グローバル・メディア・スタディーズ・ラボラトリ公開研究会(社会人ゼミ)2020年度後期第2回のお知らせ

Date:2020.10.21
Zoom
開催
2020,10,25

2020年度後期は「社会変動のなかの国家・民族・マイノリティ」と題して、社会変動の大波のなかの国家と個人のかかわりを参加者を交え社会学的想像力を駆使して考察していきます。
今期は全5回を予定しています。学生、院生、一般のかたがたZoomでご自宅からお気軽に参加してください。

後期第2回
日時 10月25日(日)14:00~16:00
場所 Zoom
話題提供者 白水 繁彦 さん(駒澤大学GMSラボラトリ)
テーマ 戦争とプロバガンダ:東京ローズの人生~現代の魔女裁判?~
内容 対米プロパガンダに利用された日系二世の女性「東京ローズ」。太平洋戦争中、日本には多数の二世が留学や仕事のため滞在していた。彼らのなかには対米プロパガンダに「協力」させられている人も少なくなかった。なぜ Iva Toguri だけが「東京ローズ」とされ、これほど「有名」になり悲惨な後半生を歩むことになったか。ビデオ映像を素材にしてみんなで考えます。
キーワード:ハースト系スキャンダルメディア、マスヒステリー(モラル・パニック)、道徳起業家(煽動家)、魔女(フォーク・デビル)、国籍選択のリスク、二世間のアイデンティティの違い
参加手続き

どなたでも参加できます。
問い合わせなどは遠慮なくメールをください。

参加方法や会費等の詳細をお知らせします。

shiramizus(a)gmail.com ※(a)を@に変更してください。

今後の予定
第3回 11月15日(日) 小宮 まゆみ さん「太平洋戦争下の日本における敵国人抑留をめぐって」
第4回 11月29日(日) 白水 繁彦 さん「太平洋戦争下、米国の日系人抑留と二世 F.コレマツの訴訟」