サッカー部

DATE:2023.05.04サッカー部

1失点に泣き、今季初黒星を喫する

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多くの出場機会を得ている佐藤大(撮影:赤川理子)
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左サイドで安定的な活躍をしている篤

JR東日本カップ2023 第97回関東大学サッカーリーグ戦 第4節・作新大戦が4月30日に開催された。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

スコア
駒大 0-1 作新大
得点者
20分 [作]野邊 滉生

メンバー
ポジション背番号氏名
GK 22 永田 陸[2年=大成高]
DF 3 小針 宏太郎[4年=鹿島Y]
4 坂田 陸[2年=岡山学芸館高]
27 平山 歩夢[2年=広島県瀬戸内高]
MF 5 篤 快青[4年=広島県瀬戸内高](→68分 26 松村 大也[3年=浦和Y])
6 欠畑 魁星[3年=盛岡商高]
8 木村 匡吾[1年=岡山学芸館高] (→3分 18 佐藤 大晴[2年=名古屋U-18])(→68分 2 藤田 和也[3年=長崎総科附高])
2 藤田 和也[3年=長崎総科附高])
10 小島 心都[4年=湘南工科大附高]
14 後藤 康介[2年=相洋高]
FW 9 鈴木 心月[3年=三浦学苑高](→68分 13 﨑山 友太[3年=米子北高])(→89分 23 今井 拓人[1年=岡山学芸館高])
19 松本 ケン チザンガ[4年=浦和東高]
SUB GK 1 亀井 一起[1年=長崎総科大附高]
SUB DF 15 飯田 晃明[3年=丸岡高]
SUB MF 17 仁科 星哉[2年=神戸U-18]
SUB FW 29 佐藤 智隆[4年=浦和南高]

第4節の相手は作新大。2戦連続の雨天の中、3連勝を目標に挑んだ一戦であった。

試合開始早々にアクシデントが起こる。3分、木村が相手選手との接触により負傷交代。相手にセカンドボールを拾われ、なかなか前に出られない展開の中試合は動いた。20分、相手の細かなパス回しからゴール前で隙をつかれ失点。これで駒大は4戦連続先制点を許すこととなった。前半、駒大はコーナーキックを6本獲得するが、相手に阻まれる。駒大らしいプレーができないまま前半を0-1で終える。

何としても1点が欲しい駒大だったが、前に出すボールをことごとく拾われ苦戦を強いられる。68分、駒大は3人の交代に踏み切る。後半も前半同様相手の守備に阻まれる展開が続く。小島、松本を中心にゴールを狙うがゴールキーパーに止められる。1点が遠かった駒大。得点できず、0-1で試合を終えた。

次節は5月14日、青学大との一戦となる。

◆秋田浩一監督

――今日の試合を振り返って
「残念でしたね。残念だしがっかり、寂しいという感じ。がっかりした」

――4試合連続先制点を取られているが
「ちょっと理由がよくわからない。本人たちにはそういうふうにしないようにと言っているのだけどやっぱりなっちゃうっていうのは、何かが足らないかダメなのか。もしくはスリーバックがあってないのか。いつも考えるけどそんなこというとまた自信がつかなくなっちゃうのでなんとかこれで続けるしかないと思う」

――駒大らしい前で作るプレーが出来ていなかったが
「ボールに行けない。行けないというのはボールに愚直に行く選手がいない。誰かが行ってくれるのを待っている。自分からボールに行ったりボールを呼んで走ったりっていう。みんな走らされている。なんとなくボールが出ていやいや行っている。飛んできたボールを俺に当てろというようにやっているようには見えない。例えば松本。ボールは入ってくるけどよし俺のところに出せ、勝ってやるみたいなのは感じられない。だから今日はやらされているサッカーだった」

――途中3人選手交代したがその理由は
「選手を再検討したかった。点数取れるやつを。松村っていうのは初めてだけどスピードがあって早めに1本ビッグチャンスを左サイドで作った。今井は得点能力がある。今日は短い時間だったからあれだったけど点数を取れる」

――次節に向けて
「次節は絶対勝たないといけない。これからは落とせないと思うのでこれからは調子いい人、やってくれる人。今日までは期待を込めた人もやってくれるのではないかな、これで変わってくれたらいいなって思ってやってきたけど再来週の青学戦からはやれる選手、戦える選手たちでやっていかないといけないなと思う。ちょっとしんどくなってきたけど、まだ前期なので勝ち続けていけばまだ可能性はある。やるしかない」

◆小針宏太郎(経4)

――今日の試合を振り返って
「ここ3試合で先に失点しているのがチームの現状であった中で、今日も木村のアクシデントがあり、もう一回立ち上がりしめて入ろうとなったが先に失点してしまったのはそういう課題を克服できてない今日の敗戦につながった1番の要因だと思う。取り切るべきところで取りきれなかったのがこうやってズルズル0-1の状態で最終的に1点も取れずに負けてしまったので後ろの立ち上がりの集中のとこや決め切る部分などの課題としている部分がそのまま試合の結果に直結してしまった」

――4試合連続先制点を取られて負けたが
「ディフェンスとして失点をゼロにしなければいけないポジション。先制点を4試合連続でしてしまっているのはディフェンスとして頂けないし、キャプテンをやらせてもらっている以上駒大が上に行くためには失点は減らしていかないことには始まらないと思う。ディフェンスとしでもそうですし、チームのキャプテンという自覚を持ってもっとチームにゆるい雰囲気を作らないような姿勢が必要だった」

――先制点が入った後から声出しが多くなったがその理由は
「先制点を取られてしまったことには変わらないので落ちるのではなく実際に今まで先制点3試合とられた中で追いつき、逆転してきた3試合だったので点を取れるからしっかり攻めてきてほしいっていうチームを落とさないポジティブな声掛けを意識した」

――相手のガードが固く駒大らしい前に出すサッカーが上手く行ってなかったが
「駒大のサッカーというのをブレずにやってきていることなので相手が対策してくるのは分かってはいるがその対策をしている中でこのサッカーをやり切るっていうことは駒大がこれから上に行くために必要なことですし、逆にそこで上手くいかないのであればミドルシュートであったりサイドに散らしてクロス取ったり、そういう今まで上手くいっていたことが上手くいかないときのチームとしての戦術の幅だったりそういうのがまだなかったことが点取れなかったことに繋がった」

――次節に向けて
「昇格、優勝目指していく中で、切り替えてやっていくしかない。次の青学戦では必ず勝ち点3つかんで後ろはしっかりゼロで抑えて必ず勝ちたいと思う」

◆今井拓人(経1)

――今日の試合を振り返って
「出場時間が短かったが、決めるところとかもっとやれたなってところが多かった。やっぱりまだまだこの関東リーグの基準に追いつけていないのでまた来週からしっかりやっていきたいと思う」
――プレーに積極性があったが
「とにかくチームのみんなに迷惑がかからないように。1年生なので泥臭くプレーして、とにかくどんなボールにも絡んでいこうという意識はあった」
――交代を告げられた時の心境は
「後半の真ん中ぐらいからずっと意識していて、出たらやってやろうっていう気持ちで体を作っていた。呼ばれたときは緊張よりもやってやろうという気持ちが強かった」
――次節に向けて
「次節もこういう風にチャンスをもらえる機会があれば、次は結果でしっかり自分の価値を示したいと思う」

(執筆者:赤川理子)

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