硬式野球部

DATE:2023.09.21硬式野球部

主将にアクシデントも、大森の一発で勝ち点2

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2点本塁打を放つ大森(撮影・東海圭起)
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勝利投手になった山川

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左中間適時三塁打を放つ渡邉(撮影・中島健士郎)
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2回を完璧に封じた東田

東都大学野球2部秋季リーグ対大正大2回戦が9月20日、UDトラックス上尾スタジアムにて行われた。

初戦を快勝し、連勝で勝ち点を獲得したい駒大。初回の攻撃で、主将岩本皓多(経4)が死球を受け、初回での先発マスクの交代を余儀なくされるアクシデントが起きるも、代わってマスクを被ったリーグ戦初出場の勝樂剛琉(法1)が投手陣を引っ張った。打線は、3回に大森廉也(法4)が勝ち越しの本塁打を放つ。その後は両者得点なく4-2で勝利する。勝ち点を2とし、2部リーグ首位に立った。

結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

チーム/回123456789
大正大 1 0 1 0 0 0 0 0 0 2
駒大 0 2 2 0 0 0 0 0 × 4

◆打者成績
守備位置選手
1 (D) 渡邉 4 1 1
2 (2) 岩本 0 0 0
勝樂 3 0 0
3 (9) 西田 2 0 0
4 (3) 神宮 3 0 0
5 (8) 大森 4 1 2
6 (7) 三浦 3 0 0
7 (5) 工藤 2 1 0
8 (6) 髙田 3 0 0
9 (4) 角田 3 1 0

◆投手成績
投手被安自責
松村 3 16 4 2
〇山川 4 14 0 0
東田 2 6 0 0

◆戦評

先発は前回の立正大戦で5回無失点の好投を見せた松村青(商3)。初回、1死を奪うも②田中(大正大)に先制の本塁打を許す。

その裏、②岩本が左手に死球を受ける。苦悶の表情を見せ、交代を余儀なくされた。続く③西田翔哉(法1)も四球で出塁するもその後が続かず。二者残塁で終える。

2回表、岩本の交代を受け、この回からはリーグ戦初出場となる勝樂がマスクを被った。松村は走者2人を出すも、最後はスライダーで中飛に打ち取り、ピンチを脱した。

その裏、先頭の⑥三浦颯斗(法4)が相手の失策で出塁。2死二塁から⑨角田蓮(法3)の三遊間を破る適時打で同点に追いつく。さらに、①渡邉旭(現2)が左中間を割る適時三塁打で逆転に成功する。

3回表、先制の本塁打を放たれた田中に初球を捉えられ、安打を許す。③大竹(大正大)の打席間に暴投で2塁に。右飛に討ち取った際のタッチアップで3塁へと走者を進められてしまう。続く④福岡(大正大)を遊ゴロに討ち取るも、その間に走者は生還し、同点を許す。

その裏、先頭の西田が四球で出塁。1死取られるも、⑤大森がインコースに来た直球を振り抜くと、打球は右翼スタンドに吸い込まれる勝ち越しの2点本塁打となった。

4回からは松村に代わり、山川大輝(営3)がマウンドに上がった。常時140キロ中盤の直球を武器に4回を投げ、被安打0、6奪三振を奪う好投を見せた。8回からは、東田健臣(商3)にスイッチ。一人の走者も出さない完璧な投球で、相手打線を寄せつけず。最後は力のある直球をインコースに投げ、空振り三振でゲームセット。

見事に勝ち点2点目を獲得し、リーグ首位に立った。ただ、1部最短復帰を狙うチームにとって安堵の表情はなく、真剣な眼差しでスタジアムを後にした。

次戦は延期となっていた専修大との2回戦。10月4日(水)に等々力球場にて行われる。

執筆者:中島健士郎

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