サッカー部

DATE:2022.04.18サッカー部

2戦連続4失点で惨敗。泥沼の4戦未勝利。

JR東日本カップ2022 第96回関東大学サッカーリーグ戦 第4節・東国大戦が4月16日に開催された。

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2試合連続でのスタメン出場となった欠畑 (撮影:三塚 結衣)
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新しい布陣に挑戦した本吉
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攻撃陣の一翼を担った﨑山

結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

スコア
☆駒大 0-4 東洋大
得点者
30分 [東] 伊藤 恵亮
56分 [東] 前田 泰良
66分 [東] 前田 泰良
76分 [東] 小野田 龍剛
メンバー

ポジション 

背番号 氏名
GK 1 深澤 颯人[4年=武南高]
DF 15 飯田 晃明[2年=丸岡高] (→82分:4 鷹啄 トラビス[3年=市立船橋高])
3 小針 宏太郎[3年=鹿島Y]
5 相澤 佑哉[4年=熊本Y]
MF 20 野村 天真[3年=C大阪U-18](→60分:2 塚原 舜介[4年=前橋育英高])
8 小島 心都[3年=湘南工科大附高]
10 仲田 瑠[4年=長崎総科大附高]
33 小林 栞太[1年=鹿島Y](→60分:13 辻 稔貴[4年=静岡学園高] ※69分 退場)
25 欠畑 魁星[2年=盛岡商高](→87分:7 須田 晃輝[4年=前橋育英高])
FW 17 﨑山 友太[2年=米子北高](→60分:19 松本 ケンチザンガ[3年=浦和東高])
9 本吉 利安[3年=千葉U-18]
SUB 31 GK 永田 陸[1年=大成高]
6 DF 篤 快青[3年=広島県瀬戸内高]
35 DF 後藤 康介[1年=相洋高]
14 MF 髙橋 優斗[4年=前橋育英高]

1週間空いての第4節は、新型コロナウイルスの影響で活動停止となっていた東洋大との一戦に臨んだ。

布陣を前節までの4-4-2から3-5-2に変更。飯田、小針、相澤で3バックを形成。トップ下の欠畑と2トップの﨑山、本吉が前線で流動的に攻撃を仕掛けていく形だ。試合序盤はお互いにボールを蹴り合い、ゴール前に迫るもシュートまでには至らない展開に。膠着した試合が動いたのは30分。自陣右サイドからペナルティエリア内にマイナス方向のグラウンダークロス。左足で合わされ、2試合連続となる先制点を許した。両チーム共にシュート2本のみというローテンポな前半を0-1で終えた。

後半は終始東洋大ペース。56分、ミドルシュートで2失点目。66分、またもや自陣右サイドからのクロスを左足のシュートで沈められ3失点目。69分には途中出場の辻が相手選手を後ろから引っ張る得点機会阻止で1発退場。76分、右足のボレーシュートでとどめを刺され4失点目。約20分の間に3失点を喫し、試合は0-4での敗戦となった。

次節は5月1日、三ツ沢公園陸上競技場にて国士舘大とリーグ戦今季初勝利を懸けての対戦となる。

◆秋田浩一監督

――今日の試合を振り返って
「完敗。走れなかったかなというのとミスが多かったかなというのが。まあそれ以前にやっぱり駒大らしくなかった。粘れなかった。残念というより完敗でがっかりしている」

――布陣を前節から変更してきたが
「やっぱり失点が多かったのがあった。それから気持ちの切り替えもあった。去年はずっと3バックでやっていたから経験者がたくさんいたのでやった」

――東洋大がフリーでボールをもらうシーンが多かった。マークの受け渡しが曖昧になっているのではないか
「おっしゃる通りだと思う。そこを(選手に)言ったがボールウォッチャーになっていた。1言かけて(守備を)やればなんだけど。こちらも何回かハーフタイムでも言ったし。そこらへんも含めて弱いのでは」

――攻撃時に急いで蹴り出すなど相手にボールを渡してしまうシーンが多いように見えたが
「ミスが多かったというのはそういう点も含めて。どうしても瞬時になると自分のやってきたものを体が覚えているから、それを出してしまう。僕たちはいつも『止まって』という話をするが、その辺がやっぱりそういう感じになってしまう。特に負けていたからだと思う」

――次節に向けて
「ぜひ1つ取り返したい。白星が1番薬になるから。勝てばどんな勝ち方でも勝てば薬になる。勝ちたいと思う。2週間空くからちょっと考えてやりたいと思う」

◆相澤佑哉 (法4)

――今日の試合を振り返って
「自分たちの徹底するべきことをやらなければいけないことが1試合を通して出来なかったからこそこのような結果になってしまった」

――前節に引き続き大量失点となってしまったが具体的な要因は
「前半は大きいことを統一してやろうというなかで技術的なミスもあったが、裏ではなくて足元にボールを蹴ってしまい繋がらずに相手の攻撃を受けてしまった。ゴール前でDFは揃っていたが相手の数が少ない選手にやられてしまった。前節から引き続きゴール前での守備、相手に対して自由を与えないということをやらなければいけない。4失点目は相手にフリーで打たれてしまったので改善が必要」

――DFは揃っているがマークが出来ていない原因について
「人任せにしたりはっきりとマークをつけきれなくなったり、曖昧になっている。単純にボールに寄せに行くことが大切」

――裏をとられてしまったが仲間とどんなことを話し合ったか
「今回は3バックに挑戦してみて、なるべくウイングバックを前に出して後ろはスライドという形を意識していたが、何回か裏をつかれたシーンはスライドができていなかった」

――次節への意気込み
「後がない。なかなか勝点が積み上がっていかない中で自分たち一人ひとりが駒大のサッカーとはどういうことなのか、駒大の理念を再確認してやるべきことを徹底して全員で勝利に向かって頑張っていきたい」

◆欠畑魁星 (商2)

――今日の試合を振り返って
「3試合やって1試合も勝てていない状態で、ここで勝たないと降格が見えてくるという状況で負けてしまった。僕自身もコーナーキックミスしたり、そこから退場者が生まれてしまったりした。自分自身のプレーを見せるというよりは、もっと駒大らしく走って戦えれば良い試合が出来たのかなと思う」

――前節に続いてのスタメン起用となったが心境は
「今週の練習では1回もスタメン組で出ていなかったのでスタメンではないのかなと思っていたが、試合当日に主務の方から連絡が来ていつもとは違うポジションで出ることになった。去年のリーグ戦で初めて出場した時と同じポジションだったので良いイメージはあった。もう少し(ボールを)落ち着かせられる場面を作れたらこんなに大差で負けることはなかったのかなと思う」

――前節から布陣が変更された中で意識したことは
「今年は去年よりも走れないと言われていて、その中で攻撃を1枚増やして少しでも点をとるという形だったが、それでも1点もとれなかった。勝ちたいという気持ちが足りなかったのかなと思う」

――監督・コーチから求められたタスクは
「僕はいつもボランチをやっており、裏とか足元にパス出したりセカンドボールを拾ってつないだりするポジションだが、今日は2列目からどんどん裏抜けて時間作って周りのオーバーラップを助けるポジションだった。今日、深井コーチには『試合の中で違いを見せろ』と言われていたがそれを上手く体現出来なかったと思う」

――次節に向けて
「1節目から『次勝とう次勝とう』と言い続けてきて1回も勝ちがないので、本当に次出ても出なくても死ぬ気で試合に臨みたい」

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