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DATE:2024.11.20サッカー部

リーグ最終節、強豪筑波大に1点届かず11位で幕を閉じる

JR東日本カップ2024 第98回関東大学サッカーリーグ戦 第22節・筑波大戦が11月17日に開催された。結果は以下の通り。

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チームに声をかけ続けた飯田(撮影:安部宗太朗)
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攻めの姿勢を崩さない﨑山
スコア
駒大 0-1 筑波大
得点者
75分 [筑] 田村 蒼生

リーグ戦最終節。対戦相手は第5節で駒大が勝利を収めた筑波大だ。4年生にとっては最後の試合となり期待が高まる。

試合開始。前半から駒大、筑波大ともに積極的な攻撃を見せるも、得点には至らない展開が続く。しかし後半31分、筑波大のキレのあるカットインからサイドネットに突き刺され、失点を喫する。その後も両者譲らない展開が続くも、得点を奪うことはできず試合終了。

快晴の空の下、4年生にとっては集大成となる最後の試合で粘り強さを見せるも、一歩届かず無念の敗戦となった。
昨シーズン、最短で1部復帰を遂げ2年ぶりの1部で強豪校を相手に戦い続けた今シーズンの駒大。最終順位は11位で幕を閉じた。

◆秋田浩一監督

ーー今日の試合を振り返って
「今日はシーズン最後だったので、それなりに頑張っていたのではないかと思う。筑波大が力を抜いてくれたのかもしれないが、点数を取れないし、勝ちきれないし、シーズンを象徴するようなゲームだった。でも先週から個人個人は吹っ切れたのかもしれないが、それなりに頑張ってやっていたと思う」

ーーリーグ最終戦だったが試合前に選手たちにどんな話をしたか
「4年生は大学最後の試合なので、駒大でサッカーをやってよかったというゲームをしてほしい。在校生にはこのチームで戦ってきた人たちの思いも込めて、必ず1部に復帰できるようなゲームをしてほしいという話はした」

ーー1点を追いかける展開となったがどのように見ていたか
「追いついてほしいと思っていた。それで前の方をたくさん変えた。キャプテンも含めた4年生を最後まで使ってやりたいという思いもあった。でも、やはり同点に追いつく方がこの子たちにとっては多分大きいかなと感じた。しかし最後まで点数を取りに行ったので、それは良かったと思う」

ーー今年1年間を振り返って
「やはり勝ちきれなかったし、本当にもったいないところで失点したり、特に立ち上がりと終わりに失点することが多かった。そういうコンセントレーションというか集中力も含めた今の体質になっていると思う。それもこれから直していかないといけないと思う」

ーー来シーズンに向けて
「ぜひ1年で1部に復帰したい。するように努力したいと思う」

◆鈴木心月(仏4)

ーー今日の試合を振り返って
「前半から相手にボールを持たれる状況が多く、自分たちは守備を基本としたサッカーだった。それでも焦らずに試合前のミーティングでは全員で守備に入って、その後に攻撃しようという話を何回もした。それに関してはうまくいったなと思った」

ーー試合の前後ではチームにどんな声かけをしたか
「入る前は、まず守備から自分たちがしっかりやってその後に攻撃に入ろうと言っていた。しかし、所々来たチャンスを決められなかったのが悔しかった。1年間の試合をやってきた中で、今回自分たちは攻撃が多かったので惜しい試合だった。そういうところをもう少し突き詰めてやっていけば、もっとうまくいったのかなと思う」

ーー1年間主将を務めてどうだったか
「リーグ戦が始まってから1年間通して、最初は勝てずにどうしようと悩んでいたが、やはり徐々にうまくいく時もあれば悪くなる時もあった。後期に関しては惜しい試合が増えて、そこで勝ちきれないことが自分も含めて、4年生たちの力不足だと感じた。しかしそれを引っ張るのが自分なので、その部分に関しては少し悔いが残るように感じる。最後の試合は降格は決まっていたが、その中でも監督は前向きに自分たちのすることをしっかりやって今日は笑って帰れるように勝とうと話していたので、監督の言葉には助けてもらっていたと思っている。そういうことが良かったのかなと思う」

ーー後輩へのメッセージ
「去年、2部優勝をして今年から1部に上がったが、また2部に落ちてしまい本当に申し訳ない気持ちがある。監督の言葉を大切にして、これからも駒大の伝統のあるサッカーを続けてほしい」

◆﨑山友太(G4)

ーー今日の試合を振り返って
「前半はディフェンスをする時間が長く、失点をしそうな場面もあったが、みんなで耐えて抑えて、後半でチャンスにしようとした。良い流れではあったが勝ちきれなかった。4年生の最後の試合だったので、なんとか勝ちきろうと思っていた」

ーーリーグ最終戦だったがチームはどんな雰囲気だったか
「最初はどんよりした雰囲気だったが切り替えた。今日の試合は西が丘でできるということで、なんとか勝って終わろうと思っていた。チームは良い雰囲気だったと思う。連敗が続いて苦しい時期もあったが、どうにか点を取ろうとした」

ーー1点を追いかける展開となったがどのような思いで挑んだか
「失点してしまって雰囲気が落ちそうだったが、まだ試合は終わっていなかったし時間もまだあったので、とりあえず点を取り返そうという話をしていた」

ーー今年1年間を振り返って
「悔しい結果になってしまった。監督も最後だったし、絶対いい結果で終わろうと思っていたが降格してしまい何も残せなかった。しかし4年間サッカーをすることができて楽しかった」

ーー後輩へのメッセージ
「今年は後輩に伝えられた部分はあった。来年は1年で1部を決めて、総理大臣杯では全国に出られると思うので、そこで優勝に達することができるように頑張ってほしい」

◆藤田和也(市4)

ーー今日の試合を振り返って
「自分たち4年生にとって最後の試合だったが、相手は筑波大で、相手もたくさん点を取らないといけない状況だった。自分たちは最後はどんな結果であっても走りきることをやっているが、自分は最後に足をつってしまった。しかし自分は走りきったつもりだった。やはりこの1年を振り返って後悔することが多かったなと思った」

ーーチームが苦しい時期をどのように乗り越えたか
「インカレを狙える条件があったが、負けが続く中で多少チームの雰囲気も落ちてしまった。4年生が最後ということもあり、練習では4年生で盛り上げながらやったが、やはり今年はなかなか結果がついてこなかった。最後の最後で逆転負けすることが多く悔しい。そのことで4年生で話し合ったりもした。監督もよく言っていたが、勝負ごとだから勝ち負けはあるから、一生懸命やればいいのでただがむしゃらに、もう過去は過去なので前を見て頑張っていきたいと思う」

ーー1点を追いかける展開となったがどのような思いで挑んだか
「今年は劣勢になることが多かった。慣れてると言ったらおかしいが、そんなに落ち込まずにプレーができたかなと思う」

ーー今年1年間を振り返って
「降格という最悪な結果で終わってしまった。キャプテンや主務や副務をはじめ、自分たち4年生は悔いなくやれたのかなと思う」

ーー後輩へのメッセージ
「1年で絶対1部に戻ってきてほしい」

執筆者:直井琴花

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