サッカー部

DATE:2024.05.27サッカー部

守り切るも無得点...「連勝することを目標に...」

JR東日本カップ2024 第98回関東大学サッカーリーグ戦 第6節・東洋大戦が5月25日に開催された。結果とメンバー(駒大のみ)は以下の通り。

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2連続スタメンの田邉(撮影:森山蒼斗)
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ゴール数チーム1位の鈴木
スコア
駒大 0-0 東洋大
メンバー
スタメン
ポジション背番号名前
GK 1 古屋 潤一[4年=高川学園高]
DF 5 飯田 晃明[4年=丸岡高]
6 小林 栞太[3年=鹿島Y]
14 後藤 康介[3年=相洋高]
27 平山 歩夢[3年=広島瀬戸内高]
MF 7 浅倉 勇翔[3年=相洋高]
10 﨑山 友太[4年=米子北高]
20 仁科 星哉[3年=神戸U-18]
24 田邉 望[1年=岡山学芸館高]
FW 9 鈴木 心月[4年=三浦学苑高]
18 渡邊 幸汰[2年=東北学院高]
サブ
GK 21 亀井 一起[2年=長崎総科大附高]
DF 3 福田 隼士[4年=滝川二高]
8 池田 健将[1年=鹿島Y]
29 松永 浩弥[4年=武蔵越生高]
12 亀井 大和[2年=滝川二高]
MF 13 奥野 奨太[3年=高川学園高]
15 江川 楓[2年=広島瀬戸内高]
23 松原 智[2年=駒大高]
FW 17 今井 拓人[2年=岡山学芸館高]
選手交代
59 仁科 星哉→福田 隼士
59 田邉 望→松原 智
59 渡邊 幸汰→今井 拓人
68 小林 栞太→池田 健将
86 﨑山 友太→亀井 大和

 第6節はアウェーの地で東洋大との対戦。前半開始早々駒大は崎山を中心として左サイドから攻める場面を多く作る。決定的な場面は作れないものの相手陣内で攻める時間が続く。そんな中9分ビッグチャンスを迎える。右サイドからのコーナーに飯田が頭で合わせ枠内にシュート。これは相手ゴールキーパーのビックセーブに合う。20分辺りから流れが東洋大に傾き始める。東洋大に右サイドをうまく使われ、決定機を作られる場面が目立つ。この攻めに対して古屋と飯田が好セーブ。相手のペースのまま前半はスコアレスドローで折り返す。

 後半もスタートから相手のペースが続く。守備陣が上手く相手を挟み込みボールの奪取に成功。しかし、駒大の強みであるロングボールが上手く活かせず攻撃にうまく繋げることのできない時間が続く。この流れを変えるため、59分に選手交代をする。大胆にも右サイドの選手を両変えした。変わって入った福田と松原は最初試合観に上手く入ることができず、相手は前半とは変わって左サイドから攻める機会を増やす。だが70分ごろからは相手の攻撃にも慣れ上手く相手の攻撃をいなし、攻撃の機会を作る。90分以降は相手陣内でプレーする時間が増えポゼッション率も上回る。最後まで得点することはできず後半も終了。アウェー地で勝点1を分け合う結果となった。

次節は6月1日(土)に東国大との一戦となる。

◆秋田 浩一監督

――今日の試合を振り返って

「残念ですかね、勝ちたかった」

――守備の時間が多かったがどのような声かけをしていたか

「想定内だった。ボールを回される時間が多いかなと思ったが、思ったよりボールをキープされていた。だか、長いボールが後半多かったので守りやすかったのかなと思う。ドリブルもそこまで仕掛けてこなかったし、相手も熱くて疲れてきたのもあるかもしれない」

――3人早いタイミングで交代した意図は

「まず勝負なので勝ちたかった。向こうサイドのディフェンスは攻撃は上手いが、映像を見ていた限りではドリブルがそこまで強くない。分からないが。松原は自分が選んだなかで1番ドリブルがいいからそこでばらせると思ったから。今井に関してはシュート力で1点取りたかった。うまく出てしっかりボールに収まれば1点取れた。スピードもあるから」

――次節に向けて

「勝つことを大前提に。勝てるように頑張りたい」

◆鈴木 心月(仏4)

――今日の試合を振り返って

「立ち上がりは前回の筑波大戦のような、自分たちの入り方で前からいけた。試合終盤になってから、自分たちのいいところややるべきことを監督からの指示もあったがもっとやらないといけないと感じた」

――我慢の時間が長かったと思うが、主将としての声かけは

「暑いなかでもあり、相手が上手いと言うことも分かっていた。全体の声かけはしないといけないなと感じたが、立場としても自分がもっと引っ張っていかないといけないと思った」

――主将であり攻撃陣だが、得点がなかったことについて

「前回と比べたら全然駄目だったと思う。自分たちの強みである前からのプレースタイルやクロスボールの入り方がうまくいかなかったことが1番大きい」

――アウェイでの結果をどう捉えているか

「アウェイなので相手が有利だとは思うが、前期と後期で2回戦ある。勝ちたかったが引き分けでまだよかった」

――次節に向けて

「この連戦は本当に大事だと思っている。もっと自分たちから主体的に発信して練習中や試合中の声かけをし、もっと自分たちの強みを出して連勝することを目標にしてやっていく」

◆飯田 晃明(地4)

ーー今日の試合を振り返って

「前節筑波大に勝って、2連勝しようとチームで話していたので、そこで勝ちきれなかったのは自分たちの次の課題だと思うが、負けなかったことはひとつの成長だと思う」

ーー今日の試合は守備の時間が多かったが、CBとして意識していたことは

「相手の方が自分たちより上手いので、絶対守る時間は長くなるとチームで話していた。そこで点数を決められずに守り切れたことは自分たちに自信を持っていいかと思うが、守り切った後のカウンターなどで点数を決めないとああいった苦しい時間が続く。もう少しチームで修正していきたい」

ーー前半は右サイド、後半は左サイドから攻められる場面が多かったがラインをどのように整えようとしたか

「後半は自分たちの右のラインが2人とも変わってしまい、そこが試合に入れてなくて難しい感じでやられていたが、焦らさずにまずは点数を決められるように守り切ろうというふうにやっていた。そこはもう少し入った時にできるように試合前から修正しないといけないと思う。だが、もう少し全員で話していけたらと思っている」

ーー次節に向けて

「まずは勝負にこだわって、負けないと言うところを全体で意識して、個人としてはゼロで抑えることと得点を決められるように頑張りたい」

(執筆者:千種大喜)

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