サッカー部

DATE:2023.07.22サッカー部

1年生2人のゴールで首位立正大に勝利

JR東日本カップ2023 第97回関東大学サッカーリーグ戦 第10節・日体大戦が7月16日に開催された。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

230722_1-1
先制点を挙げた今井が仲間と喜びを分かち合う(撮影:山谷駿太)

スコア
駒大 2-1 立正大
得点者
46分 [駒]今井 拓人
54分 [立]榊原 杏太
86分 [駒]亀井 大和
表全体の見出し
スタメン
ポジション背番号名前
GK 22 永田 陸[2年=大成高]
DF 3 小針 宏太郎[4年=鹿島Y]
4 鷹啄 トラビス[4年=市立船橋高]
18 小林 栞太[2年=鹿島Y]
20 亀井 大和[1年=滝川二高]
MF 7 﨑山 友太[3年=米子北高]
10 小島 心都[4年=湘南工科大附高]
14 浅倉 勇翔[2年=相洋高]
23 今井 拓人[1年=岡山学芸館高]
FW 17 加茂 隼[1年=駒大高]
19 松本 ケン チザンガ[4年=東浦和高]
サブ
GK 1 古屋 潤一[3年=高川学園高]
DF 5 篤 快青[4年=広島県瀬戸内高]
13 奥野 奨太[2年=高川学園高]
16 福田 隼士[3年=滝川二高]
MF 2 藤田 和也[3年=長崎総科附高]
6 欠畑 魁星[3年=盛岡商高]
15 松村 大也[3年=浦和Y]
24 積 歩門[1年=神村学園高]
FW 12 佐藤 智隆[4年=浦和南高]
選手交代
73分 﨑山 友太→積 歩門
77分 松本 ケン チザンガ→奥野 奨太
83分 加茂 隼→佐藤 智隆

第10節の相手は立正大。現在リーグ首位を走るチームとの一戦だ。

駒大はFWにリーグ戦初出場となる1年生の加茂を起用した。前半は、松本・加茂を中心に積極的なプレスでタイミングを伺う状況。立正大の繋ぐプレースタイルや守りの堅さをなかなか崩せず、攻めきれない。前半駒大はシュート数3本、相手もシュート数1本と、膠着状態のまま0-0で前半を終了した。

試合は後半開始後に動いた。46分、駒大が右サイドからのスローインを獲得。このボールに反応した加茂が左サイドに走る今井へのアシスト。今井がゴールキーパーの死角から冷静に打ち込み得点し駒大が先制する。54分、相手の細かなパスさばきが光る。DF陣を交わして抜け出した速さのあるボールは駒大ネットを揺らした。試合は1-1の振り出しへ戻る。勝負が決まったのは86分。相手DF・GKに阻まれたボールを亀井が押し込み得点。これが試合終了間際の決定打となり、勝利した。

次節は7月23日、順大との一戦となる。

◆秋田 浩一監督

――今日の試合を振り返って

「暑い中頑張ってなおかつ勝利できたので良かったと思う。トップのチームなので勝てたのは大きいと思う」

――昇格争いする中で大きな1勝となったが

「まだまだ残り多くの試合が残っているが、トップのチームなので、上位相手に勝てたことは勝ち点3以上の価値があって本当に良かったと思う」

――相手の細かく繋ぐサッカーに対しての対応は

「怪我人が多く苦しい状況だったが、徹底してやることと、ハードワークをするっていうことを大前提でそういう人たちをたくさん使った」

――加茂と今井の先発起用理由は

「点数を取らないと勝てないので今日は。点数を取るために2人を起用した。とてもよく頑張ってくれたと思う」

――次節に向けて

「次節も、上位との対戦となるのでぜひ勝ちたいと思うので、それに向けてしっかり準備をしたい」

◆小針 宏太郎(経4)

――今日の試合を振り返って

「相手が繋ぐサッカーっていうのは分かっていたので、プレスの効き方などは1週間準備をしてきた。前半の序盤はうまくいかなかったが試合が進むにつれてだんだんチームで連動してはめ方や守り方を徹底してできたので守れるシーンは多かった。だが、一瞬の隙から失点してしまったのでDF陣として改善しなくてはいけないと思う。今日は1年生2人が点を取ってくれて、1年生に助けられたなという感じ。もっと上級生が結果を出してチームを牽引していかなければならないと思う」

――先制直後に失点する形となったが

「相手の18番(榊原杏太)がポジションチェンジで逆サイドまでフリーで入ってくるのは事前にスカウティングで分かっていたが、ボールの寄せや一瞬の緩く入ったところが甘く失点に繋がってしまった。バイタルエリアでのプレスの強度を追求していかないと失点は減らないと思うので徹底して次節以降やっていきたい」

――次節に向けて

「優勝するために今日の試合は絶対に負けられなかったので。この試合に勝ったからこそ、次やその次もより大事になったと思う。優勝という目標を達成するためにも、ひとつひとつ勝ちを積み重ねていきたい」

◆加茂 隼(営1)

――今日の試合を振り返って

「1年生ながら、今日がデビュー戦となったがチームのためにプレスで走って少しでもチームの力になることを意識した。個人としては、前後半に1度ずつ決定機あったが決めきれずチームが苦しい状況になったので決めきることができれば脅威になれる選手になれると思う」

――リーグ戦初スタメンを伝えられた時の心境は

「怪我人が多く、自分も出場できるチャンスがあると思っていたので2週間前ぐらいの練習から上を意識して取り組んでいた。出場したらチームの力になれるように準備はしていた」

――相手に対して意識していたことは

「相手は繋いでくるチームで、アミノバイタル杯でも準優勝という結果を出した実力のあるチームだったが、迫力あるプレスをして前線でボールを奪うことができたので良かったと思う」

――次節に向けて

「また試合に出場できる機会があれば、しっかり得点して、FWとして脅威のある存在になりたいと思う」

(執筆者:赤川理子)

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