アメリカンフットボール部

DATE:2023.06.28アメリカンフットボール部

ミスが目立ち惜敗 "気持ちの面で負けていた"

230628₋2.1
(撮影:大﨑陽凪)
230628₋2.2
(撮影:大﨑陽凪)

関東大学アメリカンフットボール春季オープン第2戦、早大戦が6月11日にアミノバイタルフィールドで行われた。

結果と戦評は以下の通り。

●駒大 BLUE TIDE 20-24 桜美林大 THREE NAILS CROWNS ○
第1Q 7-10
第2Q 0-7
第3Q 0-0
第4Q 13-7

 春季オープン第3戦は同じくBIG8に所属する桜美林大。
 気温は約30℃と3差しが強く照りつける中、試合はスタート。第1Q残り6分で桜美林大がフィールドゴールで3点先取。取り返したい駒大はファーストダウンを獲得し、流れを掴み始め、#0金山がタッチダウンを獲得。続けてキックゴールも成功し7点で逆転する。しかし桜美林大に独走タッチダウンを決められ逆転を許す。

 第2Q、相手のパス失敗やディフェンスの活躍により相手の攻撃を止めるもが、後半にはじりじりと自陣に攻め込まれ、さらなる追加点を許す。駒大も反撃を仕掛けるが、パス失敗や反則が相次ぎ、そのまま桜美林大のペースが流れる。

 第3Q、#6久保からのパスに成功し、ファーストダウンを獲得。桜美林大の攻撃を#34内がタックルやパスカットする活躍を皮切りに、駒大がペースを掴み始める。#0金山、#3フレドリックス、#6久保、#33濱井らが次々がオフェンスを引っ張り、敵陣のエンドゾーン間際へ攻め込んだところで第3Qは終了。

 第4Q、#7飯野がファーストダウン獲得。QB#6久保が残り数yのところからタッチダウン成功。続けてキックゴールを決め7点追加。#22深澤が相手の攻撃を止め、流れに乗りたいが桜美林大がパスを成功させ、エンドゾーン近くまで攻め込まれる。駒大の攻撃のターンとなるが、ランプレーに失敗しターンオーバー。すぐに攻守交代し、自陣のすぐ近くからの桜美林大の攻撃に一気に攻め込まれさらに点数差が広がる。「もっと声を出して!」「巻き返すよ!」と観客からの応援にも力が入る。巻き返したい駒大は果敢にランプレーやパスで攻め込むも、相手のディフェンスにはばかれ、なかなか攻撃を進めることができない。しかし試合残り2分頃に#6久保のランプレーなどで敵陣に攻め込み、#33濱井がタッチダウン成功。逆点を狙うが、時間が足らず20-24で試合が終了した。

インタビュー

◆新倉晴彦 監督

ーー今日の試合を振り返って
「前半10点リードされだけで(二連敗しているので)また負けるんじゃないかという雰囲気が何名か見受けられた時点で、今日はダメだと思った。オープン戦なので勝ち負けは大事だが、20点以上とって20点以下に抑えることが目標で、オフェンスは20点以上取れていて、惜しい試合だったけど、前半そのような雰囲気だった時点で今日は勝てないと思った」

ーー今日の試合の良かった点、または改善点
「ディフェンスのキックで1本、オフェンスのファンブル絡みから1本なので、10点ちょっとしか取られてなく、システムも中々よかったが、最後一本取られたことと、連携ミスが出たところと、タックルミスがあったところが残念だった。ディフェンスは止めていたのでよかった。オフェンスは、最初と最後のドライブが良かったが、2シリーズ目から3回連続3回の攻撃で終わっていたということで、リズムが掴めなかった。自分のチームは、落球は少ないが、今日は、大事なところで3回もパスを落としたところが良くなかった」

ーー春季オープン3戦目となったが
「練習でピリッとしていないところが試合に出ている」

ーー次の目標と意気込み
「7月9日のオープン戦でいい形で勝ち、体をオフで休んで、夏に死に物狂いで練習する」

◆丸山雄世(営4)

ーー今日に試合を振り返って
「惜しいミスがあって負けてしまった。気温が高く、コンディションが悪かった。気持ちの面でも負けていた試合だった」

ーー今日の試合の良かった点、または改善点は
「ゲーム的な部分でいうと、ランは止まっていた。パスカバーのミスが多かった」

ーー春季オープン3戦目となったが
「今までにない程強い相手と戦って惨敗してしまったが、チームの収穫はあった」

ーー次の目標と意気込みを
「勝利のみ」

執筆者:大﨑陽凪

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