦や、リーグ戦初安打を放った増見など、昨季からメンバーを一新した選手が躍動し連勝。2部での戦いは上々の船出を切った。

◆インタビュー

◆大倉孝一監督

――ヒットが出ない中で、6回に相手のミスから同点、決勝点だったが試合の展開は
「相手の投手はいいから、簡単には打てないのでワンチャンスをものにして。投手は最後まで粘っていくというものだった」

――あの場面で決勝打が出たのはチームにとっても大きいのか
「もちろん大きい。同点になったあとにスコアリングポジションから逆転打が出てリードするわけだから」

――先発の髙井の今日の評価は
「結果だけ見ると6回途中3分の1投げて1失点で試合を作ったように見えるが、内容は追い込んでから安打を許していることは反省点」

――髙井から山川への継投のタイミングは
「4番打者に回ったら継投するつもりだった」

――山川、東田も好リリーフだったが
「短いイニングなので、自分のピッチングをしなさいと伝えているが、まだ2試合しかしていないが、これから慣れていけばと思う。今日は三浦の一点を守るのに苦労した」

――連勝だがどのように思っているのか
「まだまだ。勝ち点をとっていないから、勝敗に関係なく課題を潰していくことを続ける」

――戦っていく中で1部と2部のチームの違い
「ない。2部のチームも強い。1部のチームもそう思っている。1部2部関係なく隙のない野球をやっていくということを考えている」

――9回の満塁で点が取れなかったのは
「2アウトだから、本当は点が取りたいが2死で岩本の左前安打だから、その後が内野安打、四球などで、安打だけではない形で繋がりたい。2死満塁から毎回点が入らないのが野球。2死は点が入らないのは当たり前だからそこをなんとかこじ開けたい」

◆三浦颯斗(法4)

――決勝打の球種とコースは
「真ん中低めのカーブ。1球前のカーブをストライクとられたあと、もう1球来るという考えがあった」

――レフト線に落とすことにうまく対応できたのか
「泳がされずに、今まで練習でやってきたことができた」

――チーム、個人の目標は
「チームとしては昨季2部に落ちて、秋に絶対に1部上がることを目標にやってきている。個人としては今日のように要所で打てるようにしたい」

執筆者:東海圭起

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