アメリカンフットボール部

DATE:2023.06.14アメリカンフットボール部

関東王者相手に敢闘「こだわりの"差"がでた」

230611₋1-1
(撮影:廣岡良祐)
230611₋1-2
(撮影:大﨑陽凪)

関東大学アメリカンフットボール春季オープン第2戦、早大戦が6月11日にアミノバイタルフィールドで行われた。

結果と戦評は以下の通り。

●駒大 BLUE TIDE 24-54 早大 BIG BEARS○

1Q 0-14
2Q 14-10
3Q 3-7
4Q 7-23

春季オープン第2戦の相手は関東1部TOP8に所属し、昨年の秋季リーグでは関東制覇を果たした早大 BIG BEARS。

小雨が降る中、BLUE TIDEの攻撃で試合は開始。第1Qは早大に14点取られ、早大優勢のペースに。しかし続く第2QでBLUE TIDEは反撃を見せる。早大の反則を好機にパスを繋げ、相手陣地に着々と攻め込み#4久保がタッチダウンを獲得。続けてキックも成功させ、流れをつかみ始める。さらに追加でBLUE TIDEは7点を獲得し、早大と同点にまで追いつく。リードを広げていきたいが、早大もひるむことなく10点返され、14-24で後半へ折り返した。
第3Qでは開始早々に独走タッチダウンを決められ、またしても早大のペースが流れに。オフェンスが果敢に攻め込みあと少しでタッチダウンのところまで行くものの、早大の屈強なのオフェンスにより阻まれる。最終第4Q、試合時間残り1分でBLUE TIDEがタッチダウンに成功。オフェンス・ディフェンスともに勢いづいて奮闘するが、早大が点数を重ねていき、24-54で試合が終了した。

次戦は6月25日にアミノバイタルフィールドで桜美林大と行われる。

インタビュー

◆新倉晴彦 監督

ーー今日の試合を振り返って
「早大が少しスタメンを落としてきているので、勝ちにはいっているが、流石チャンピオンチーム。細かい技術の差がすごく出ていた。相手はレギュラー争いをして、必死に試合に出ている。そこの差もすごく出ていた。少しびびっていたところもあったかもしれない。早大戦の目標は、ディフェンス20点以内、オフェンス20点以上。オフェンスは数字的にはクリアした。しかし、もう少しドライブしていれば、失点はもっと抑えられた。全体的にまだまだ詰めが甘い。もっと練習しようという感じ」

ーー今日の試合の良かった点、または改善点はあるか
「良かった点は、オフェンスのターンオーバーが反則もなかったこと。ディフェンスも2回インターセプトし、ターンオーバーをせず、2回ダッシュしたというのは良かった点。改善点は、オフェンスのエクスキューション。ディフェンスのタックリング。それにつきる」

ーー次の桜美林大戦に向けて
「桜美林大は去年までトップでいたチームだが、勝たなきゃいけない相手なので、2週間、死に物狂いで練習して点差をつけて勝ちたい」

ーー今年度のチーム状況や雰囲気は
「雰囲気はすごくいい。4年生のキャプテンはとてもしっかりしてて、彼中心にチームを引っ張っている。モラルも高いし、ハードに練習しているが、コロナで人数が減っているので、なかなか試合数をこなせない。その辺で、若手が足踏みしている。4年生が引っ張ってはいるが、まだ下がついてこない。引っ張られるようではだめなので、下がもっとぐいぐいきてくれれば、もっといいチームになると思う」

ーー今シーズンの目標は
「目標は優勝で、一部に昇格。TOP8に昇格」

◆丸山雄世(営4)

ーー今日の試合を振り返って
「激しい総力の差を感じた。練習のこだわりの差が大きく出た試合だった」

ーー今日の試合の良かった点、または改善点は
「良い点は、関東チャンピオン相手に臆することなく挑めたこと。改善点は、後半・中盤になってくる際のプレーの雑さ」

ーー次の桜美林大戦に向けての意気込み
「BIG8にあたる相手でもあるから、絶対に負けられない戦い。気を引き締めて頑張る」

ーー今シーズンの目標は
「関東1部上位グループのTOP8に昇格すること」

ーー今年度より主将に就任したが、目標と意気込みを
「目標は、練習のこだわりをあげること。高い水準の練習を毎回の練習で行えるようにしたい」

執筆者:大﨑陽凪

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