学生がSDGs国際交流イベントで第1位を獲得
2025年2月21日、台湾・台南市で開催された日台の学生によるSDGs国際交流イベントのプレゼンテーション大会において、本学経営学部の学生の提案が第1位に輝きました。
このイベントは、異文化交流とSDGsの実践を目的とし、台南市の魅力を伝えることをテーマに実施されました。日本と台湾の大学生が4つのチームに分かれ、台南市のプロモーションビデオを制作するワークショップに取り組みました。
本学からは、宮 彩乃さん(経営学科2年・愛知県立千種高等学校)、海老原 真扇さん(市場戦略学科2年・茨城県立取手第一高等学校)、須長 実生さん(市場戦略学科2年・千葉県立薬園台高等学校)の3名の学生がこの企画に参加しました。
2月22日には台南市長が会場を訪れ、台南市の方向性を話しました。同日、日本からの訪問者7名による講演が行われ、その中には 小野瀬 拡 経営学部教授の講演も含まれていました。
そして23日がプレゼンテーション。駒澤大学と義守大学の学生のチームのは台南の古き良き伝統文化と新しさをSDGsと結びつけ、台南ブランドの価値をより高めることを提案しました。このプレゼンテーションと広報動画が第1位に選ばれました。
異なる言語や文化を持つ学生たちが協力しながら取り組む中で、さまざまな困難もあったようです。宮さんは「海外の大学生と価値観をぶつけ合える機会は貴重であり、私にとって大きな学びとなる素晴らしい経験でした」と感想を述べました。
全体を通して、「台南の伝統文化や環境・情報技術、そして何より人の温かさを実感しました」と須長さんは語ります。また、海老原さんは「今後は海外の方ともっとかかわり、語学力を磨いていきたい」と今後の抱負を語りました。
今回の企画に参加した学生たちが制作したコンテンツの活用については、台南市政府で検討が進められていきます。
(H.O.)